次の暴落に向けた売買ルールの2つの改良方法



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From;西村剛
東京の自宅より、、、

 

<続>逆張りシグナルの落とし穴…

先日配信したこの記事の中で、
この一連の暴落相場で上手くいったあなたも、
思ったようにいかなかったあなたも、

「今回のことを分析して、次に活かしましょう」

ということをお伝えしました。

 

でも、実際のところ、
次に活かすといっても、
何をポイントに、今後に活かせば良いか…

それがパッと出れば、苦労しないのかもしれません。

 

そこで、今日は、
何をポイントにすれば、次の暴落に活かせるか
それについてお話ししましょう。

 

まず、この一連の暴落で
大きく左右したのが・・・

「仕掛けるタイミングの違い」

でしょう。

 

一日早かったことで損失を抱えたり、
一日遅かったことで利益になったりと・・・

たった、一日の違いで、
今回は、同じ逆張り戦略でも、

利益が出たシステムトレーダーと、
うまく利益が出なかったシステムトレーダーに

分かれてしまいました。

 

こう見ても分かるように、
うまくいくも、うまくいかないも、紙一重だということでしょう。

私たちシステムトレーダーは、
そういった部分で、日々戦っているとも言えるかもしれません。

 

では、この暴落でのことを
これからどう活かすかですが、、、

やはり、着手すべきものは「売買ルール」の改良でしょう。

 

では、何をポイントに改良すれば良いか?

それは、、、
やはり、「仕掛けるタイミング」でしょう。

仮に、あなたが「早く」仕掛けてしまったとしましょう。

それであれば、当然のことながら、
タイミングが遅くなるように改良すべきでしょう。

では、具体的にどうすれば良いか?

例えば、、、

○指値を厳しく設定
○終値と移動平均線との乖離率を厳しく設定

こういった方法を使うと、
うまく仕掛けるタイミングを遅らせることができるでしょう。

 

反対に、あなたが「遅く」仕掛けてしまったとしましょう。

もっと大底を狙ったものの、
そのタイミングを逃してしまった場合です。

それであれば、当然のことながら、
タイミングが早くなるように改良すべきでしょう。

では、具体的にどうすれば良いか?

例えば、、、

指値やシグナル数フィルターや動的フィルターが
厳し過ぎたのかもしれないので、
条件を多少緩く設定するとよいでしょう。

こういった方法を使うと、
うまく仕掛けるタイミングを早くすることができるでしょう。

 

このように売買ルールを改良すれば、
仕掛けのタイミングを早くしたり遅くしたりすることは可能です。

ただ理解しておかなくてはいけないのは、
どのような条件式を用いても、

「全ての相場でフィットして機能するわけではない」

ということです。

 

だから、、、

今回上手く機能しなかった売買ルールが、
次の暴落相場でフィットして機能することもあるでしょう。

反対に、今回フィットして機能した売買ルールが、
次の暴落相場で機能しないこともあるでしょう。

 

ですので、

大切なのは、相場に合わせるのではなく、
自分の運用しやすいように売買ルールを改良することなのです。

自分の運用しやすいよう売買ルールであれば、
シグナル通りトレードできます。

仮に、今回の暴落相場でシグナル通りトレードできなかった場合や
タイミングが早くてストレスを感じてしまった場合は
トレード回数が多少減っても勝率重視で改良したほうが良いでしょう。

反対に・・・
タイミングが早くて利益にはつながらなかったのが
ストレスを感じずシグナル通りトレードできた場合は、
その売買ルールが自分に合っている売買ルールだといえるでしょう。

 

ですので、総合的に言えば、
今回の暴落相場で感じたストレスを、
売買ルールに落とし込むように改良するとよいでしょう。

ぜひ、このようなことを踏まえて、
次の暴落相場に備えましょう。

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。

1 個のコメント

  • お世話になっています。福島です。

    今回の暴落の場合、10日に30以上のシグナルが出て、12日に250以上のシグナルが出て、15日に反転・暴騰になりました。
    自分の逆張りストラテジーでは、シグナル数が25以上で機能するようにしてあります。
    したがって、10日の時点でシグナルが出たのはほぼ拾えたのですが、12日のシグナルが多数出たときは、大底なのに拾えなかったと言う状態になりました。
    なぜなら、シグナルが出た翌日に、-3.00%の指値で注文するストラテジーだから、寄り付き窓空けの急騰の場面では1銘柄しか拾えなかったと言う結果になりました。買指値が刺さらずという状態でした。
    この場合は、遅くも早くもないと判断していますが、改善の方法はあるのでしょうか。まさか、買う方法を成行きにするのは改悪だと思うのですが・・・
    もひとつ、、
    斉藤式逆張りの場合、二番底(W底)が拾えない場合が多い。
    これは暴落によって、25日移動平均のポイントが、暴落に連れて下がってしまい、設定の乖離率ではヒットしなくなるためのようです。もっと長い移動平均を使えば、二番底も多少拾えるのですが全体の成績はあまりよくありません。工夫の仕方はあるのでしょうか。

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