ついに決着!大塚家具のお家騒動



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From;秋山大介
宇都宮の自宅より、、、

 

とうとう決着がついたようですね。

「大塚家具のお家騒動」

 

本当は今日、別の内容を書こうとしたのですが、
思わぬタイミングで、この決着の報道を見たので、
急きょ、この話題に話を差し替えたいと思います。

先日この記事で、私の意見を書いたということもありますし…

https://sys-tatsu.com/investmentnews/?p=3267

 

あっ、、、そうそう、株の仕事しているなら、
「大塚家具の株主総会の日くらい把握してないの?」
と言われるかもしれないですよね(笑)

残念ですが、

私の意見を書くことに振れたくせに、
全くそんなこと気にしていませんでしたwww

だって、システムトレーダーにとって、
な~~~~んも関係ない情報ですからね。

株主総会があるから、
あの銘柄がねらい目だ!なんて判断は全くないですからね。

 

私は、ただの「シグナルの奴隷」ですし・・・
株主総会などの「ニュースの奴隷」ではありませ~ん(笑)

信じるのはシグナルだけ。

だから、シグナル以外の情報は、
興味がなければカットします。

だから、大塚家具のお家騒動がどこに着地するかは気になっても、
そこで株価が云々は関係ないですから~www

 

ということで、

決着がついた大塚家具のお家騒動について
私なりに振り返ってみましょう。

まず、Yahoo!ニュースに掲載されていた記事を紹介します。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150327-00000050-mai-bus_all
(『<大塚家具>父と娘の対決 久美子社長が勝利 61%賛成 (毎日新聞) – Yahoo!ニュース』より引用)

 

中身は、このニュースを見ていただくことにして、

結論としては、
娘さんである久美子社長に軍配が上がったようですね。

 

私からすると、なるほどな~

というところです。

 

ひとまず、事業は短期的に見ても
その是非は分からないので、う~ん短くて5~7年、
もしくは10年後を、はやく見てみたいものですね。

 

以前、どこかでお話ししたかもしれませんが、
私は学生時代から、企業の経営戦略に興味があり、
誰から課題を出されるわけでもなく、
勝手に一人で研究していました。

 

代表的なところで言うと、

○スターバックスコーヒー
○ドトール
○外資系小売・流通業
○ビームス

などでしょうか。

 

学生なので、どちらかというと、
実際に自分がお店にいって体験できるところですよね。

しかも、そのころ流行ったお店を持つ企業の本ばかり読んでました。

 

だから、
バンドを組んでたメンバーに
「分かりやすいな~。また流行どころか(笑)」と言われたことを記憶しています。

 

中でも一番調べたのが
私が新卒で入社した、某おもちゃの小売業です。

上場廃止になってからは
テレビCMを見なくなりましたが、

クリスマスになると、CMをバンバンうち、
店舗の前は、渋滞で近隣住民から苦情がくるくらい
一時期はすごかった企業です。

この企業は、日本の問屋制度を一蹴し「卸の中抜きによる適正価格」
を売りに日本に上陸しました。

私の育った地域には「問屋町」という町名があり、
問屋の息子の友人も何人もいました。

だから、「卸の中抜き」ということが
私にとって、衝撃的だったのです。

 

そんな衝撃を受けたのと、

大学2年生の終わりのころに、
教授から「海外研修に行ってみないか?」と誘われたのです。

ただ、誘われたといっても、
自費ではなく、学校が費用を全てだしてくれるので、
書類審査やら、面接やら色々ありました。

 

で、、、

結局、最終面接の日に高熱を出し、
英語の面接で「あなた英語大丈夫ですか?」と聞かれて、

頭がもうろうとする中・・・
「何とかします」と日本語で答えた挙句、

日本語よりも英語のほうが聞こえてくるという
とんでもない体調の悪さで、あえなく撃沈し、不合格T_T

32人中、2人しか落ちない2人に入ってしまいましたwww

 

それで、そのとき海外研修では、
自分が何をテーマに研究をしに行くかを提出しないといけなかったので、

「アメリカに卸の中抜きの実態を調べに行く」

と設定したのです。

 

