醍醐味



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From;秋山大介
宇都宮の自宅より、、、

 

「結局さ~、このチーム、
周りが崩れていったから、優勝できただけだよね~。

他のチームはすごいことやってきたのに。
いいのかな~、これで???」

 

私の横に座っていた奥さんがこう言いました。

 

だから、思わず私は

「分かってないな~」

と言ってしまいました。

 

まっ、その後は、あなたのご想像通り・・・

修羅場まではいきませんが、
アレですよ、アレ・・・

と、そんな夫婦の話はいいとして、、、

先日、7/23(土)から24(日)にかけて、
FNS 27時間テレビ』が放送されていました。

家に帰ると、偶然、
このテレビ番組がやっていて、
なんとな~く、二人で見ていました。

 

すると「スーパーダンク選手権」という
企画がちょうど放送されていました。

http://www.fujitv.co.jp/27h/baske-kiyaku.html

 

詳細は、このページを見ていただきたいのですが、
バスケ用語で、「タップ」というものを繰り返し、
最後の人が「ダンクシュート」を決めるものです。

 

それで、、、

この競技は、基本的にチーム全員がタップして
ダンクシュートを決めることが前提です。

そして、それに加えて芸術点のようなものがあり、
それを審査員が評価して合計点で競い合うゲームです。

 

だから、このチームを見てください。

 

何だか、すごいことをやっていますよね。

どの高校も、こんな感じで、
アクロバティックなことをやっていました。

 

さて、あなたに質問です。

もし、あなたがこの競技に参加するチームメンバーだったら、
どのような演技?どのようなタップ?シュート?
ま~、何でもいいです。どんなプレーを選択しますか?

 

はい、考えてみましょう!








 

どうですか~?

おそらく、多くの人が、
何か新しいアクロバティックなことを考えたのではないでしょうか?

 

うん、うん、それは素晴らしい発想ですね!

いいと思います!

と、言いたいところですが・・・
私からすると「残念!それは違います!」と言いたいところです。

 

私が選択するプレーというより戦略は、、、

○自分の高校でプレーできる予選では、アクロバティックなプレーをする
○テレビ局に集合した決勝では、普通のプレーをする

という2つに分けます。

 

ただ、すみません・・・
予選と決勝があることを伝えてないので、
その条件があれば、あなたの選択も違っていたかもしれませんよね。

 

つまり、戦略の概要を言うと、

○慣れた場所でできる予選は「高い得点を狙いにいく」
○慣れない場所でプレーする決勝は「失敗する確率を下げるプレーをする」

さらに加えると、2番目の戦略は、

○「失敗する確率を下げるプレーをする」が、
バスケの醍醐味「高くてパワフルなダンクシュート」を狙う

です。

 

結局のところ、どんなアクロバティックなダンクシュートをしても、

マイケル・ジョーダンの伝説の空中を歩いているような
エアウォークのダンクと

 

シャキールオニールの破壊力抜群のダンク

https://youtu.be/gC15FHDCEMM

 

には絶対勝てないですからね。

 

やはり、ダンクシュートの醍醐味は

○高さ
○迫力

この2つです。

この2つがあるダンクシュートには、
どんなアクロバティックなものも勝てません。

 

結局、みんな口をそろえて言うのが

「高くて迫力あるダンクには勝てない…」

ですから。

 

というとで、つらつら能書きをたれてきましたが(笑)

 

つまりは、こういうことです。

「慣れた場所でできる予選」は、
練習と予選会場が同じなので、いつも通りのプレーができる確率が高いです。

 

ということは、、、
他のチームも成功する確率が高いので、
おそらく、どれだけ審査員を魅了するプレーができるかが勝負でしょう。

だから、ひたすら練習を重ねて、
審査員を魅了するアクロバティックなプレーで勝負します。

まさに、「得点を伸ばしにいく戦略」です。

 

ですが・・・

「慣れない場所でプレーする決勝」は、
全く反対の戦略で挑みます。

慣れない場所というのは、テレビ局のスタジオなので、
ま~、芸能活動でもしている高校生でなければ、
まず予選のようなプレーは不可能でしょう。

普段テレビで見ている芸能人が自分たちを見ているわけですし、
私からしたら、あの田臥選手が見ているわけですから、
緊張しまくりですよ(笑)

 

ということは、それだけ平常心を保つのが難しい局面ですので、
このときは、得点を伸ばすことではなく、

「無難にプレーし、ゼロ点になる確率を下げる」

という戦略でいきます。

 

きっと、周囲のチームは「得点を伸ばしにいく戦略」でいくでしょう。

でも、平常心を保てない状況で、
それをやろうとしても、まず不可能です。

それであれば、他のチームは失敗し「ゼロ点」になる確率が高いです。

 

つまり、、、

その穴をつき、私は無難なプレーで
確実に得点を獲得することを狙うのです。

ただ、その場合、もし他に同じ戦略のチームがいると負けてしまいます。

だから、最後に確実性が高く、
一番評価されるものを残しておきます。

しかも、ダンクシュートはトランポリンを使ってできます。

それであれば、選択は一つです。

ダンクシュートの醍醐味

「高くて迫力あるダンクシュート」

それを最後に持ってきます。

 

と、、、

すご~く長い話になりましたが、
これ、トレードに非常につながった戦略思考であることに
あなたは、気が付きましたか?

気がついたあなたは、
さすが、利益を着実に積み上げる優秀な
システムトレーダーですね。

 

そうですよね?

実は、2番目に使う戦略は、
まさしく、着実に利益を積み上げる
私たちシステムトレーダーの戦略です。

反対に、1番目に使う戦略は、
まさしく、ギャンブル要素の強い、
大化け銘柄を探し当てる戦略です。

このバスケが良い例ですが、
最後は、やはり得点を伸ばしにいく戦略は崩れます。

 

しかし、、、

着実にいく戦略は、大きく得点は伸ばせないものの、
確実に得点を取ることで、周囲よりも良い成績を収められます。

 

ということで、

トレードの成績は決して周囲と比較するものではありませんが、
トレードでも、どちらの戦略を選択するのが、
あなたの利益を伸ばすことができるかは明白でしょう。

さあ、あなたはここから、
トレードで、どちらの戦略を選択しますか?

 

あっ・・・

ちなみに、私の奥さんは「得点を伸ばしにいく戦略」を描いていたので、
私は、思わず口にしてはいけない

「分かってないな~」を言ってしまいました(笑)

 

そして、同時に、奥さんが学生時代にチアリーダーだったときを知っているのですが、

「あ~、だから大きな大会で、いつも大技が・・・」

と思ってしまいました。

 

これは口に出したら・・・(笑)

戦略の組み立て方で、結果というのはずいぶん変わるものですね(笑)

なまえ

 

 

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夢幻

平均年利100%以上を叩き出し、今なお資産を増加し続ける現役の専業システムトレーダー。 会社員時代は投資教育会社の統括マネージャーとして、成果を挙げた個人投資家やプロトレーダー、ファンドマネージャーなどに数多く会い、様々な実践トレードの手法を学ぶ。 斉藤正章氏や西村とも古くから交流があり、「システムトレードの達人」を開発当初から愛用している。 退職後は、当時の資金500万円のうち100万円を設備投資に使い、資金400万円で専業トレーダーに転身。 トレードの利益から生活費を捻出するため、当初は、資産がなかなか増えていかない状況が続くも、「システムトレードの達人」を使い独自の投資手法を構築することで、本格的にトレードを開始した2013年以降は年利回りが50%下回ることがないという安定した実績を残している。