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From;平山修司
八丁堀の事務所より、、、
「そろそろかな?」
「もう少しだな~。」
「残念、まだかぁ・・・」
と思いながら、最近、注視している銘柄があります。
その銘柄とは、
「7203 トヨタ自動車」
です。
私のことを良く知っている人なら、
「えっ」と感じるかもしれません。
なぜなら・・・
私は新興市場の銘柄を中心に銘柄分析をすることが多いので、
トヨタ自動車のような大型株の話しをすることは、
そうそう無いからです。
しかし、、、
新興市場の銘柄を分析していることが多い
この私がトヨタ自動車を注視しているには理由があります。
その理由とは、
「トヨタ自動車が上場来高値を更新しようとしている」からです。
トヨタ自動車は2007年2月27日に8,350円まで株価が上昇し、
そのときの高値が上場来高値として記録されています。
ちなみに、、、
2005年から2007年にかけて上場来高値が更新される前は、
2000年4月21日に付けた5,800円が上場来高値でした。
2000年5月以降は株価が下落していましたが、
2005年11月18日にその上場来高値(5,800円)を更新し、
2007年2月27日に8,350円まで株価が上昇したのです。
つまり、この間(2005年から2007年)に約4割も株価が上昇しました。
トヨタ自動車の株価は、3月11日の終値時点では、8,158円ですので、
あと約2.3%株価が上昇すれば、上場来高値更新することになり、
いわゆる「高値ブレイクアウト」となります。
高値ブレイクアウトは、
システムトレードやテクニカル分析でも使用されている投資手法です。
この投資手法に、
日本を代表する企業であるトヨタ自動車が合致しそうなのです。
きっと、上場来高値を更新し、
高値ブレイクアウトする状況になったら、
夜のニュースで
「トヨタ自動車が上場来高値を更新した」
というニュースが報道されることでしょう。
なお、2005年11月18日に
その上場来高値(5,800円)を更新したときは
2007年2月27日に付けた8,350円まで約4割上昇していました。
だから、、、
「今回、上場来高値である8,350円を更新したら、
更に4割、株価が上昇し、1万1,690円(※)まで上昇するのでは?」
といった期待をあなたは持っているかもしれません。
※8,350円から更に40%株価上昇したことを
計算した株価(8,350円×1.4=11,690円)です。
トヨタ自動車が予想している今期の一株当たり純利益である
677円14銭を使って、PERを算出すると、
仮に1万1,690円まで株価が上昇しても、PERは17.2倍です。
現時点では11,690円まで株価が
上昇するとは想定しにくいのですが、
かといって、PERで見ても、17.2倍であり、
上昇しないと断定できるほど割高とも言えない水準です。
今後、トヨタ自動車が「8,350円」を更新すれば、
上場来高値が更新され、高値ブレイクアウトするチャートとなり、
更に株価が上昇することが考えられますので、
「8,350円」を更新できるかに注目すると良いでしょう。
なお、私ならトヨタ自動車が
「8,350円」を更新したときには他の銘柄も注目します。
いわゆるトヨタ関連銘柄に注目します。
○3116 トヨタ防織
○6201 豊田自動織機
○7282 豊田合成
○8015 豊田通商
これらの銘柄は銘柄名にトヨタ(または豊田)が付き、
トヨタ自動車と関連している銘柄です。
私はこれらの銘柄の株価動向にも注目したいと考えています。
中でも「6201 豊田自動織機」と「8015 豊田通商」は
「7203 トヨタ自動車」と同様に上場来高値を更新しそうな銘柄です。
個人的には「6201 豊田自動織機」と「8015 豊田通商」も
高値ブレイクアウトしないかについて注目したいと考えています。
あなたも私と同様に、
ニュースで「トヨタ自動車が上場来高値を更新した」と報道される前に、
トヨタ自動車の株価に注目しておくとともに、
豊田自動織機と豊田通商の株価も上場来高値が更新されるかを注目しておくことで、
高値ブレイクアウトした翌日に買い付けすることができることでしょう。
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