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From;秋山大介
宇都宮の自宅より、、、
「まだまだ、やりたいことはたくさんある。
いくらでもありますよ、そりゃ。
未完成ですから、まだまだ。この名前のように・・・」
こんな言葉が、
最後の映像とともに、聞こえてきました。
その言葉は、
非常にカンタンに言っている言葉でしたが、
私は、後ろから鈍器で殴られたように
ズドーン・・・
ときました。
よくこの類で言われる言葉は、
「もう、やりたいことはやりつくした。だから解散します。」
というものです。
それが・・・
全く反対の言葉
「まだまだ、やりたいことはたくさんある。」
というものだったのです。
つい先日、、、
3週間の期間限定だから、
一緒に見に行こうよ!
と友人から言われ、この映画を見に行きました。
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そうです。
日本を代表するバンド・・・Mr.Childrenの映画です。
ただ、映画といっても、
ファンクラブ会員限定で行った、
Mr.Childrenにしては珍しいライブハウスでの映像でした。
でも、ライブハウスと言っても、
ゼップ札幌ですので、下北沢にあるような、
100人入るには、もう無理でしょ!みたいな規模ではありません。
おそらく、オールスタンディングなんで
1500人くらいは入るんじゃないですかね?
とにかく、アリーナツアーなどが多いMr.Childrenにしては、
キャパの小さい箱でやる、珍しいライブでした。
ちょくちょくお話ししたかもしれませんが、
私もオリジナルの曲を書いてバンドをやっていたので、
バンドサウンドは、ジャンルを問わず
大好きです。
それと、ものすご~くMr.Children好きというわけではありませんが。。。
いえ、コアなファンが多すぎるので、
あまり誰にも話さないようにしていますが・・・
私、けっこうMr.Children好きなのです。
なぜなら・・・
私にとって「衝撃」ばかりのバンドだからです。
中学生のとき、はじめて「Cross Road」を聴きました。
そのとき、思ったのが
「なんだ、このテンポの速い歌詞・・・」でした。
今は、歌詞を詰め込むためにメロディをなくしたラップがメジャーですが、
その頃は、ラップがメジャーでなかったので、テンポの速い歌詞は珍しかったのです。
おそらく、同じようなのは
サザンの桑田さんくらいでしたでしょう。
だからなのか、
後々、コラボして曲だしてましたよね。
そして次の衝撃・・・
「Everybody goes -秩序のない現代にドロップキック-」でした。
アコースティックギターをもって歌うバンドかと思いきや
いきなり、ロックになり、
「へ~、、、こんなのもできるの~」と衝撃を受けました。
ちなみに、
この曲は、先輩バンドががメタルバージョンにしてカバーしていたので、
それでも衝撃を受けました。
高校生にして、ミスタービッグを平気で弾いてしまう、
超絶ギタリスト、ベーシストがいるバンドだったので、本気でスゴかったです(笑)
次の衝撃・・・
それは、
「花-memento-mori-」でした。
これは、おそらく・・・
自分で曲を作ったりする人であれば、衝撃だと思います。
マニアックですが、
コード進行が心憎い(笑)
そして、あのギターソロの入り方・・・
マジヤバい・・・
私にとって、信じられない曲です。
だから、Mr.Childrenで一曲選べと言われたら、
私は、迷わずこの曲を選びます。。。
ちなみに、映画の中で、
桜井さんが、唯一ピンで、この曲を弾き語りをしてました。
どうやら、桜井さんも、この曲に何かがあるようですね。
そして、次の衝撃は、
あっ、ずいぶん前の衝撃を一つ忘れていました。
「名もなき詩」
これは忘れてはいけませんね・・・
これも歌詞の詰め込み方に驚きました。
全ての歌詞が、頭じゃないんですよね。
くいながら入るんですよ。
あっ、専門用語で意味不明ですよね。
何にしても、
それまでの日本語の歌の常識を打ち破りました・・・
それで、次の衝撃・・・
「光の射す方へ」
これはスゴかった、、、あのサビへの入りが最高です。
ブレイクを入れてサビに入るのですが、
変調のようなこともするので、何だか何だか、口では説明できないスゴさでした。
とにかく衝撃でした。
とま~。。。
私の衝撃ばかりを話しても仕方がないのですが、
そして、私の楽器をやっていた人目線の話をしても仕方がないのですが・・・
こう見えても、4歳からエレクトーンを始め、
23歳までの約20年間、真剣に音楽と向き合っていたのでお許しくださいませ(笑)
そんな話は置いておいて、、、
この衝撃が連続のMr.Childrenですが、
よくよく考えると・・・という話があるのです。
それは。。。
「ミスチルの安定感」です。
Mr.Childrenは、どのアルバムをとっても、
どのシングルをとっても、それほど大きな違いはありません。
正直、似た曲と言っても良いかもしれません。
曲調が大きく変わるわけではないですし、
アレンジが変わるわけでもありません。
とにかく、ファンが求めるMr.Childrenへの
「期待を絶対に裏切らない」
のです。
ファンからすれば、
「ミスチル、最近変わったよ・・・」
ではなく、
「そ~、これがミスチル。やっぱ最高!」
という言葉が出る感じです。
ということは・・・
ファンでない人間からすれば、
単なる「似た曲」を歌い続けているバンドです。
もし、あなたがMr.Childrenファンでなければ、
「いつも、こんな曲の人だよね」で片付けられると思います。
でも・・・
私の衝撃の連続が示すように、
Mr.Childrenは、進化を続けています。
だから出てきた言葉が、
「まだまだ、やりたいことはたくさんある。
いくらでもありますよ、そりゃ。
未完成ですから、まだまだ。この名前のように・・・」
だったのでしょう。
きっと、彼らは、一気に進化するのではなく、
周囲には分からないくらい、一歩ずつ進化しているのだと思います。
何でもそうですが、
「進化を止めた瞬間、訪れるのは退化」です。
だから、彼らは進化を止めないので、
もうデビュー21周年を迎えるほどの日本を代表するバンドになったのでしょう。
そして、その進化の根本は、
「まだまだ、やりたいことはたくさんある。」
という探究心なのでしょう。
ちなみに、この話、誰かに似ていると思いませんか?
ですね、、、
カンの良いあなたであれば、もうお分かりでしょう。
斉藤正章さんですね。
斉藤さんも、いまだに「逆張りの人」と言われますが、
有名になった逆張りをいまだに使っているわけではありません。
その逆張りは進化を続けています。
同時に、そんな一つの戦略の話ではなく、
システムトレードに関して進化を続けています。
おそらく、斉藤さんの進化も
知っている人でない限り、全く分からないですよね。
でも、10年以上も勝ち続けているには、
やはり、こういう理由があるのでしょう。
「進化」
これは、本当に重要なことですよね。
■追伸.1
ちょうど良い「順張り」がないあなたへ、、、
私が独自にインタビューを重ね、斉藤正章さんの
順張り戦略などを限りなくホンモノに近く再現しました。
その逆張り戦略は、このレポートに書かれています・・・
■追伸.2
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