スピード優先の落とし穴



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From;秋山大介
宇都宮の自宅より、、、

 

「今の時代スピードが重要」

って言葉、よく耳にしますよね。

確かに、そうかもしれません。

私の恩師・小池和男氏は
私とのマンツーマンの授業を飛ばし…

ジェフ千葉の応援に行ってしまうくらいで、
しかも、、、その頃70代でしたが、
70代でも、テレビの前で立って応援すると言っていました。

 

その小池先生もよく言っていました。

「女子サッカーは、まだまだスピードがないですよ。
男子の古いサッカーを見ているみたいですよね。
でも、そのうちスピードが上がるのでしょうね。」と。。。

実際、私はあまりサッカーの細かい戦術が分からないので、
何とも言えませんけど、、、

何か、サッカーって、
異様にスピードが上がっているようですね。

 

だから・・・
ゴールデンエイジと言われ、脚光を浴びていた
私と同い年の小野伸二選手は、
スピードがあるタイプではないので、
近代サッカーに馴染めなかったと聞いています。

 

まっ、聞いた話なだけなので、
ふ~ん、って感じですが(笑)

サッカーもスピードが上がっているように、
何かと、業績を上げている社長インタビューみたいなものでは、

「スピードを優先する」

みたいな言葉をよく見かけますよね。

 

ただ、あくまでも

「みたいな言葉」ですが、、、。

 

そうすると・・・
面白い話ですが、この言葉の受け手は、
私の中では2種類いると思うのです。

 

1つ目が

「鵜呑みにする人」

 

2つ目が、

「スモールスタートをする人」

 

あっ、また登場しました
スモールスタート~~~~~wwwwww

いや、でもホントそう思うのですよね。

 

例えば、先月頃にこんなことがありました。

私は、社内の1人のメンバーと
あるものを新しく作っていたのです。

で、そのとき、私がリーダーでしたので、

「今回は、スピード重視でいきます。
だから、スモールスタートでいきますね。」

と言いました。

 

すると・・・
これは最後の最後に分かったことなのですが、
どうやら、受け手のメンバーは、どちらかと鵜呑みで受け、

「スピード重視」+「スモールスタート」=「見切り発車」or「未完成品」

というイメージでいたようです。

 

まっ、今回の件は、ことが小さかったのでよかったですが、
何らかのプログラム開発などになれば、半年~1年かけますので、
早いうちに気が付いてもらえて良かったです。

 

ちなみに、、、

あなたは、

「今回は、スピード重視でいきます。
だから、スモールスタートでいきますね。」

と言われたら、どう思いますか?

その受け手のメンバーと同じイメージでしょうか?

 

まっ、結論を言ってしまうと、
「スモールスタート」=「見切り発車」or「未完成品」

この式は、全く違います。

 

これは私の表現になってしまいますが、
私は、こう考えています。

「スモールスタート」=段階的「完成品」
「スピード重視」=単なる見切り発車にすぎない「未完成品」

なぜ、こんな式が成り立つか?

 

それは、、、
「背景の違い」があるからです。

残念ですが、私が知る限り、
「スピード重視」でできたもので、
完成品というのはほとんど見たことがありません。

パッと見は完成品に見えるかもしれませんが、
実際は、穴だらけで・・・

どこかに補修が発生したり、
そこから拡張しようとしても全く拡張できません。

言ってしまえば、その背景は、
「無計画」「行き当りばったり」「その場しのぎ」です。

 

反対に、本当の意味の「スピード重視」「スモールスタート」は、
成功するもののほとんどは「計画的」です。
違う表現をすれば、全てが逆算でできています。
だから、段階的完成品ができます。

この段階では、これが完成品という具合に、

例えば、何でしょうか?
住宅が良いかもしれません。

ここに住むということが決定していれば、
スピード重視で、いったん仮設住宅を作り、
そこに引っ越す。

そして、仮設住宅の次の段階として、
本設の住宅を建てる。

そんなイメージでしょうか。

だから、ここには「計画性」はありますし、
将来どうなるかという道筋も見えます。

 

