はて?どこまで検証したかな・・・?



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From;西村剛
八丁堀の事務所より、、、

 

今日は、案外誰も教えてくれない、
検証のコツを一つご紹介しましょう。

日々検証に明け暮れるあなたであれば、
きっと、あなたの検証ソフトの中には、
非常に多くのストラテジーが保存されているでしょう。

しかも、それは全く違う内容だけでなく、
微妙に違うものがたくさんあるでしょう。

 

だから、、、

正直なところ、相当しっかりと
ストラテジーの管理をしておかないと、

「あれっ?あれっ?」

ということの連続です。

 

ちなみに、システムトレードというと、、、
というより、こういったトレード法の話では、
どうしても、成績を良くするテクニックに話が行きがちです。

 

でも・・・
実は、この「ストラテジーファイルの管理」

これもシステムトレーダーにとって、
とても重要なテクニックであり、
スキルなのです。

 

例えて言うなら・・・
いわゆる「デキるビジネスマン」というやつでしょうか(笑)

デキるビジネスマンという言葉は、
抽象的なので何をもってデキるか分かりませんが・・・

ただ、イメージとしては、
デキる人ほど、パソコンのファイルはキレイに
整理されている印象でしょう。

 

いちいち、、、

あのファイルは、どこにいった?
このファイルは、どこに保存した?

などと慌てることなく、
スムーズにファイルを取り出すことでしょう。

もちろん、パソコンのファイルだけなく、
机の中にある、書類も全く同じだと思います。

だから、仕事で結果が残せるのか、
仕事で結果を残すから、そうなっているかは分かりませんが、
きっと、何らかの因果関係がそこにはあるのでしょう。

 

ということで、、、
私たちシステムトレーダーが

いわゆる「デキるシステムトレーダー」と言われるように(笑)
そのファイルの整理方法をお話ししましょう。

まず、ファイルの整理方法の中で一番重要なこと、
それは、意外な部分にあります。

 

あなたは、何だと思いますか?

ファイル名の付け方ですか?
ノートの記録の付け方ですか?

残念!!実は、どちらも違います(汗)

 

一番重要なことは、

「計画性」

です。

 

例えば、私の場合、一つの売買ルールを改良するのに、
このような方針を立てます。

////////////////////////////

○1.基本売買ルールの検証
○2.買いルールの変更
○3.指値の変更
○4.資金配分の変更

////////////////////////////

大まかに、どのような方針で改良を進める計画します。

 

システムトレード上級者ほど、
その検証回数は膨大です。

例えば、エグゼクティブ・システムトレード・プログラムのメンバーは
毎月の課題をこなすのに、それだけでも膨大な数の検証をしています。

気になれば、検証。

その繰り返しです。

だから、実際にプログラムを受講しているときでも、
取り入れたいことがあれば、その場で検証しているとも聞きます。

それくらい検証を重ねています。

だから、思いついた順に検証をしても、
何をやって、何をやっていないか全く分からなくなってしまいます。

 

そこで、あのような方針を決めるのです。

あとは、カンタンです。

その方針にしたがって、
次は、細かい計画を立てていきます。

 

具体的には、、、

○2.買いルールの変更であれば、

・株価位置(20日)が20%以上を追加
・株価位置(10日)が20%以上を追加
・株価位置(5日)が20%以上を追加
・ボラティリティ(5日)が10%以上を追加
・ボラティリティ(10日)が10%以上を追加
・ボラティリティ(20日)が10%以上を追加
・ボラティリティ(50日)が10%以上を追加

というように、上から順番に検証していきます。

 

あとは、それぞれに売買ルールのように、
独自のルールを設定して、ファイル名を付ければよいだけです。

 

例えば、、、

・20160426_逆張り_株価位置(20日)20%以上
・20160426_逆張り_株価位置(10日)20%以上
・20160426_逆張り_株価位置(5日)20%以上
・20160426_逆張り_ボラティリティ(5日)10%以上
・20160426_逆張り_ボラティリティ(10日)10%以上
・20160426_逆張り_ボラティリティ(20日)10%以上
・20160426_逆張り_ボラティリティ(50日)10%以上

 

などと、同じカテゴリーで
詳細部分が変化していることが分かるようにしておくのも
方法のひとつかもしれません。

こうやって、できる限りカテゴリーが分かる部分を
ファイル名の前にもってきて、
後ろに詳細内容を記載すると分かりやすいでしょう。

 

また、これはパソコン自体の仕組みですが、
パソコンは、数字が優先されて上位に来るので、
ファイル名の前に数字を入れておくと良いでしょう。

そうすると、数字が若いものほど上に行きますので、
その後ろの日本語が違くても、数字を優先して
ファイル名の塊ができます。

そういった、パソコン自体の特性を活かして、
上手く整理していくと良いでしょう。

 

他にも、その特性を活かし、
実運用している売買ルールや、改良中の売買ルールには、

「#」や「!」のような記号を付けるのも方法です。

自分の中で、「#」は実運用中、「!」は改良中など、
ルールを決めておけば、混乱することはありません。

とにかく、ストラテジーのファイル名も、
売買ルールのごとく、ルールを決めて管理すると良いでしょう。

 

つまり、

方針を立て、しっかりと計画し、
計画に沿ったファイル名を付ければ、
おのずと管理はしやすくなるのです。

 

そうすれば、、、

その計画の途中までしかやっていなくても、後日、

「はて?どこまで検証したかな・・・?」

となることはありません。

ストラテジーファイルの一覧を見れば、
どこまでやったか一目瞭然でしょう。

実は、こういった管理が上手くできるかできないかも、
システムトレードの成績を左右する一つの要因です。

見逃せないスキルの一つですので、
ぜひ、この情報を上手く活用しましょう!

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。