ちっきしょー!約定しなかった!



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From;西村剛
八丁堀の事務所より、、、

 

「ちっきしょー!約定しなかった!」

そんな気持ちのシステムトレーダーも
多かったかもしれません。

トランプ・ショックによる暴落から一転・・・
昨日(11/10)の日本株市場は、大きく上昇しました。

 

ですので、、、

一昨日の時点で、

「よ~し、シグナルが出た~!」

と喜んでいたシステムトレーダーの多くが、
この急展開に

「ちっきしょー!約定しなかった!」

という気持ちでしょう。

 

もちろん、本当にそこまで思っていないでしょうけど(笑)
シグナルが出たはいいが、約定せず、
少々残念に思っているかもしれません。

 

さて、昨日の株式市場を振り返ると、

日経平均株価は、
前日比6.7%プラスの17,344円42銭、

東証マザーズ指数は、
前日比5.2%プラスの873.02ポイント

で終了しました。

 

本当に、あのトランプ・ショックは、
何だったのかと思ってしまいます。

とてつもない反発を見せました。

だから、私たちシステムトレーダーにとっては、
シグナルが出たものの約定しないということが起き、
残念がっていますが・・・

 

それよりも何よりも、
この2日間の動きは、本当にこれを考えさせられる出来事でした。

「裁量トレードの限界」

今回に限らず、英国EU離脱の暴落時もそうだったと思いますが、
改めて裁量でトレードすることの限界を感じました。

もう少し大きく言えば、

「システムを使わないトレード法」や
「明確な基準のないトレード法」

と言えるでしょう。

もしくは、もう少し突っ込んだ言い方をすれば、

「私たちシステムトレーダー以外の個人投資家の限界」

かもしれません。

 

おそらく、今回のトランプ・ショックで、
多くの個人投資家に自覚がるかないかは別として、
採用している裁量でのトレードは、この2日間そうとう厳しかったでしょう。

トランプ氏優勢の報道で、
まるで、プロレス技の垂直式ブレンバスターのように急落する株価を見て、
恐怖に駆られてしまったでしょう。

そして、その恐怖から、
投げ売りをしたでしょう。

 

ですが・・・
昨日の急騰で、慌てて買い戻す。

そんな、精神的にも行動的にも
大変な2日間だったと思います。

昨日もお伝えしましたが、
やはり、ここからはしばらくの間、
株価が乱高下することが予測されます。

だから、トランプ・ショックのような暴落はないものの、
再び、トランプ氏の発言などで株価が反応し、
そのたびに、株価が大きく変動することでしょう。

 

そうなれば、裁量でトレードでしている
私たち以外の個人投資家は、
再び株価に支配されるように踊らされ、
毎日株価が気になって仕方がない生活を送らなければならないでしょう。

しかも、下がれば投げ売り、
上がれば買い戻すという行為をすると思われるので、
通常の利益の上げ方を考えると、
全く反対のことをしていると言えます。

だから、ここから厳しい状況が続くのではないかと思います。

 

そのようなこともあり、
私自身、そのような状態でトレードしたくはないので、
「限界」を感じ、改めて考えさせられてしまったのです。

 

一方、私たちシステムトレーダーは、
いかがでしょうか?

この2日間、決して彼らのように株価に支配されるように、
株価の動きに右往左往することはなかったでしょう。

トランプ・ショックが起きても、
むしろ、逆張り戦略などのチャンスと見て、

買いシグナルが出た銘柄を発注し、
次のシグナルを待つだけです。

仮に、今回約定しなかったとしても、
それはそれで納め、次のチャンスを平穏に待つだけです。

決して、株価が動いたから、ああしなきゃ、こうしなきゃと
慌てることは、全くありません。

 

だから、私たち以外の個人投資家から見れば、
なぜ、そんなに平穏にいられるのか不思議かもしれません。

それこそ、本人たちは、どうしてよいかパニックになり
投げ売りしているのに、隣では利益になるチャンスといい、
淡々とトレードを続けているのですからね。

 

ただ、これも売買ルールという買ったり売ったりする
「明確な基準」があるからなし得ることです。

そして、その基準に合致したタイミングを
シグナルが教えてくれるからなし得ることです。

つまり、私たちシステムトレーダーは、
その明確な基準を持ち、それをシステマチックに運用することができるので、
このような局面でも、冷静にトレードを続けられるのです。

仮に、明確な基準を持っていても、
売買ルールのようなシステムを持たず、
自制心だけで、それをするのは、大御所の投資家出ない限り、
通常では、なかなかできないでしょう。

 

というように、今回のトランプ・ショックは、
裁量でトレードすることの限界も考えさせられましたが、

私たちシステムトレーダーの強みを、
改めて考えさせられるときでもありました。

だから、私たちシステムトレーダーは、
日々熱心に勉強を続けていれば、
やはり、着実に利益を積み上げていくことができるでしょう。

ですので、今回の話で、自分たちはすごいんだ!と
決して、あぐらをかくことなく・・・

勉強を続け、この先もずっと、
着実に利益を積み上げられるようにしていきましょう。

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。