少し愛して、なが~く愛して



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From;平山修司

八丁堀の事務所より、、、

この写真をご覧ください。

http://www.fairtrade.co.jp/r/6cgO7y

この吹き出しの本当の答えを言いましょう。

ちょっと、その前に。。。

先週「9月16日に結婚式をします!」とお伝えしたところ、
本当に多くの皆さんから、あたたかいメッセージを頂きました^^

正直、驚きました。

だって、結婚式で会社のメンバーに会ったら

「平山さん!マズイですよ!

『平山さん、結婚おめでとうございます!
末永くお幸せに!!

さて、ところで質問ですが・・・』

というメールが今朝からスゴイことになっています(汗)」

なんて、聞かされました(笑)

私の結婚へのメッセージも、そして、ご質問も
たくさんありがとうございます!

結婚式当日の朝は台風の影響もあり、
強い雨と風で一時はどうなるかと思いました。

ですが・・・

私の日頃の行いが良かったのか?

午後に入ってからは、天気が回復し、
会場から富士山が見ることもできました。

なんとか無事に式を挙げることができたのも、
日頃より、応援して下さいますあなたのおかげです!

本当にありがとうございます!

さて、例の「吹き出しの答え」ですが・・・

http://www.fairtrade.co.jp/r/6cgO7y

これは、西村さんに主賓の祝辞をお願いし、その一コマでした。

何か、やってくれるかな?と期待したのですが、
そこは大人でした。

定番のあいさつが始まり、
私がどんな人かなどの話が続きました。

今の私しかご存じない方は、驚くかもしれませんが、
私は西村さんとはじめて会ったとき、

ジャマイカ人か?と言われるようなドレットヘアでしたので、
そんなときの思い出話が続きました。

そして、この写真にあるように、
ウエディングケーキを挟んで

西村さんと見つめ合った瞬間のことです・・・

ついにオチです。

「結婚を株式投資に例えると・・・。株の極意になりして・・・、え~~~っ」

おいおい、そんな強引に株式投資に結びつけなくても~
と思ったのですが、ここで非常に印象に残る言葉が出てきたのです。

その言葉とは、

「少し愛して、なが~く愛して」

です。

これが、「株の極意」だと。

そうそう、吹き出しの答えを言っていなかったですね(汗)
本当は、この「少し愛して、なが~く愛して」を言っていました。

あと、ついでに忘れると良くないので(笑)
結婚も、株の極意のように、「少し愛して、なが~く愛して」と言っていました。。。

さて、この「少し愛して、なが~く愛して」ですが、
祝辞を聞いているときは、ありがとうございます!という気分でいっぱいだったので
それほど、実感がなかったのですが、

