なぜ、自分の銘柄だけ反発しない?



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From;西村剛
八丁堀の事務所より、、、

 

「なぜだ!何でみんな反発しているのに、
自分が買った銘柄だけ、反発しないんだ・・・。

あ゛~~~、本当になんでなんだ~~~!」

すでに、システムトレードを実践しているあなたや、
もう中級レベルに到達したあなたであれば、
このような経験が一度はあるかもしれません。

 

この状況は、本当に悔しいですよね。
その気持ち、非常によく分かります。

 

何と言うのでしょう・・・
自分だけ、流行から取り残された気分ですよね。
周りは常識的に知っているのに
「えっ、知らないの~?」とでも言われている気分です。
特に小学生くらいのときなら、 この一言はショックでしょう。

 

悔しいですが、大人になっても そのショックを味わうのです。

 

ただ、それだけだったらよいのですが、、、
私とあなたがしているシステムトレードは、

精神的ショックなどという優しい言葉では片づけられません・・・。
だって、私とあなたがいる世界は、 全てが金銭的なものとして跳ね返ってくる世界ですからね。

 

「精神的ショック+お金」の二重苦でかえってきます。

 

だから、 上手くその反発に乗れなければ、それは「損失」を意味するのです。

 

まるで、自分だけが「不合格通知」をもらったように、 地獄の底に突き落とされるのです。
あっ、さすがに地獄の底は言い過ぎかもしれませんね(笑)
でも、何にしても現実問題として 「損失」につながってしまうのです。

 

さて、なぜこんな話をしたかと言うと・・・

 

昨日の株式市場は、
前日の米国株式市場の下落が嫌気され 日経平均株価は前日比112円安の「14,620円」で終了しました。

特に、引けにかけて日経平均株価は下げ幅を拡大させました。
チャートの形だけをみると まるで暴落のような形ですよね。

これは、日経平均採用銘柄の10/1(火)からの変更を受け、
日経平均と連動して運用する投資信託や年金基金などが、 ポートフォリオの調整を行なったことが要因だと考えられます。
ですので、昨日の下落は、 このような調整が要因ですので、私は一時的なものだと考えています。

特別心配していません。

 

ただ、そうは言っても 「シグナル」は素直です。
昨日の下落は、「押し目買い」のタイミングでしたので、 シグナルが大量発生しました。
しかも、ここまでシグナルは発生するのは、久々です。 8月中旬以来でしょうか。
このシグナルが大量発生するタイミングは、 違う言い方をすれば、大きなチャンスでもあります。

 

しかし・・・

そんな中、このチャンスをなぜか、取りこぼしてしまう人がいるのです。

 

そして、その人はこう言うでしょう。

「なぜだ!何でみんな反発しているのに、 自分が買った銘柄だけ、反発しないんだ・・・。」と。

 

これはシステムトレーダーが一度は通る道でしょう。
だから、もしあなたがまだこれを経験していなければ、 わざわざ経験する必要もないので、この回避方法についてお話しします。

 

回避するには、ただ1つ。

これを注意する必要があります。

それは、、、

「資金管理」です。

 

非常にシンプルな話ですが、 これを調整することで、この「なんで自分だけ・・・」ということが回避できるのです。

システムトレードでは、 他人が全く同じ売買ルールを使えば、同じ成績があげられると言われています。
ただし、ここで注意したいのが、 これは「資金管理」も同じ状況で使った場合の話です。

 

ただ、実際は、各々資金量が違ったり リスク許容度が違ったりしますので、 同じ売買ルールを使うと言っても、資金管理の面で異なってしまうものなのです。

 

しかも、この資金管理は、 このテーマだけで1冊の本ができてしまうほど重要な項目です。

他にも、あの伝説の常勝投資家集団「タートルズ」


の秘密も、資金管理にあると言われています。

 

だから、それくらい重要なのです。
だからこそ、 「なんで自分だけ・・・」の状況を回避するには、この資金管理が重要なのです。

 

特に、最近の傾向としては

 

シグナルが発生した銘柄の中でも、

○反発する銘柄

○そのままズルズル下落する銘柄

の差が激しくなっています。

 

ですので、しっかりと資金管理しないと、 運悪く「そのままズルズル下落する銘柄」を掴んでしまう可能性もあるのです。

 

では、その対策はどうすればよいのか?

 

それは、、、

銘柄を「1~2銘柄」に集中してトレードするのではなく、

○資金量が少ない場合でも、『最低5銘柄』

○資金量がある程度ある場合なら、『最低10銘柄』

に分散してトレードすることをオススメします。

 

単純な話ですが、 たったこれだけをするだけで、状況は回避できるのです。
こうやって見ると、これは非常に単純で分かりきったことに見えるかもしれません。

 

しかし、実際は売買ルールの改良をするうちに、 成績を伸ばすことに近視眼的になってし
い、 トレードする銘柄を集中させてしまうということは、よくある話なのです。

 

他人から言われて、

「あれっ、確かに1~2銘柄に集中している・・・」

と気がつくのです。

 

ただ、一方で、1~2銘柄に集中したことに気がついても、 その状況がなぜ好ましくないのか分からない方もいます。

 

その場合は、「宝くじ」を想像して下さい。

システムトレードと違って、当選の確率は低いですが、 それは今回はおいておいて考えると・・・

たった1枚を買うよりも、

何枚も買ったほうが、当る確率は高くなりますよね。

しかもそのとき、連番だけで1組買うよりも、 複数の組で買った方が、当る確率は上がりますよね。

もしくは、バラと連番を組み合わせて買ったり、 買う枚数を増やしたりすることで、確率は上がります。

そうです。

 

基本的には、これと考え方は変わらないのです。

しかも厳しいことに、株は宝くじと違って目減りします。

だから、当る確率を伸ばすと同時に、損を補ったり、損を抑える行動も必要なのです。

いかがですか?

ちょっとした話でしたが、、、考えると奥深い話ですよね。

 

もし、あなたが、

「なぜだ!何でみんな反発しているのに、 自分が買った銘柄だけ、反発しないんだ・・・。」

という思いをしているのなら、ぜひ資金管理を見直してみましょう。

これは重要というよりも「必須」ですよ。

 

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■追伸

資金管理を学ぶなら、このタートルズは、一度は読んでおきたいですね。


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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。