それ以来、新卒でお世話になった企業を調べに調べ、
卒論では、その企業の新しい経営戦略の是非について
他社事例を考察しながら、自分の意見をまとめました。

 

だから。。。
その企業の面接では「超」完璧ですよね(笑)

10名の集団面接では、
私だけ、2分程度で話が終わり、トントン拍子で最終面接までいきました。

だって、学生が、、、
志望動機を、

「外資系にも関わらず、世界の中で日本だけ別の戦略を取り入れる柔軟性が何たら・・・
で、自分は商人の血が流れているから商いをしたい・・・」

と、まず他の学生が知らない情報を言ったのですからね。

 

学生なのに、商業界という雑誌を
毎月購読してましたから・・・

 

と、、、

そんなこともあり、その延長で
色々な企業の経営戦略を調べまったくたのです。

 

ま~、色々と自分の話を続けてしまいましたが、
未だに、この興味は変わりません。

だから、大塚家具に関しては、
軍配の上がった娘さんの、今後の戦略が気になるところです。

 

ちょっと、私も誤解していたのですが、

北欧家具のようなものを安価で販売していると思ったら、
違っていたようですね。

どうやら、お父さんの説明が間違っていたか何かで、
そういう誤解になってしまったようですね。

 

いずれにしても、
これで、会員制が崩れるのですか?

あと、その北欧家具も、安価ではないとはいえ、
従来の大塚家具のものよりも安価なんですよね?

この戦略、吉と出るか?凶と出るか?

いったいどちらなのでしょう。

 

その答えは、実際に大塚家具が、
今後、どのような業績を残すかにかかっていますよね。

 

ただ、あえて私の考えを言うなら・・・

業績は良くなるのかもしれませんが、
商売は大変だろうな~というとこです。

ネットに書かれたニュースへのコメントを見ると、
「お父さんのやり方は古いから、時代にあったやり方が良い」という意見がありました。

私からすると、
この娘さんが見出す方向性は、本当に時代にあったやり方なの?

というとこです。

 

例えばですよ、、、

とらやの羊かんって、
何か、時代にあったやり方してます?

してないですよね~、

もちろん、時代に合わせた変化はしているでしょうけど、
少なくとも・・・

「羊かんをスイーツ風にしました」

のように、自分たちの軸がブレるような
流行に乗せたことをしていませんよね。

パッケージや詰め合わせ方は変えても、
軸は変えていないですよね。

 

で、、、
会員制を止めるんですよね。

 

これ相当大変ですよね。

言ってしまえば、大塚家具も小売業です。
私は店舗に立っていましたので、これはキツイな~と思います。

スゴク極端な話ですが、
誰でも入れてしまうと、夏に涼みに来る人や
ベッドに寝に来る人が増えるかもしれませんよね。

でも、店員さんとしては、
明らかに買わなそうな人でも、店舗に入ればお客様ですので、
しっかりとした対応をしなければいけないですよね。

 

ということはですよ、、、

店員さんは、

語弊があるかもしれませんが、
いままで気を使わないですんだ
「買うか買わないか分からない人」にも、
接客する労力と時間をかけるわけですよね。

そうなると、人間ですので疲れます。

疲れると、本当に買いに来たお客様に
今までのような接客ができなくなる・・・

これ大変ですよね。

 

で、しかも。。。

その北欧家具とやらは、大塚家具の中では安価でも
一般的に安価ではないのですよね。

それなりの価格ということと、
大塚家具の看板があると、買う人は接客がなければ、購入は厳しいですよね。

じゃ~、やっぱり彼らの業績は、接客の人員がキーマンです。

でも、会員制ではないので、

来店する人は多い・・・

でも、以前のように目的買いの人は少ない可能性がある・・・

接客をないがしろにしたらお店のイメージが悪くなる

今まで使ったことがない労力を費やす店員さんは疲弊する

ということは、定員さんの人数を増やさなければいけない

つまりは、、、今度は人件費がかさむ

しかし、家具の単価は以前より低いので、
(粗利は分かりませんが)少なくとも売上は確保しにくくなる

じゃ~、今度は、バンバン広告を打ち、客数を増やす

そして、再び・・・

という、私からすると、いや~~~~~大変!ってシナリオしか見えてこないです。

 