あとあと考えると、

この「少し愛して、なが~く愛して」には、
とても大切なことがあると、改めて思いました。

その思ったことを、あなたにお伝えします。

これは私の「失敗談」です。

今回は、ファンダメンタル投資の話ですが、

ファンダメンタル投資をしていると、

どうしても「少し愛する」のではなく
「深く愛してしまう」ことが多くなってしまいます。

この私も株式投資を始めたばかりの頃は、
特にその傾向が強く表れていました。

私の記憶では2000年頃、

インターネットバブルが崩壊した後、
某有名電機メーカーの戦略を聞き、

「この電機メーカーは買い」だと思い、買ったことがあります。

当時、その電機メーカーではインターネットの普及で、
あらゆる家電がインターネットでつながり、
生活は革命的に変化すると話していました。

その革命的に生活が変化する内容とは、

〇冷蔵庫がインターネットとつながり、
センサーなどで冷蔵庫内の牛乳の本数などが数えられるようになる。

だからスーパーなどの外出先から携帯電話を使用し、
何を買わなければいけないか確認出来るようになる。

〇外出先から自宅のエアコンをインターネットを通じて操作でき、
冬場に仕事先から帰宅しても、帰宅中に携帯電話で自宅のスイッチを入れておける

などといった話しをしていた記憶があります。

この話しを聞いて、、、

私は

「そんな革命が起きるならば、
その企業の業績は飛躍的に向上し、株価はもっと上昇するのでは?」

と思い、買い付け、保有していました。

しかし・・・

1年たっても、2年たっても、、、

そのような製品が開発されることはありませんでした

そして、業績も飛躍的に伸びることはありませんでした。

しかも、思ったように業績が伸びないことで、
その電機メーカーの株価も徐々に下落していました。

しかし、そのときの私は、既にその企業を「少し愛する」のではなく
「深く愛してしまう」状態になっていたのです。

まさに、株の極意とは真逆のことをしてしまったのです。

完全なる、「私の過ち」です。

この過ちは、本当に苦い経験です、

深く愛し過ぎた結果、

「その企業のファンなのだから、株価が上がるまで応援しよう!」

と保有する理由を後付けしてしまいました。

しかも、それは絶対にしてはいけない
「塩漬け」状態に陥ったのです。

もう、ここまで行くと愛の沼におぼれるしかありません。
どっぷりつかってしまったのです。

その後、株価はさらに下落。

もう、株価を見るのが嫌な状態にまでいってしまいました。

最終的には、その銘柄を持っていることを
記憶から忘れ去るようにし、考えないようにしていたのです。

まさに、思考停止。

これも、絶対にやってはならないことです。

投資家としては失格の行動です・・・。

今の自分では考えられませんが、
数年前の私は、こんな状況だったのです。

もしかすると、あなたもこのような経験があるかもしれません。

当初は、業績が飛躍的に伸びると思い買ったものの、
途中から「深く愛してしまい」・・・

「その企業のファンなのだから、株価が上がるまで応援しよう!」と

保有理由を勝手に変えて、塩漬けになってしまったようなことが。

ちなみに、人間とは、

自分が取った行動を、あとから理由を付け、
自分を納得させる傾向があります。

だから、過去の私が典型例ですが、
自分の取った行動を、後付けで正当化し、納得させてしまったのです。

完全に過ちです。

ファンダメンタル投資では、

IRセミナーの会社説明会に参加して、
その企業の決算書だけでなく、商品やサービスを徹底的に調べていますので、
買いつけた企業はどうしても「愛しがち」になってしまいます。

しかも、その企業の株を保有していると、
その商品やサービスへの思い入れが更に強くなってしまうのです。

そして、その思い入れは、時間の経過とともに深くなることで
「深く愛してしまう」ような状態になりがちです。

その結果・・・

その愛があるが故に「その企業のファンなのだから、株価が上がるまで応援しよう!」と
普通に考えれば、株価が上がる要因には一切ならない理由を作り出し、
自分を納得させてしまうのです。

投資家は本来、利益を上げるために、
その企業を分析し、投資しています。

利益とその「愛」は全く関係のないものです。

しかし、「深く愛してしまう」と
その冷静な考えが、全くなくなってしまいます。

理由にならない理由を付けて、
自分の行動を正当化してしまうのです。

いかがでしょうか?

生々しさが足りないかもしれませんが、
これが、過去の私の失敗談です。

この失敗談から分かるのは、

やはり、株の極意

「少し愛して、なが~く愛して」

を守るべきだということです。

できるだけ、一歩引いた視点で、
「深い思い入れをしないようにしよう!」と意識するようにしましょう。

そうしなければ、私の二の舞になり、
全く利益を生むことない「塩漬け」の数を増やしてしまいます。

でも、それは絶対にやってはいけないことです。

もしかすると、損切りが怖いという気持ちがあるかもしれませんが、
塩漬けする銘柄がなくなれば、投資余力が発生します。

そうすれば、
良い銘柄に投資できるチャンスも増加します。

良い銘柄に投資できるチャンスが増加することで、
投資資金の効率も上がり、結果として運用成績も向上する期待が持てます。

だからこそ、そもそも損切りを苦渋の決断でしないように、
「少し愛して、なが~く愛して」が極意なのです。

いかがですか?あなたは、今持っている銘柄を
「少し愛して、なが~く愛して」いますか?

 

 

■追伸

ちなみに、、、株の極意「少し愛して、なが~く愛して」は、私と西村さんの株の師匠である、この人の言葉です

http://www.fairtrade.co.jp/r/tfgWL

平山修司

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。