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From;西村剛
八丁堀の事務所より、、、
日本株の上昇は、ホンモノか?
ここのところ
順調に見える日本株ですが・・・
その裏で、私は不安を感じています。
それは、あなたに「暴落の可能性がある」と
先日伝えた経緯があるからではありません。
また、日経平均株価上昇の裏で
新興市場が下落トレンドだという話をしたからではありません。
つまり、私は自分の発言を
単に通したくて、上昇する株価の中で、
こんなことを言っているのではありません。
実は・・・
この株価上昇ですが、
非常に気になるデータがあるのです。
システムトレーダーたるもの、
私の感覚では言いません。
しっかりと、統計データに裏付けられた
非常に「気になるデータ」があるのです。。。
その気になるデータを話す前に、
昨日の株式市場を振り返りましょう。
昨日(2/16)の日経平均株価は、
2007年以来に終値で18,000円台を回復しました。
日経平均株価は、
前日比+0.5%の18,004円77銭、
東証マザーズ指数は-0.5%の
863.89ポイントで終了しています。
日経平均株価が上昇した要因は、
先週末に米国株式市場が上昇したからでしょう。
国内においては、
企業の決算発表が株価を動かす主な要因となっています。
ただし、、、
そこに大きなサプライズがあるわけでもありません。
だから、目先の株価はギリシャ動向と
米国株式市場の値動き次第だと考えられるでしょう。
さて・・・
ここからが、「気になるデータ」です。
そのデータとは、
私が日々チェックしている
【「株価位置(200日)が80%以上」の銘柄数】です。
昨日時点で「1140銘柄」でした。
この数字は、2014年末や、
2014年9月の水準と同程度です。
ということは・・・
今回の上昇トレンドが本格的な上昇トレンドでなかった場合、
株価は天井圏にあることを示唆する水準です。
ちょっと気になりますよね。
もし「天井圏」であったら、ここからが危険です。
ですが、、、
2013年のように本格的な上昇相場だった場合、
この銘柄数は2000銘柄を超える水準までいきます。
だから、今の水準ですと、
上昇トレンドの入り口に過ぎないとも言えるのです。
では、この上昇トレンドですが、
いったい、「短期的」「長期的」どちらなのでしょうか?
短期的であれば、今が天井圏で、ここからは下がるでしょう。
反対に、長期的であれば、いまは入り口にすぎず、
これからが本格的な上昇トレンドになるかもしれません。
では、その判断をどうすれば良いのでしょうか?
これについては、
私は「出来高」の増減で判断しています。
例えば、2013年の場合、
出来高がかなり大きく増加しました。
しかし、今回の上昇局面での出来高は、
それほど増加していません。
【「株価位置(200日)が80%以上」の銘柄数】や
この出来高を考慮すると、私はこの上昇トレンドは、
一過性にすぎないと考えているのです。
ただ、そうは言っても、
この株価の動きだけは、誰にも分かりません。
私たちシステムトレーダーにとって重要なのは、
このような株価の動きを予測することではなく・・・
やはり、このような局面で、
どちらのトレンドに向いても利益を上げられるように
売買ルールを準備しておくことですよね。
もしくは、この上昇が短期的でも
長期的でも、どちらでも利益を上げられるように
準備しておくことですよね。
仮に今回の上昇トレンドが短期的であった場合、
そのトレンドが崩れる局面では逆張りや押し目買いが機能します。
また、今回の上昇トレンドが長期的であった場合、
順張りが利益を牽引してくれます。
だから、ぜひこのような
どちらとも取れる状況のときには、
必ず両方の準備をしておきましょう。
どちらに株価が動いても良いようにしておくのが、
当たり前ですが・・・安定的に利益を上げるコツです。
でも、両方の準備というのは、
機関投資家やあなた以外の個人投資家にとっては
案外難しいものです。
しかし、、、
私たちシステムトレーダーは、
「逆張り」「押し目買い」「順張り」という戦略を使えば、
難なく利益を上げることができますよね。
ぜひ、こういった場面こそ、
私たちシステムトレーダーの素晴らしさを見せましょう!
だから、今から両方の準備をしておいてくださいね。

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西村 剛



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