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From;秋山大介
宇都宮の自宅より、、、
「カオス(混沌)」
と突然言われても
「・・・」
となってしまいそうですがwww
私は、この「カオス(混沌)」という言葉が好きです。
何ででしょうね?
よく分からないですが、学生時代から好きな言葉です。
というより、
よく使う言葉ですwww
自分に向かって
「カオスを抜け出せ~~~!」と。
ちょっと頭がおかしい人に見えますね。。。
こうやって、文字にすると(笑)
はじめは、どこで聞いた言葉か忘れましたが、
学校の授業だったことは記憶しています。
高校の倫理の授業ですかね~
おそらく、哲学的なことを学ぶ授業だったので、
そこで聞いた気がするんですよね。
それとも、中学生の国語の授業でしたかね~
何か、そんな気もします。
ま~、
どこで聞いたかは、どちらでも良いのですが、
はじめ、その言葉を聞いたときは、
全く興味を惹かれませんでした。
でも、大学に通い始め、
一緒にバンドを組んでいたギターボーカルが
よくこの言葉を使っていたんですよね。
「ダイスケく~~~ん、いいカオスっぷりだよ♪」
という感じで。
どうやっても意味の分からない話ですが、
そのときの私は、
「あっ、マジ?いいカオス感出てる?いいね~♪」
とこれまた全く意味の分からない答えをよくしていました。
これは、俗に言う
「空中戦の会話」「フワフワした会話」というやつかもしれません。
でも、、、
お互いに感じるものは伝わっているので、
すご~く理解しています。
だから、曲を作るときとか、
レコーディングするときとか、
曲をアレンジするときとか、
そういうときに、お互いの意思を伝えるのに
この「カオス(混沌)」を使っていたのです。
本当は混沌なので、
音楽で使うには、好ましくないかもしれませんが、
「もっとカオスな感じにしたいよね~」と、よく言っていたのです。
ちなみに、、、
その私たちが使うカオスな感じというのは、
ぐちゃぐちゃとは、意味が違います。
上手く言葉で表現できませんが、
混沌としているんですが、その混沌とした中に
一本の串がスーッと刺さるようにした感じです。
分かる人にしか分からない表現になってしまいますが・・・
バックはすごっく歪んでいるのに、
ボーカルは綺麗みたいな感じでしょうか?
だから、アメリカンロックよりは、
UKロックって感じでしょうかね~
例えば、このストーン・ローゼズ
↓
これ、カオスの極みだと思います。
で、私もそのギターボーカルも
UKロック好きだったので、イメージを合わせる共通言語として、
普通に使うことになってしまったのです。
でも・・・
それから、約5年が経ち、、、
バンドの時に使っていた「カオス(混沌)」が
全く違う方向性で好きな言葉になりました。
ちょいちょい、お話ししていますが、
私は人材育成分野が専門の人間です。
そうなると、、、
小難しい言葉を使うと、
○組織行動論
○チームビルディング
○NLP
○(ロジカル、クリティカル)シンキング
などいう分野に自然と明るくなり
人に伝える機会が増えてきます。
そして、結局のところ、
これは学問を売りにした商売と言えば、商売なので、
自分の知恵で、どれだけ新しいものが生めるか?
が勝負になってくるのです。
しかも・・・
ある意味、こんなのは目に見えない空気を売っているようなものなので、
人に伝えるには、理路整然した情報に変換したり、
資料として、視覚的に分かるようにしなければいけません。
だから、私に資料作成を教えてくれた師匠は、
「秋山、俺らの商売は、ドキュメントしか形にならんから、これが全てだ」
とよく言っていました。
ただ・・・
この資料作成ってのが、非常に難しいのです。
私も一時は、この資料作成だけでご飯を食べている時期がありましたが、
そうなるまでには、ものすごく大変でした。
とにかくアイデア勝負ですし、
いかに、その空気を分かりやすく伝えるかが勝負ですからね。
と、、、
そんな中であったのが、この「カオス(混沌)」です。
提案書などの資料作成で、9割以上の人が勘違いしていると思いますが、
一番時間がかかり、一番重要なのは、「聞き手分析」なんですよね。
そして、次に「アイデア設計」です。
生々しい話ですが、
私の作成した20ページほどの資料が、
先方から10万円で買い取ると言ってもらえるのですから、
この考えは間違っていないと思います。
でも9割以上の人は、
提案書などの資料と言うと、
「パワーポイント」などに代表されるもので
「いかにキレイに見た目良く作成するか」に走ってしまいます。
しかし、私は全く違います。
「聞き手分析」と「アイデア設計」に全力を注ぎます。
そもそも、聞き手が誰かが分からなければ、
どれだけ良いアイデアを出しても受け入れられません。
多くの人は、アイデアを思いついても、
それは、自分が受け入れやすいアイデアであって、
聞き手が受け入れやすいアイデアとは限らないのですよね。
だから、まずその聞き手を分析して、
説明したものを、どうやって表現するかアイデアを設計するのです。
ただ、、、
この2つのことをするときが、
まさに「カオス(混沌)」状態なんです。
資料提出期限の2日前あたりまでは、
ギリギリまで、情報を溜めこみます。
聞き手の情報、アイデアの情報
とにかくたくさんためこむのです。
イメージ的には、
倉庫の中に、詰め込みるだけ詰め込んで、
もうパンク寸前だ!というところまで詰め込むのです。
というより、、、
パンクまで詰め込みます。
それを意図的に、期限を決めてするのです。
だから、その溜めこむ時期は、
頭の中が常に「カオス(混沌)」状態で、
寝ても覚めても考え続けます。
あっちに行ったり、こっちに行ったり、
いったいどこに進んで良いか分からない!と思考の迷路に行くまで
「カオス(混沌)」になるまで詰め込むのです。
そして、、、
間もなく期限に迫るという瞬間に、
パンク寸前だった倉庫を、パンクさせてしまうのです。
すると、どうでしょう?
