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From;西村剛
東京の自宅より、、、
突如、こんなニュースが現れました。
それは、
「ドイツ銀行の破綻懸念」です。
これまで日本では
あまり報道がなかったので、
全く知らなかったという方も多いかもしれません。
日米の金融政策イベントが終わり、
日本株市場は小康状態でした。
昨日(9/27)の日本株市場はやや上昇し、
日経平均株価は、
前日比0.8%プラスの16,683円93銭、
東証マザーズ指数は、
前日比0.5%プラスの945.14ポイントでした。
その落ち着いた状況に、
突如として、再び株式市場を
大きく揺るがす材料が出てきました。
では、そのドイツ銀行の状況が
いったいどのような状況か、これからお話ししましょう。
結論から言うと、
「1.4兆円の罰金の支払い」
を求められている状況です。
ドイツ銀行は、2008年の金融危機の際、
不動産担保証券を投資家に異常に販売しました。
その行為が、人為的に金融加熱を煽ったということで、
米国司法省がドイツ銀行に対して、
あのような訴訟を起こしたのです。
しかも、この訴訟は氷山の一角にすぎないようで、
まだたくさん眠っているという話もあります。
まさに、「数え切れない」と言って良いほどのようです。
ただ、この訴訟が何か
初めて耳にするようなことなので、
イマイチ、ピンとこないかもしれません。
訴訟と言えば、お金を払ってしまえば同じように見えます。
だから、取り方によっては、長期負債と同じだ考えられます。
じゃ~、少しずつでも払っていけば問題ないだろう…
と言いたいところなのですが、
仮に、まだ眠っている訴訟の決着がつくと、
長期負債と違って、全く金額が想像つかないので、
恐ろしいものです。
だから、もしかしたら想像以下かもしれませんし、
もしかしたら想像以上かもしれません。
投資家というのは、
「先行き不透明」を一番嫌がりますので、
このようなドイツ銀行に、敏感に反応するのも当然でしょう。
その証拠として、コレを見てください。
↓
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/us/chart/DB?ct=z&t=6m&q=c&l=off&z=m&p=m65,m130,s&a=v
(『ドイツ銀行【DB】:チャート/株価 – Yahoo!ファイナンス』より引用)
この報道を受けて、株価が急落しています。
しかも、リーマンショック時の安値を更新しています。
日本では報道があまりなかったため
ほとんど気がつかないような話でしたが、
これを見る限り、世界の投資家は、「ドイツ銀行の破綻」の可能性を
織り込みはじめました。
ただし、これは私の見解ですが、
米国司法省とドイツ銀行の問題は、
国と国の問題であるので、一般企業のように
急に破綻するということはないでしょう。
しかし・・・
世界の投資家が、ドイツ銀行の破綻を織り込んでいるということは、
それだけ、このあとの報道で動く可能性があるとも言えます。
そして、その影響が日本にも来ることは
十分に考えられるでしょう。
実際、ギリシャがデフォルトするのではないかと懸念された
欧州の金融危機のときは、日本は全く関係ないのに、
その煽りを受けて、非常に厳しい状況に陥りました。
日々、重苦しい状況が続き、
何とも言えない毎日を過ごしていたと思います。
一部では、この訴訟が米国に好影響ではなく、
巡りに巡って悪影響を起こすなどとう話もあります。
つまり、ここには決して良い材料ばかりでなく、
悪い材料も詰まっているということなのでしょう。
ですので、この報道はこれから見過ごせいないものです。
日本株市場も、飛び火が怖いかもしれません。
そして、今の株式市場は、
表に大きく出てはいないものの、
まだまだ悪い材料が眠っています。
小康状態が続く日本株市場なだけに、
こういった一つの報道で大きく揺れることがあるかもしれません。
だからこそ、私たちは
一つの報道でブレることなく、いつも通り、シグナルの奴隷のごとく
売買を続けましょう。
周囲が、報道で右往左往するときほど、
私たちは、私たちの進むべき道を真っ直ぐ進むべきです。
そして、そう進むことで、
自然と、あなたが望む成功へ最短ルートで近づけるでしょう。
ぜひ、ここから何があっても
ブレることなく、進みましょう!
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西村 剛
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