末尾「7」の年に大暴落の起きるのは本当か・・・?



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From;西村剛
八丁堀の事務所より、、、

 

もしかすると、
あなたも目にしているかもしれません。

私も複数の記事で
表現は多少違うものの、

 

末尾に「7」のつく年は、金融危機が起きます!
末尾に「7」のつく年は、大暴落が起きます!

 

というものを、年初から多く見かけました。

ほ~~~~~~~~っ

と私は思うところですが、
あなたは、この説をどう思うでしょうか?

ちょうど先日、このことの真偽について
ご質問をいただきましたので、
私の見解を、ここであなたとも共有しておきましょう。

本当なの?

と思っている個人投資家の皆さんも
多いかもしれませんので。

ちなみに、これはシステムトレーダーにとっては関係ないでしょう(笑)

ただ、興味のある方は、続けてお読みください(笑)

 

まず、末尾「7」の年に株式市場に
何が起きたか振り返りましょう。

一応、私も頭に入っていますが、
もう一度調べなおしてみました。

すると、この3つが該当しました。

〇1987年ブラックマンデー
〇1997年アジア通貨危機
〇2007年サブプライムショック

 

お~、確かに、末尾「7」の年です。
末尾「7」の年には、何らかの大暴落(金融危機)があるようです。

なるほど、なるほど・・・

 

で?????????????

何?????????????

はい、これが私の見解です。

 

確かに、過去3回は、何らかの大暴落(金融危機)ありました。

1980年代以降、各年代の末尾「7」の年は、
確かに「確率100%」で、このようなことが起きています。

だから、あなたのように日々熱心に勉強している
優秀な個人投資家「ではない」人たちは、この情報を見て、

「よ~し、今年は7が末尾だから、大暴落が必ず起きる!
空売りだ!空売りだ!空売りだ!」

と考えてしまうでしょう。

 

でも、冷静に考えてみてください。

 

3回と聞くとインパクトがあるかもしれません。

しかし、、、
7が末尾で大暴落(金融危機)になったのは、
まだ「3回」しかありません。

もし、これが10回、20回、30回続いているなら、
確かにこの話は信ぴょう性があります。

きっと、そうすれば私も検証して調べます。

そして、その可能性を考慮しながら、
今年を過ごすことになるでしょう。

 

ですが、、、
システムトレーダーのあなたなら分かると思いますが、

過去に「3回」しか起きていないことを
確率論の思考で、今年も7が末尾だから100%大暴落が起きる!
とは思いませんよね?

だって、通常の検証で、3回しか起きないことは、
偶然性の高いものとして判断し、除外されてしまいますから。

例えば、これは過去20年分の株価データを分析して、

「取引回数が3回しかない売買ルールを、有効性の高い売買ルール」

と判断していることと変わりありません。

私たちシステムトレーダーは、
決して、そのような判断はしませんよね?

 

そういうことです。

私たちシステムトレーダーは、
初級者ももちろんですが、上級者になればなるほど、

取引回数=「売買回数」

を重視します。

やはり、確率論で考えれば、
売買回数が100未満のものより、売買回数が100以上のほうが信ぴょう性があるでしょう。

もしくは、極端に少ない場合を考えれば分かりますが、
売買回数が10回のものを、これは有効な売買ルールだ!と言って使うことはないでしょう。

 

野球で例えれば、

イチロー選手のように、首位打者を何度も獲得し、
首位打者ではないときも、それなりの成績を生む選手と、

1、2回はイチロー選手をはるかに超える首位打者を獲得するが、
他の時期は全くダメな選手を比較して、

イチロー選手より、後者の選手のほうが成績を残す確率が高い!と判断するようなものです。

「いやいや、そんな判断しないでしょ・・・」

と思いますが、売買回数が少なくてそれを有効性があると判断するのは、
これを同じだということです。

だから、こんな判断は、私たちシステムトレーダーであれば、
絶対にしませんよね。

ここまでお話しすれば、
あなたであれば、もう十分にお分かりでしょう。

 

「7」が末尾の年は・・・の話は、
結局、売買回数が少ない話ですので、信ぴょう性は薄いのです。

私たちシステムトレーダーは、
「7」が末尾ときは3回連続であっても、
それは、偶然性が高いものと判断します。

ただし、もちろん常々暴落に備えていますので、
準備はしています。

 

ですが、、、

私たち以外の個人投資家は、
このような情報に惑わされて・・・

「今年はどうしよう・・・今年はどうしよう・・・」

と必要以上に不安になるのです。

そして、冷静な判断を失い、
それがトレードの損失につながり、
無駄な損を積み重ねるのです。

 

反対に、私たちシステムトレーダーは、
いつでもやることは変わりありません。

常に、暴落にも備えた戦略を準備していますので、
シグナルの奴隷のごとく、シグナル通りにトレードするだけです。

そして、それによって、着実に利益を積み上げていきます。

だから、このような摩訶不思議な情報に惑わされることなく、
私たちは、私たちの信じる道を進みましょう。

それが、私たちの望む成功への最短ルートなのですから・・・

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。