日経平均16,000円割れ…日本株このまま衰退か?



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From;西村剛
八丁堀の事務所より、、、

 

日経平均株価が
再び16,000円割れました。

一連の暴落が終わり、
ようやく落ち着きを取り戻していた
日本株ですが、、、

昨日(2/24)の日本の株式市場は、
再び下落傾向にあるようにも見えます。

 

ですが・・・
あなたは、一つ疑問に思うことはないでしょうか?

それは、、、

「そんなに悪い雰囲気?」ということです。

おそらく、システムトレーダーのあなたは、
そもそも、株式市場の状況は関係ないので
常にそう感じるかもしれません。

 

しかし・・・

今に関しては、システムトレーダー以外の
個人投資家のあなたも、このように感じているのではないでしょうか?

 

なぜなら、、、

その理由は、昨日の株式市場の状況を
見ていただくと分かります。

昨日の日経平均株価は、
前日比0.8%マイナスの15,915円79銭、

東証マザーズ指数は、
前日比1.7%プラスの 823.04ポイント

でした。

 

昨日のニュースなどでは、

「日経平均株価、再び16,000円割れ」

という見出しがでました。

 

ですが、それはあくまでも日経平均株価が下がっただけで

「日経平均株価がマイナスで、東証マザーズ指数がプラス」

という状況なのです。

 

言ってしまえば、

日経平均株価は、上場企業が数千あるうちの
ほんの一部の企業数で構成されたものですので、
「日経平均株価=日本の状況」と言ってしまうので少々乱暴です。

ただ、私たちが米国をダウ指数で判断してしまうように、
外国人投資家からすれば、日経平均株価で判断してしまうので、
その影響力を考えれば、それはそれで大きいと言えます。

だから、日経平均株価を一概に無視することもできません。

 

そう考えると、、、

「日経平均株価がマイナスで、東証マザーズ指数がプラス」

という状況は、不思議といえば不思議ですよね。

 

しかも、この状況がここ最近多いのです。

では、なぜこのような状況が起きるのでしょうか?

 

その理由は2つあります。

1つ目の理由は・・・
「東証マザーズの上場企業は、世界経済の影響を受けにくい」からでしょう。

彼らは、比較的規模が小さく、
国内で事業展開する企業がほとんどです。

つまり、日本国内をターゲットに事業をしていますので、
中国経済や欧州経済が不安視されても、
日本経済は、そのような状況になっていないので、
影響を受けないのです。

そうなると、世界経済とは全く関係ないことで
株価が変動するので、日経平均株価がどうなっても
あまり関係ないということです。

 

そして、2つ目の理由は・・・
「東証マザーズ銘柄を売買しているのは個人投資家が大半」だからでしょう。

日経平均株価に採用されている大型株を売買しているのは、
外国人投資家が5割以上を占めています。

先ほども少しお話ししましたが、
外国人投資家からしたそうですね。

私たちからすれば、ダウ=米国の状況になりますし、
そもそも、米国国内で勢いがある企業などは、
なかなか調べることができません。

そうなると、有名どころのダウに採用されるような企業を
私たちも追いかけることになるでしょう。

さらには、外国のわけのわからない小さな企業に投資して失敗するよりも
外国の企業だが、世界的に有名な企業に投資して失敗したほうが、
出資者からの納得の度合いはよいはずです。

そう考えると、彼らが東証マザーズではなく、
日経平均株価を中心に売買する理由もわかるでしょう。

 

ということで、、、

この日経平均株価に採用されているような大型株は、

○外国人投資家

○個人投資家

○機関投資家

という順番の比率で売買されているのです。

 

反対に、、、

東証マザーズは、先ほどの外国人投資家の状況の通り、
わけのわからない外国の小さな企業に投資するわけにもいかないので、
彼らは、なかなか参入してきません。

また、一方私たちのような個人投資家は、
比較的資金量が少ないのと、ボラティリティが大きいので、
利益になるチャンスが多く、こちらを好む傾向があります。

ですので、東証マザーズに関しては、
大半が私たち個人投資家が売買していて、
外国人投資家や機関投資家の割合は、本当に小さいものなのです。

 

ですので・・・
なぜ、日経平均株価がマイナスで東証マザーズ指数がプラス
という状況が起きるかと言うと、、、

「個人投資家は元気で、外国人投資家、機関投資家は静観」

という状況だからでしょう。

 

だから、このような状態になると考えられます。

ということは、
日本株が、このまま衰退してしまうか、
それとも、再び勢いを取り戻すかは、
今元気な私たち個人投資家にかかっているということでしょう。

私たちの勢いが続けば、
再び日本株が勢いを取り戻す可能性も十分に考えられるでしょう。

そういった意味でも、
来月「3月」の株式市場動向が、今後の株式市場を大きく左右するでしょう。

ぜひ、来月の動向に注目してみてください。
あっ・・・それと私たち個人投資家の勢いを絶やさないようにしましょうね(笑)
それが、これからの日本株式市場を左右するのですから・・・

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。