暴落指数



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From;西村剛
八丁堀の事務所より、、、

 

「暴落時に底打ちのタイミングはどのように計るのでしょうか?」

ここ最近、暴落の話が続いたのと、
年初から暴落時に私がシグナル数などで
話をしていたこともあり、
このようなご質問を今週はよくいただきました。

 

そこで、今日は、
このご質問の回答をあなたと共有しましょう。

 

まず、このご質問よりも
もっと聞かれることが多いものがあります。

それが、私がこの日刊メールマガジンの中で、
暴落時にお伝えするシグナル数のことです。

これをどうやって出しているのか、
そのロジックを教えてくださいと
よくお問い合わせをいただきます。

 

ただ、このロジック、
つまり内訳ですが・・・

これについては、
残念ですが、企業秘密にさせてください(笑)

ただ、これを秘密にするには理由があります。

 

そして、その理由は、
今週よくいただいたご質問である

「暴落時に底打ちのタイミングはどのように計るのでしょうか?」

に密接に関係するのです。

 

だから、これからお話しすることを
よく聞いてくださいね。

 

では、ご質問の底打ちのタイミングは、
どうやったら計ることができるのでしょうか?

 

おそらく、、、
システムトレードの勉強を日々熱心にしているあなたであれば、

【終値と25日移動平均線との乖離率が大きくマイナスに乖離している銘柄数】

と考えることが多いでしょう。

 

例えば、

「25日間の平均株価を大きく下回っている銘柄が、
50銘柄や100銘柄に達した場合、大底と判断する」

というように使います。

 

もしかすると、システムトレーダーのあなたは、
すでに、あなたの売買ルールの中に、
このような条件を入れているかもしれません。

 

ちなみにこれですが・・・
これは、斉藤正章さんの著書でよく紹介されています。

だから、システムトレーダーの中では、
広く普及しているものかもしれません。

 

ただ、ここからが重要な話です。

 

この条件ですが、
何も、これだけしかないわけではありません。

 

例えば

【日経平均株価が25日移動平均線を大きく下回った場合】
【終値が250日間の安値を更新した銘柄数が○銘柄以上になった場合】

などという方法もあります。

 

実際に検証していただくと分かりますが、
いずれの条件も、暴落時のおおよその底打ちのタイミングを
とらえることができるでしょう。

だから、これも暴落の指標として使えるのです。

 

ということは、、、

今日の話の中で、少なくともこの3つの条件、
つまり暴落の指標が出てきました。

【終値と25日移動平均線との乖離率が大きくマイナスに乖離している銘柄数】
【日経平均株価が25日移動平均線を大きく下回った場合】
【終値が250日間の安値を更新した銘柄数が○銘柄以上になった場合】

では、これを全て使わなければならないのか?

 

いや、決してそのようなことありませんよね。

結局のところ、
暴落の底が分かったところで、
「どの銘柄を買うか」が重要です。

だから、底が分かっても、
だたそれだけでは利益を上げることができません。

 

つまり、この暴落時の底を計る方法は、
どのような方法でも、ある程度タイミングを計ることができるので、

「自分が使いやすいものを使う」

ということなのです。

 

実際に、売買ルールの条件式を組むときですが、
知らなかったり、理解していなかったりする
テクニカル指標を使うのは、ただ単に

「使いたいという欲求を満たすだけ」で

それが成果につながるとは限りません。

 

むしろ、理解がないものを使うと、
それは表面をなぞったものになってしまい、
本当の意味で利益を上げることができなくなってしまいます。

 

よくあるのが、
検証上であれば、まだよいのですが、
実運用して上手くいかないとき、
その部分に焦点がいき、疑心暗鬼になりがちです。

そうなると、どんどん自分の売買ルールを
疑い始めて、結局運用をやめてしまう
などという結末も十分にあるのです。

だから、こういった指標や
売買ルールの条件式を選択するときは、

決して「使いたいという欲求を満たす」のではなく、
「自分が使いやすいものを使う」というのが鉄則なのです。

 

結局、自分が納得したものでなければ、
自信をもって使えませんし、
自信がなければ、何かあったとき疑心暗鬼に陥り、
悪い事態を招いてしまいます。

だからこそ、「自分が使いやすいものを使う」ことが重要なのです。

 

ということで、
企業秘密の理由ですが・・・(笑)

それは、あなたに「自分が使いやすいものを使う」ことを
していただきたいからです。

実際、私もベースは斉藤正章さんから得た知識ですが、
それを自分で使える指標にするために、
改良や微調整を繰り返し続けています。

だから、結局私が公表している指標は、
あなたにとって使いやすいものかもしれませんし、
使いにくいものかもしれません。

 

そればかりは、人それぞれですので、
ぜひ、あなたもご自身にあったものを見つけてみましょう。

そうすることで、
あなた独自の指標を作ることができ、
それを売買ルールに反映することができますからね。

ぜひ、挑戦してみてください!

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。