以前、私がまだ東京に住んでるころよく遊びに行っていた
私の高校の先輩が経営する、オカマバーですが、

その先輩は、言いました。

(一応、先輩もオネエなので、オネエ風で…)
「秋ちゃ~ん、ダメなのよ、うちみたいな店は、会員制にしておかないと。
そうしないと、人がたくさん来ると入れないし、そうするといつものお客さん来なくなっちゃうじゃない。

あと、、、私たちみたいのがいるから、冷やかしがきちゃうと困るのよ~。
だから、会員制にして、ちょうど良い規模でやらなきゃいけないの~

で、秋ちゃんみたいのが来たら、冷やかしじゃなく必ずお金は払ってくれるでしょ。
そういう人だけで店やっていたほうがいいのよ♪」

ママと呼んでいいか、パパと呼んでいいか(笑)

でも、この先輩が言うのは、
なるほどな~ということでした。

実は、これって、
大塚家具の会長であるお父さんが築き上げたシステムですよね。

 

だから、私は娘さんの戦略は、
手広くやる分、相当大変だろうな~と感じるのです。

ただ、そうは言っても、
これはあくまでも理屈であって、実際にやってみないと分かりません。

私もマーケティング調査の仕事で、
仮説と調査結果と、実際が大きく乖離して驚くことが多々ありましたから。

 

だから、5~7年後、10年後の大塚家具が楽しみですね。

 

でも、何度も強調するのは、これから、未知の世界を切り開くので、
パワーが必要だろうなと思います。

 

少なくとも、私の人生のコンセプト

「ラクして儲ける」

とは反しますけどね。

あれだけの仕組みが整ったのに、それを捨てるのですからね。

とはいえ、カルロス・ゴーンさんのように、
捨てるものを捨てて上手くいった例もありますが・・・

あっ、でもあそこは仕組みは捨ててないか。。。
あくまでも、既存のリソースを使って、
新しいものを生み出しただけだから。

 

う~ん、長くなりましたが、

 

私は、ラクして儲けたいです。

 

だから、トレードでは間違いなく、
システムトレードを選択します。

だって、大塚家具をこれだけ語っても、
トレードの判断には、全く関係なく、言いたいことを言ってられるのですからね。

 

これが、もし・・・
他の方法だったら、、、、

怖いですね。

特に、こんな大塚家具みたいな報道は・・・

 

(あっ、余談ですが・・・)

私の地元宇都宮にある有名ステーキ店「○○○○」は、
大塚家具のように、息子さんが軸を変え、方向転換したことで、
既存のお客さんが、ほとんど逃げてしまい、大変みたいです・・・

かくいう、私も逃げた既存客の一人ですが(笑)

だって、有名ステーキ店がロイヤルホストくらいのランクになってしまいましたから。。。
で、その仕掛け人が、私の知り合いだから、いや~参りましたT_T

それにしても、似てるな~、大塚家具…。
規模は全く違うけど。。。

なまえ

 

 

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西村剛 著 斉藤正章 監修

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夢幻

平均年利100%以上を叩き出し、今なお資産を増加し続ける現役の専業システムトレーダー。 会社員時代は投資教育会社の統括マネージャーとして、成果を挙げた個人投資家やプロトレーダー、ファンドマネージャーなどに数多く会い、様々な実践トレードの手法を学ぶ。 斉藤正章氏や西村とも古くから交流があり、「システムトレードの達人」を開発当初から愛用している。 退職後は、当時の資金500万円のうち100万円を設備投資に使い、資金400万円で専業トレーダーに転身。 トレードの利益から生活費を捻出するため、当初は、資産がなかなか増えていかない状況が続くも、「システムトレードの達人」を使い独自の投資手法を構築することで、本格的にトレードを開始した2013年以降は年利回りが50%下回ることがないという安定した実績を残している。