含み益があるまま海外に行くと・・・えっ?



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From;秋山大介
宇都宮の自宅より、、、

 

「AIで世の中はどう変わるか?」
「世の中は何時代に戻っていくのか?」
「これから日本はどうなるのか?」
「100年後、200年後、さらにもっと先の日本をどのような形で残せるのか?」

 

ちょ~っと小難しいことを並べてしまいましたが、
このようなことを、最近の私はよく考えています。

 

と言っても、、、
まだ真剣に考えるレベルではありませんが(笑)

 

ただ、このようなことを考えつつ、

西暦何年をリミット・・・
つまり「終わり(撤退)」にするかを考えています。

おそらく、このあたりのことが、
そのリミットを決めるには、材料になると思うので。

 

ちなみに・・・
そのリミットとは、私の父が創業した会社のことです。

何度かお話ししているので
ご存じの方も多いかもしれませんが、
私は、父の急死に伴い、実家の会社の経営もしています。

事業内容は、建設業で
中でも、内装仕上げ工事業です。

ただ会社と言っても、建設業の業者としては、
それほど大きくなく、社員と専属の職人さんを含め
20名くらいで、小さくやっています。

 

ちなみに、他の同業他社の規模は2~3倍です。
だから、自ずと売上規模も2~3倍あります。

これからAIが本格化すると分かりませんが、
今のところ、建設業は、人数に応じた分しか
生産できませんので、人数が多ければ売上があがるという業界です。

ただ、同業他社の売上は大きいと言えば、大きいのですが、
薄利多売のビジネスモデルでです。

私のところは、造語になってしまいますが、
全く反対で「高利少売」のビジネスモデルです。

だから、一時期県内企業の長者番付のようなもので、
同業他社が上位に出てきたのですよね。

 

そしたら、結構言われたんですよね、
身内の職人さんから・・・

「もっと規模を大きくしたら?
あの同業他社は、新聞に載っているよ!」と。

 

ま~、そう言われると私の答えは決まっていて

「○○さん、別に規模を拡大するのはいいですけど、
その分、工賃減っていいですか?」

と言います。

 

すると、大抵は「嫌だ!」というので、
現状のままでいくというオチですが…

私の父が30年かけて適正規模を見つけ、
財務内容を重視した経営をしていたので、
そもそも、それを変える気もないですしね。

薄利多売よりも、
少ない仕事で高利益のほうが、みんなラクできますしね。

 

だから、私は一人あたりの生産性にこだわります。

また、会社にどーんと貼ってある今期目標は、
売上だけでなく、「目標原価率」が書かれています。

そして、特に現場の人たちとは、
この原価率について徹底的に共有し、
年度初めに、「何をすれば、あと0.1%でも原価を削れるか」と考えます。

すると、そもそも見積もりは利益率重視で出しますし、
さらにそこから、全員が1円でも原価を下げようと努力します。

混ぜせばゴミですが、分ければ材料になるものは
建設現場にはたくさんあります。

そうやって材料化したり、
無駄な発注を抑えて、上手いこと利益を確保しています。

 

まっ、ただ他にもビジネスモデルにからくりがあるのですが、
なぜ、そうなるかは言いません…というより言えません(笑)

そんなこんなで、日々明日はどうなるか分かりませんが、
今のところ、4年間は会社に関わる人たちは
ハッピーにやっていると思います。

 

しかし・・・
私は今、その何とかハッピーを維持している会社のリミットを毎日考えています。

「いったい、西暦何年に会社を清算するか」

と。

 

はっきり言って、
今の建設業界は、技術革新が起きるか、
もしかすると、革命のような権力がひっくり返るような
出来事が起きない限り、先が見えません。

 

これは政府が発表している統計資料を見れば
一目瞭然ですが、

「建設業界の人口の減少が止まらない」です。

今、建設業界のうち、半数は50代以上です。

しかもその中で正社員は少なく
60代70代でも、職人(個人事業主)として働く人が多いので
その割合はものすごいものです。

 

ちなみに、、、

私は36歳ですが、現場に行くと、
世間で言えば18歳くらいの感覚で迎え入れられます。

一度、30歳、36歳(私)、46歳の3人で現場に入ったとき朝礼で
「今日は超若手だけの組がいるね~」と監督さんから言われたくらいです。

それくらい、高齢化が激しい業界です。

しかも、今はいわゆる3Kという職業でなくても、
IT産業など、お金を稼ぐ方法はたくさんあります。

だから、かつての時代のように
なかなか若手が来ない業界です。

大手ゼネコンでも採用に苦労する時代ですから、
私のような下請け会社はもっと厳しいですよね。

 

ということで、この話は長くなるので割愛しますが、
結局、建設業界の人口がドンドン減っているので、
仕事はあっても仕事を実行する人がいないという時代に、
早ければ、10年後には突入してしまいます。

そうなった場合、今若手を抱えていない
私のところは、10年後は供給能力がなくなり、
仕事ができなくなってしまうのです。

 

だから、一方で採用活動に励み、
一方で、リミットを決めることをしています。

ちなみに、これは私の楽観的視点ですが、
10年以内に、私の実家の会社に人材が集中するということも考えています。

 

その理由は、
この10年以内に、建設業の下請け会社の組織は
大きく変わると思っているからです。

これは、4年前から言っていて、
同じことを、亡くなるころに父も言っていたようですが、

「下請け会社は、ゼネコンに吸収され、
ゼネコンが自前で全部やるようになる時代がくる」

と思っています。

 