とま~、

結局ところ、背景となる「設計図」があるか、ないかの違いでしょう。
もしくは、全体像を把握しているか、していないかです。
「点」で見ているか、それとも「線」や「面」で見ているかの違いでしょうか。

 

当然のことがながら、
同じスピード重視の人でも「点」で見ている人は、
先が見えていないので、極端な話、例えばレンガを積み上げていても、
なんのためにレンガを積んでいるか分かりません。

 

だって、仕方がないですよね。

何を作るか分からないけど、
まず、レンガを積み上げることだけは知っているので、
スピードが重要だ!と言って、積み上げてしまうのですからね。

そりゃ~、分かりません。

反対に、「線」「面」で見ている人は、
全体像が把握できているので、設計図のどこを最初に手を付け、
今は、どこの部分を作るためにレンガを積み上げているか分かります。

だから、「点」で見ている人は、
最初は、「線」「面」で見ている人が、全体像、設計図、計画を立てているとき、

「あいつら遅っいな~、
レンガを積み上げることは一緒何だから、
『とりあえず』積み上げてしまえばいいのに。
で、ある程度積み上げたら考えればいいのにさ~」

と思うでしょう。

 

でも、実際作業を始めてみると、
完全にそれは見切り発車で、最終的に何を作るのか、
どのような要素を入れなければならないのかなどが分からず、

作っては壊し、作っては壊しの連続になり、
結局は、非常に遅いスピードで完成するか・・・
もしくは、完成できなくなってしまうのです。

 

まっ、このスピード重視ですが、
やっぱり住宅で考えると分かりやすいですよね。

全てをイチから大工さんが作ろうが、
スピードを優先して、プレハブ形式のもので作ろうが
必ず全体像を抑える設計図はありますよね。

いくら、スピードを優先するからと言って、
「とりあえず」なんて言葉を使って、
施工を始める住宅なんてありません。

必ず、設計図、工程表というものがあるのです。

その中で、いかにスピードを上げるために、
どのような工夫をするか?それが本当のスピード重視ではないでしょうか。

 

ちなみに、、、

私とそのメンバーで新しく作ったものは、
「スピード重視」「スモールスタート」だったので、

エンジニアを呼び自社開発するのではなく、
手軽に使える、インターネットで公開されているシステムを使用しました。

だから、開発期間は不要なのでスピードは上がりますし、
自社開発する費用のリスクもないので、スモールスタートができました。

ゆくゆくは、この作ったものの成果を見ながら、
システムを自社開発して新しいものにしたり、

デザインも、パッと見でおかしくない程度になっているので、
ベンチマークしているものに近づけていくつもりです。

 

いかがですか?

なんとなく掴めましたか?

 

このスピード重視の落とし穴。

 

一言でいえば、
「そこに計画性があるか、ないか」です。

もし、あなたがスピード重視だ!と言って、
売買ルールの改良に、思いつきで条件式をいじっていれば、

 

それは、ちょっと・・・。
おそらく、最終的にはスピード重視にならない可能性が高いでしょう。

でも、もし、あなたが計画性を持って、
できる部分から計画的に進めていれば、
それは本当の意味でスピード重視になるでしょう。

「スピード重視」

この言葉、捉え方を間違えると、
単なる負のスパイラルにしか行きませんので、ご注意を。

なまえ

 

 

 

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西村剛 著 斉藤正章 監修

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夢幻

平均年利100%以上を叩き出し、今なお資産を増加し続ける現役の専業システムトレーダー。 会社員時代は投資教育会社の統括マネージャーとして、成果を挙げた個人投資家やプロトレーダー、ファンドマネージャーなどに数多く会い、様々な実践トレードの手法を学ぶ。 斉藤正章氏や西村とも古くから交流があり、「システムトレードの達人」を開発当初から愛用している。 退職後は、当時の資金500万円のうち100万円を設備投資に使い、資金400万円で専業トレーダーに転身。 トレードの利益から生活費を捻出するため、当初は、資産がなかなか増えていかない状況が続くも、「システムトレードの達人」を使い独自の投資手法を構築することで、本格的にトレードを開始した2013年以降は年利回りが50%下回ることがないという安定した実績を残している。