[保存版]配当利回りの高い銘柄を探す方法



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From;平山修司
八丁堀の事務所より、、、

 

「配当利回りが10%を超える銘柄があって、
魅力的なのだけれども、平山さんはどう思う?」

先日、このような質問をいただきました。

 

来週から3月を迎え、
より春めいていますが・・・

私たち投資家にとって、
3月は、春がどうこうよりも、、、

「配当金の権利取り」

の季節といってよいでしょう。

 

そんなこともあり、
先日、先ほどの質問をいただきました。

ちなみに、、、

その方が配当利回りを確認したサイトは
こちらです。

 

【Yahoo!ファイナンス「配当利回りランキング」 】
http://info.finance.yahoo.co.jp/ranking/?kd=8&mk=1&tm=d&vl=a
(『配当利回り(会社予想):株式ランキング – Yahoo!ファイナンス』より引用)

 

確かに、このサイトで確認すると、
配当利回りのトップは「9747 アサツー ディ・ケイ」です。

 

なんと約17%!!!!

非常に高いです。

 

アサツー ディ・ケイといえば、
大手の広告代理店で、
ご存じの方も多いかと思います。

株式投資の経験の長い方だと、この利回りを見ると、
直感的に「あれっ!?」と感じる異常な利回りです。

 

そこで、アサツー ディ・ケイのホームページを見てみると、
以下のニュースが掲載されていました。

【アサツー ディ・ケイ IRニュース】
https://www.adk.jp/wp/wp-content/uploads/2015/02/df8a98f04da6e3334bee9cd832c6611f.pdf

 

これを見ると、

「1株につき561円(内訳:普通配当35円、特別配当526円)」

と書かれています。

 

実は、配当利回りでは、
この「特別配当」に注意しなければなりません。

この特別配当は文字通り「特別」の配当です。
基本的には今回だけ加算されている配当です。

つまり、この特別配当を差し引いた配当利回りで考えると、
配当利回りは「約1.3%」と低くなってしまいます。

次回以降の配当では、
特別配当が出るとは限りません。

 

だから・・・
約17%の配当利回りは期待できないでしょう。

 

今回の「9747 アサツー ディ・ケイ」のように、
配当利回りが他の銘柄と比較して高い銘柄が
今後、表示された場合は、会社のIRページで配当に
「特別配当」が含まれていないかを確認しましょう。

なお、配当利回りはおおよそ1.5%位が平均的な水準です。

 

1.5%よりも高ければ、配当利回りは高いので、
高い配当利回りの銘柄を見つけるには、
1.5%以上ある銘柄を対象に検討すると良いでしょう。

 

ちなみに私なら、
以下の3つのポイントを重視して配当利回りの高い銘柄を選択します。

○1.平均よりも高い利回り
○2.安定した企業業績
○3.安全性の高い企業

 

まず、「1.平均よりも高い利回り」についてですが、
配当利回り3%以上の銘柄も200社以上あります。

3%以上としても、たくさんの企業が該当しますので、
まずは3%以上ある銘柄から探し出すことで、
高い配当利回りが期待できます。

 

次に「2.安定した企業業績」ですが、
会社四季報の売上と営業利益を見て、
売上と営業利益が大きく変動していない企業が良いでしょう。

過去の業績で、前年比2割以上、売上や営業利益が減少している企業ですと、
今後の業績も大きく減少する時期がやってくるかもしれません。

前年比で売上と営業利益が2割以上減少しているような企業は除外して、
なるべく着実に売上と営業利益が増加している企業を選びましょう。

着実に売上と営業利益が増加している企業を選ぶことで、
今後、安定した配当と増配期待も持てるでしょう。

 

最後に「3.安全性の高い企業」ですが、会社四季報の
「自己資本比率」を見て、自己資本比率が30%以上の企業を選びましょう。

なるべく、自己資本比率の高い企業を選ぶことで、
倒産リスクを避けることができ、
安心して、その銘柄を保有できます。

長期間安定した配当を受け取るためにも、
自己資本比率の高い企業を選びましょう。

以上の3点に注目してして、
配当利回りの高い銘柄を選んで下さいね。

 

また、この3点を満たすような銘柄を探し出すには、
楽天証券のスーパースクリーナーを使うと、
3点を満たすような近い銘柄を抽出できます。

 

楽天証券のスーパースクリーナーで

「配当利回り」の下限を3%以上、
「過去3年平均売上高成長率(予)(%)」の下限を0%以上、
「自己資本比率(%)」の下限を30%以上

 

以上のような条件を追加することで、
完全に上記3点を満たしている銘柄ではありませんが、
簡単に銘柄を抽出できます。

 

もし、あなたが楽天証券の講座をお持ちでしたら、
スーパースクリーナーを使って、
銘柄選びの参考に使用すると良いでしょう。

ぜひ、あなたも試してみくださいね。

 

 

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紫苑

2006年からシステムトレードを開始。最大DDは50%程度。システムトレードで1億の資産形成を達成し、2019年4月には、「300万円を1億円まで増やしたシステムトレーダーの軌跡」というテーマでセミナーを開催。 ここ数年は、イベントドリブン、OP、サイクル投資も手掛ける。「色々な意味」で後輩たちのリーダーや目標になるべく、日夜、「努力」をしています。
紫苑さんのブログ:紫苑の億トレへのシステムトレード+科学的裁量