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From；西村剛
八丁堀の事務所より、、、
昨日（1/12）の日本株市場は、下落しました。
日経平均株価は、
前日比1.1％下落の19,134円70銭、
東証マザーズ指数は、
1.3％マイナスの前日比1.3％マイナスの962.58ポイント
でした。
この下落の大きな原因は、
昨日の午前1時頃に始まった
もう間もなく米国大統領に就任するトランプ氏の会見でした。
期待されていたインフラ投資や減税に言及されなかった失望感から、
為替が円高方向に動き、それを受け日本株も大きく下落しました。
昨年末はトランプ相場とも言える
上昇一辺倒の上昇トレンドでしたが、
その勢いもやや失速してきたように見えます。
しかしながら、昨年末は、このトランプ相場が
しばらく続くと、予測するアナリストが多くいました。
そして、私もその一人です。
では、このトランプ相場とも言える状況は、
これで本当に失速してしまったのでしょうか？
まず、再確認したいのは、今の株式市場は、
良くも悪くも、トランプ次第です。
トランプ氏の発言一つで、
本当に良くも悪くも、動いています。
さて、この大統領選挙から始まったトランプ相場ですが、
おそらく、今はこの相場の格言のタイミングにきているのでしょう。
「期待で買って事実で売る」
この格言で考えると、
今は、ちょうど期待で買って、利益確定の売りが出ているタイミングだと考えられます。
では、この利益確定の売りによって、
トランプ相場が失速してしまうのか・・・？
と聞かれれば、私の見解では、
「しばらく続く」と判断しています。
その理由の大きな要因は、
「米国株が大崩れしにくい状況が続く」
と考えられるからです。
トランプ氏のメッセージは、分かりやすく一貫しています。
「米国第一主義」
このことを貫いています。
おそらく、この方向性は、
大統領就任後も、維持されるでしょう。
そうなれば、、、
結果として、米国経済の好調や
それに伴い米国株の好調が続くと考えられます。
また、なぜか見落とされてしまうところですが・・・
トランプ氏は、ビジネス界で大成功を収めている人物です。
そのような人ですから、
おそらく、どうすれば米国株が上昇するか、
経済が良くなるかは、熟知しているでしょう。
政治家としては未知数ですが、
少なくとも、ビジネスに直結している経済や株については、
それなりに堅い部分があるので、当面堅調に推移するのではないかと考えています。
つまり、、、
もし、このような動きになることを想定すると、
私たちシステムトレーダーにとって、
「押し目買い」のチャンスになるでしょう。
もちろん、株価が上がるか下がるかは、誰にも分りません。
ですが、上手くチャンスをつかんだり、
改良で注力すべき売買ルールを選ぶには
このような情報をもとにするのも良いでしょう。
ただ、もちろん私たちシステムトレーダーがすべきことは
いつでも変わりありません。
これまで通り、目先の株価の動きに惑わされることなく、
シグナルの奴隷のごとく、シグナル通りにトレードしていきましょう。
そうすることで、私たちは着実に利益を積み上げることができるでしょう。
そして、それが私たちの望む成功への最短ルートになり、
成功をつかむことに着実に近づくことができるでしょう。
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西村 剛
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