なんだか、これは専門用語で
シナップスとか言うらしいですが・・・
情報を詰め込み過ぎて
パンクさせると、ムダな情報が一気に削ぎ落とされ、
必要な情報だけが、結びつき、それがアイデアになるのです。
何だか意味の分からない話かもしれませんが、
「カオス(混沌)」を味わい、そこから抜けた経験のある方は、
分かってもらえるでしょう。
そして、「カオス(混沌)」を抜け、
アイデアが出てきたら、あとは一心不乱に資料作成です。
見た目のキレイさは、程よくでいいです。
どうせ、相手のセンスは自分のセンスとは違いますから、
程よくきれいであれば、いいのです。
ただ、パッと見で万人がきれいだと思えば、
その分、アドバンテージは握れますが・・・
どちらかと言うと、それよりも、
聞き手が好きなカラーを多用するほうがベストでしょう。
と、、、
いくら私が資料作成だけでご飯を食べていた時期があったと言っても、
ここは、ビジネススキルの学習の場ではないので、
ここでやめておきますが・・・www
実は、この流れ・・・
勉強熱心なシステムトレーダーこそ
必ず通る乗り越えなければならないカベなのです。
数年前は、システムトレードの情報が少なかったので、
目の前にある情報をひたすら吸収していれば、
ある程度のレベルにすぐにいけたと思います。
ですが・・・
今は、ある意味私たちもその罪がありますが、
様々な情報があり、レベルを上げるための選択肢が
増えすぎています。
だからと言って、その選択肢を狭めることは
進化した情報を退化させることになるので
得策ではありません。
だから、あなたは非常に情報が多いなかで、
かつ、勉強熱心なあなただからこそ、
今、何を選択してレベルアップして良いか迷路に突入しているかもしれません。
まさに
「カオス(混沌)」
状態ですね。
でも、私から言えることは、
その「カオス(混沌)」は、苦しむものではなく、
楽しむものとして捉え、迷路に突入してみてください。
ただ・・・
必ず、守っていただきたいことがあります。
それは迷路から抜け出す「期限」を設定するということです。
人間は、期限があると、
自然に、その日までに情報を集め始めます。
これは脳科学的にも証明されています。
そして、期限があると、
自然に、それまでためこんだ情報を整理してアウトプットします。
おそらく、当事者であるあなたは、
そこで「即効性のある薬」が欲しいでしょう。
でも、いったんガマンしてください。
その即効性のある薬は、薬ではなく、
たんなる痛みを一時的に和らげるモルヒネです。
モルヒネは、一度打つと、
量を間違えると、単なる中毒になってしまいます。
ということは、、、
ここで「即効性のある薬」を手にすると、
それは、中毒患者の道、まっしぐらになってしまうということなのです。
では、、、
いったい何に手をだせば良いか?
もちろん、何も頼らず自力で脱出できるのが良いですが、
どうしても、何か道しるべが欲しいときは、
「王道」
「これまで学んだ教材」
にかえってみましょう。
ここで、新しい薬に手を出してはいけません。
過去に学んだ「王道」「これまで学んだ教材」を手にするのです。
すると・・・
過去に学んだときと、
今、見たときは、その情報の捉え方が全く違います。
ちなみに、、、
西村は、斉藤正章さんの著書を擦り切れるほど
繰り返し読んでいます。
そうすることで、、、
あら不思議・・・
これまでの「カオス(混沌)」は何だったんだろう・・・
と思うくらい、スッと抜けられるものです。
ちなみに、、、
そういうときに見る「王道」は、シンプルに見えるので、
きっと、あなたの頭の中も、情報過多になっていたのが
いっきにシンプルになるのでしょうね。
と・・・
長々とつづってしまいましたが、
これは熱心なシステムトレーダーにしか起こらない現状なので、
一部の人にしか役立たない情報かもしれません。
しかし、、、
その一部の人には、とてつもなく役立つと思いますので、
今の「カオス(混沌)」状態を楽しみながら、向かい合ってみてください。
すると、思った以上に、
その「カオス(混沌)」は抜けられると思いますよ。
■追伸.1
「ボラティリティ」を上手く利用して成績を伸ばしたいあなたへ、、、
ボラティリティごとに指値を変えると成績は向上するのか?
と、、、ちょっと面白い改良アイデアを検証しました。
その方法は、このレポートに書かれています・・・
■追伸.2
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