反面教師



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From;秋山大介
宇都宮の自宅より、、、

 

「立場が人をつくる?」
「地位が人をつくる?」
「立場で人をつくる?」

よく分かりませんが・・・(汗)

インターネットで「立場が人」と検索すると、
色々な表現が出ています。

いったい、どれが正しいのか分かりませんが、
これって、よく言われていることですね。

実際のところ、
その真偽は分かりませんが、
あながちこれはウソではないでしょう。

 

ま~、自分でこんな話をだしておいて何ですが・・・
それはどうでも良いとして、

 

ここに、こんな本があります。

 

はい、
『場の論理とマネジメント』です。

伊丹先生という、経営学では著名な先生が書いた本です。
気が付けば、もう10年近く前に出版された本なのですね。

 

ということは。。。
私が大学院を目指し、社会人を辞め、
浪人生活を送っていたのが10年前ということですか…

いや~、月日が経つのは早いですね。

 

あの頃と言えば、、、
浪人生活と言えば聞こえがいいですが、
予備校代と生活費を稼ぐために、
勉強の時間以外は、極限までアルバイトをし、
給料をもらうと、これは何々代と分けて、
今月も自由なお金はほとんどないな~なんて言って生活していたころです。

でも、そのときは勉強のために本代は削れなかったので、
この本はしっかりと買った記憶があります。

 

この本には、当たり前と言えば
当たり前のことが書いているのですが、

その当たり前のことを本にしてしまったのが
まさに「勝ち」という本でした。

 

私の解釈が間違っていたら
非常に申し訳ないのですが・・・

この本は一言とで言えば、

「場」が人をつくるので、企業はその「場」を用意することが重要だ

というものでした。

 

この本の著者、伊丹先生というのは
もう古い本ですが、
資本主義にかけて「人本主義」という本を書いています。

それくらい「人」が大切だと
唱えている人です。

そんな先生ですので、
やたらと人材育成の話のようなものが多いのですが、

 

それまで人材育成の世界には

「場」

という発想がなかったので、目新しかったのです。

 

でも、よくよく考えてみると、

「立場が人をつくる」

という言葉なのか、表現なのか分かりませんが、
そういうことがあるように

「場」というのは、人の成長に強い結びつきがあるということですよね。

 

例えば・・・
間もなく2期を募集予定の

エグゼクティブ・システムトレード・プログラムは、その典型例でしょう。

このプログラムを体験していただくと分かりますが、
私が思うに、このプログラムの参加者は、参加以前から
日本の「トップ何%」かに入る、「超」がつく優秀なシステムトレーダーたちです。

 

ですが・・・
ここで一つ、見落としてはいけないことがあります。

これは何でもそうですが、
人間が何人も集まれば、必ずそのなかでレベルの差は出ます。

ただ、その差が、小さいか大きいか、
トップクラスの中での差なのか、
それとももっと範囲の大きいクラスでの差なのかの違いであって、
どうしても、そのような差が出てしまいます。

だから、このエグゼクティブ・システムトレード・プログラム
例外ではありませんでした。

 

しかし、違うのが・・・
このプログラムは、そもそも「超」がつく優秀なシステムトレーダーたちなので、
その差は、お互いにわずかしかありません。

だから、今月はあの人がすごくても、
来月はこの人がすごくなり、またその次の月は、
またスゴイ人が出てくる・・・

と、先頭争いを毎月しているような状態なのです。

 

実はこれ、私も実感したことがあるのですが、
とあるそういったセミナーで、最初のときは、

「あ~、自分がトップか~。誰からも学ぶことないや~。」

と完全におごっていたのです。

 

でも、それは私の勘違いで、
トップだったのは一瞬でした。

数ヶ月後には、私よりもできないと思っていた人が、
みるみる実力をつけ、抜かされそうになったのです。

そんなこともあり、
私も目が覚め、これではいけない!と思って
そこから一気に色々とやり始めたのです。

 

すると・・・
約1年後には、そこにいた全員が最高レベルに達し、
素晴らしい成果を収めることができたのです。

 

でも、そのとき私は強く実感したのです。

「自分はおごってしまい、しかも井の中の蛙だった…」と。

 

そのときの私は、おごってしまったことで、
周囲の参加者を「自分よりも・・・」というフィルターを掛けてみてしまい、
周囲のレベルアップのスピードに気が付きませんでした。

 

だから、いつの間にか
井の中の蛙になり、そのまま泥沼にはまりそうになっていたのです。

でも、何か瞬間にそれに気が付いて、
本当に良かったと、今では思っています。

 

ただ・・・
結局は、自分が気が付くか気が付かないかかもしれませんが、
もし、あの「場」にいなければどうなっていたのだろう?と怖くなる瞬間があります。

結果的に、あのときは周囲のメンバーに恵まれ
私もあからさまに変な態度はしていなかったので、
徐々に周囲と打ち解け、仲間ができました。

そして、その仲間と切磋琢磨することで、
かなりのレベルアップをすることができました。

 

もちろん、エグゼクティブ・システムトレード・プログラムには、
貪欲な人しかいませんので、私のようにあぐらをかくような人はいません。

だから、プログラムの期間中、
このプログラムの「場」を利用して、
ドンドン成長することができているのだと思います。

きっと、あのメンバーも
今から思えば、あのプログラムの「場」にいなければ
今頃どうなっていたのだろう…と思っているのではないでしょうか。

 

それくらい、「場」というのは重要なのでしょう。

ただ、私のように場をムダにしかねないこともあります。

きっと、あなたはそんなことはないと思いますが、
危なかった人間がココにいますので、反面教師として
記憶にとどめておいてください。

 

久々に、あの本のタイトルを見て、
こんなことを考えてしまいました。

限定案内ですので、届いている方はラッキーですが、
来月には、年末特別のシステムトレーダーズ・ミーティングもあります。

それと、そろそろエグゼクティブ・システムトレード・プログラム
第2期の募集も開始する予定です。

ぜひ、あなたにも、そういった「場」を上手く活かしていただければと思います。

なまえ

 

 

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夢幻

平均年利100%以上を叩き出し、今なお資産を増加し続ける現役の専業システムトレーダー。 会社員時代は投資教育会社の統括マネージャーとして、成果を挙げた個人投資家やプロトレーダー、ファンドマネージャーなどに数多く会い、様々な実践トレードの手法を学ぶ。 斉藤正章氏や西村とも古くから交流があり、「システムトレードの達人」を開発当初から愛用している。 退職後は、当時の資金500万円のうち100万円を設備投資に使い、資金400万円で専業トレーダーに転身。 トレードの利益から生活費を捻出するため、当初は、資産がなかなか増えていかない状況が続くも、「システムトレードの達人」を使い独自の投資手法を構築することで、本格的にトレードを開始した2013年以降は年利回りが50%下回ることがないという安定した実績を残している。