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From;西村剛
八丁堀の事務所より、、、
「トランプ・ショック」
予想外の展開で急転直下した
日本株市場ですが、
これがまさかの展開を見せ、
トランプ大統領の誕生が決まり、
株価が一転して急騰しました。
そして、米国ダウ指数も、
過去最高値を更新したということもあり、
「日本株も、このまま一気に上昇ではないか?」
と、目論んでいる個人投資家も多いかもしれません。
でも、それは本当でしょうか?
今日は、やや動きが見えてきた株式市場について、
私の見解をお話ししたいと思います。
昨日(11/11)の日経平均株価は、
前日比0.1%プラスの17,374円79銭、
東証マザーズ指数は、
前日比1.4%マイナスの860.64ポイント
でした。
先ほどお伝えした通り、
前日の米国ダウ指数が過去最高値を更新したことを受け、
日経平均株価も続伸しました。
では、この勢いはこのまま継続するのでしょうか?
私の見解は、「No」です。
おそらく、ここからは、当面小康状態になるのではないかと考えています。
その大きな理由は、
「この株価は、トランプ大統領就任を織り込んだ水準」だからです。
その理由の根拠として確認したいのが、
下記のチャートです。
↓
https://www.bloomberg.co.jp/quote/VIX:IND
(『 VIX 銘柄 – CBOE SPXボラティリティ指数 名称 – Bloomberg Markets』より引用)
これは、米国S&P500のVIX指数(恐怖指数)のチャートです。
このチャートを見ると、
すでに平常時近くの数字に戻っています。
そして、株価の値動きの粗さが小さくなっています。
これを見ると、
もう、落ち着きを取り戻したと考えられるでしょう。
また、今の米国ダウ指数の状況を
システムトレードに当てはめて考えると、、、
「高値を更新したときに仕掛ける順張り戦略」に該当したと言えるでしょう。
ということは、、、
順張り戦略の勝率は、おおよそ40%ですので、
それを起点に考えると、ここからさらに上昇する確率は40%です。
つまり、米国株が本格的な上昇トレンドに入ったか
入っていないかは、まだ可能性があるとしか判断できないでしょう。
ですので、私は、米国株に関しては、
いったん天井を付けたのではないかと考えています。
そうなると、日本株も米国株につられて上昇する可能性は、
それほど高くないのではないかと考えます。
もう少し具体的に言えば、
日経平均株価が、いきなり500~1000円などと
大きく上昇することはないのではないでしょうか。
ただし、忘れてはいけないのは、
トランプ大統領誕生ということがきっかけで、
ボックス圏を推移していた株価が動き出したのは事実だということです。
短期的には、今の急騰の勢いが続くとは考えていませんが・・・
ボックス圏が長ければ長いほど、次のトレンドは強くなります。
つまり、多少小康状態が続くものの、
そこの抜けたとき、大きな上昇相場が再びやってくる可能性も十分に考えられるでしょう。
だからこそ、私たちシステムトレーダーは、
株価がどちらに動いても対応できるように、常に準備しておく必要があるでしょう。
特に今年は、順張りのチャンスが少なかったので、
売買ルールの改良などが後回しになっているシステムトレーダーも多いかと思います。
ですので、ここからボックス圏を抜けることを想定して、
順張りにも注力しておくと良いでしょう。

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西村 剛



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