他の業界で言えば「卸業」をなくし
「直販」だけにするということです。

下請け会社というのは、結局のところ、卸業です。

ということは、その卸をカットしてしまえば、
色々なコストがなくなります。

特に、私のような完全な管理者というのは、
会社の維持には必要ですが、現場の施工だけ見れば不要なものです。

 

まさにコストです。

ということは、このコストを全てとっぱらい
ゼネコンが管轄すれば、理屈上よくなるはずです。

実は、実際某ゼネコンが、この動きをしています。

ということで、そうなると徐々に下請け会社は、
減っていくことになるでしょう。

 

そうなると、私の考えでは、
生き残るには「体力勝負」になると思うのです。

 

ということは。。。

私は財務内容を、任天堂のようにすることを目標に
していますので、おそらく同業他社よりは、体力があると思います。

実際、銀行などから、なぜ建設業で
この財務体質を維持できるか不思議だと言われくらいですので(笑)

だから業界再編のようになってとき、
何とか生き残って、同業他社であふれてしまった人材が
流入するのではないかと考えているのです。

ただ、それは結局のところ、
同じピザのなかで、パイの取り合いをしているだけです。

どの会社も若手は少ないので、
最後は、自社も残れなくなるでしょう。

だから、何にしてもリミットを設定しなければと思うのです。

 

そして、出した答えが

「2030年」です。

 

限界が2030年です。

もしかすると、もっと前倒しするかもしれませんが、
今のところ、14年後に設定しています。

 

ただ、そのとき絶対に守らないといけないのが、今の状態を維持して、

「倒産ではなく清算」

で終わりにすることです。

そうすれば、みんなでパーっと会社のお金を分けて、
勝ち逃げできますからね(笑)

 

だから、私は今、楽観視してこのまま続く業界であると考えつつ、
こんなシナリオを描いて、日々過ごしているのですよね~。

だら~っと話してきて申し訳ありませんが(笑)

冒頭で出した私が考えていることは、
決して無根拠な話ではありません。

とある日本の重要人物たちから話を聞いて、
あ~、そこまで考えておかないとまずいな~と思って考えています。

 

ちなみに、、、

私の実家の会社のことばかりを書いてしまいましたが、
トレーダーのあなたに一番重要な話を最後にしましょう。

それは、「ここから環境が大きく変わる」ということです。

建設業界人口構造が変化し、
これまでの状況ではいられなくなってきているように、
トレーダーのあなたを取り巻く環境が大きく変わりそうだということです。

 

私も昨年10月頃から真剣に考えて行っていることですが、
ここからは「資産保全」という考え方が非常に重要になってくるでしょう。

まさに、私も父の急死でやられましたが、
相続税に代表されるように、これからの税制は、
取れるところから取る税制にシフトしつつあります。

 

また、これはまだ確かな情報ではありませんが、

「含み益があるまま海外に行くと、含み益に対して税金がかかる」

という話を耳にしました。

確かではないので、その真偽はよく調べてください。

 

その他にも、私が聞く限り、
トレードで稼いだ利益が、これからは「えっ?」と疑問を投げたくなる税制で、
不要に減らしてしまう可能性があります。

もちろん、税金を払うことは悪いことではないですし、
私個人は、税金を払えれば払えるほど、それだけ頑張ったと思うので良いと思います。

 

ただ、これから想定される税制は、、、
そんな私から見ても「えっ!ウソでしょ?なんで?」と思う内容が多くありました。

 

だから余計に思うのです。

ということは、、、

これからは単純に増やすことだけでなく
「出口戦略」というやつでしょうか?

上げた利益を、どうやって守っていくか?という
「保全」の考え方を持ったほうが良いでしょう。

だから、今私は自分の貯蓄などを、
真剣に資産運用というより、保全の考えで動かしています。

つまり、ここから私たちシステムトレーダーは、
これから長期で下落する株式市場の中で、資産を保全する考えだけなく、
稼いだ利益を税制などの変化にどうやって対応していくかの
保全も必要なのではないかと考えます。

 

う~ん、ホント難しい世の中になってきました。。。

結局、税制の改正も人口減少がなければ
そこまでしないのでしょうけど…

人口問題は、経済だけなく、
私たちの資産に関わってきそうですね。

あ~、本当に難しいです。

これ以上は、上手くは説明できないので、
今日はこれで終わりにしましょう(笑)

なまえ

 

 

 

 

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西村剛 著 斉藤正章 監修

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夢幻

平均年利100%以上を叩き出し、今なお資産を増加し続ける現役の専業システムトレーダー。 会社員時代は投資教育会社の統括マネージャーとして、成果を挙げた個人投資家やプロトレーダー、ファンドマネージャーなどに数多く会い、様々な実践トレードの手法を学ぶ。 斉藤正章氏や西村とも古くから交流があり、「システムトレードの達人」を開発当初から愛用している。 退職後は、当時の資金500万円のうち100万円を設備投資に使い、資金400万円で専業トレーダーに転身。 トレードの利益から生活費を捻出するため、当初は、資産がなかなか増えていかない状況が続くも、「システムトレードの達人」を使い独自の投資手法を構築することで、本格的にトレードを開始した2013年以降は年利回りが50%下回ることがないという安定した実績を残している。