耐久性



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From;秋山大介
宇都宮の自宅より、、、

 

「建築物の耐久性は100年で計算されている」

先日、とある1級建築士の人から、
こんな話を聞きました。

また、同時に「へ~っ」ということがあったのですが、
それは、この話に関係ないので、
最後にお話ししますが・・・

 

あなたは、
建築物の耐久性が100年と聞いて
どう思いましたか?

私は、そんなもんなんだ~と思いました(笑)

でも、よくよく考えれば、
1世紀分なので、当然と言えば、当然でしょう。

だから、スグに納得しました。

 

ということで・・・

今、新幹線の線路やら首都高やら…
それと、あとは学校などの公共施設ですね、

 

そのような類が、

「もう老朽化してだめだ!」

と騒がれていますよね。

 

特に私なんかは、
首都高をよく走るので、
大丈夫かな~と心配になるものです。

だから、この話は非常に興味があります。

 

さてさて、
この建築物が100年の話ですが、
不思議ではありませんか?

 

なぜ、100年なのに、
新幹線や首都高や公共施設の老朽化が始まり、
早く修繕や建て替えをしないと危険なのか?

だって、少なくともそれらは
戦後にできたのですから、
まだ数十年はもつはずです。

 

でも・・・
もう耐えられなくなってきているのです。

不思議ですよね?

100年はもつはずなのに・・・

 

でも、この話を聞くと
あなたも納得するかもしれません。

 

建築士の設計は100年耐えられる計算ですが…
それは、あくまでも現時点での計算だということです。

つまり、今日計算していれば、
今日の日付で100年ということです。

もちろん、そこまで厳密ではありませんが、
建物などが完成して、それから100年は耐久性があります。

だから、はれてそこから100年がスタートするのです。

 

しかし・・・
ここで想定外のことがあります。

 

これは、新幹線が分かりやすいでしょう。

 

まず、、、
新幹線の速度です。

新幹線の速度って、
今のような速度になるの、誰が想像できましたか?

というより…
建築士は、新幹線が100年後までにここまで速度が上がると予測できるでしょうか?

そりゃ~、できませんよね。

実際は、どこが技術開発をしているか分かりませんが、
すくなくともそれは、JRなら予測できるかもしれません。

ただ、彼らも上手く予測はできないでしょう。
だって、その技術が本当にリリースできか分からないですからね。

 

それと、新幹線の本数です。

誰が、今の本数を想像できたでしょうか?

私は宇都宮に住んでいるので、
東北新幹線がなじみ深いので、東北新幹線が分かりやすいのですが、

私が10代の前半の頃は、
まだ、一時間に数本しか走っていませんでした。
だから、上り下りあわせても、10本未満だったでしょう。

 

それが、、、
10代の後半になると、

東北新幹線=通勤車のような感覚になり、
時間帯によっては、10分に1本ペースで走り出すようになりました。

それこそ、宇都宮であれば、
在来線並みの本数が走っていたのです。

 

ということは、
大宮で、上越新幹線と東北新幹線が合流するので、
大宮~東京間は、5分に1本か、上り下りを入れば、5分に2本は走っているくらいでしょう。

誰が、この状況を
設計した段階で想像できたでしょうか?

いや、できないでしょう。。。

 

ということで、、、

計算をした段階から、100年もつように計算はしているのですが、
あまりに未来の状況が変わると、その耐久性は短くなってしまうということなのです。

 

それは仕方ないですよね。

建築士は、あくまでも建築のプロであり、
日本の将来の予測者ではないですからね。

予測できれば、建築士するよりも、
トレーダーのほうが向いているはずですからね(笑)

 

ということで、
私はこの話を聞いて、売買ルールに似ているな~と思いました。

売買ルールも、言ってしまえば、
あくまでも、その検証期間と同様のことが起きた場合にのみ
通用するルールです。

 

ただ、私たちが推奨する期間で検証すれば、
世の中で起きたたいていの株式市場の出来事はカバーできるので、
その検証結果には信憑性があると判断できます。

私たちシステムトレーダーは、日々売買ルールの改良をして
その売買ルールの耐久性を維持したり、高めたりしています。

 

なぜなら・・・

それは、建築物のように、
いくら検証上通じると言っても、

環境が思った以上に変化してしまうと、
その売買ルールの寿命が早く来てしまうからですよね。

 

でも、日々検証し、上を目指すことで、
それはカバーでき、想定通りの耐久性を維持したり、
それ以上の結果を残せるようになるのです。

だから、斉藤正章さんに
当初使っていた売買ルールが残っているかと聞くと、

「コンセプトは同じですけど、全く同じものは残っていないですね。」

と返ってきます。

 

ですよね、

斉藤さんも、売買ルールの耐久性を上げるべく、
日々改良を重ねているのですからね。

 

ということで・・・

そろそろ話をまとめますが、
この建築物の耐久性の話、

見方を変えると、
売買ルールに通じる部分がけっこうあると思います。

ぜひ、あなたなりに、
この話を捉えてみてください。

そうすると、新しい道がきっと見えてくると思います。

 

そうそう、一つ言い忘れていました。

 

最初の「へ~っ」という話ですが、、、

一級建築士の会員番号?認定番号?ですか?
あれの1番は「田中角栄」元首相なんですね(笑)

私は、思わず話していた人に

「えっ、田中角栄って建築関係の人なんですか?」

と聞いてしまいました。

 

「いや、違うでしょ(笑)自分でこの制度作ったから自分で1番になったんだよ。
だから、一級建築士なんて、たいしたことがないんだよ~。
だって、オレ・・・高校の物理で0点とった男だからね~(笑)(笑)(笑)」

だ、そうです。。。

 

でも、この人、しっかりと東工大出て、
誰もが知っている大手ゼネコンで数々の大きな建築物を
作り上げてきた人なんですよね(笑)

一級建築士・・・十分スゴイと思いますが・・・(笑)

なまえ

 

 

 

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西村剛 著 斉藤正章 監修

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夢幻

平均年利100%以上を叩き出し、今なお資産を増加し続ける現役の専業システムトレーダー。 会社員時代は投資教育会社の統括マネージャーとして、成果を挙げた個人投資家やプロトレーダー、ファンドマネージャーなどに数多く会い、様々な実践トレードの手法を学ぶ。 斉藤正章氏や西村とも古くから交流があり、「システムトレードの達人」を開発当初から愛用している。 退職後は、当時の資金500万円のうち100万円を設備投資に使い、資金400万円で専業トレーダーに転身。 トレードの利益から生活費を捻出するため、当初は、資産がなかなか増えていかない状況が続くも、「システムトレードの達人」を使い独自の投資手法を構築することで、本格的にトレードを開始した2013年以降は年利回りが50%下回ることがないという安定した実績を残している。