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From；西村剛
東京の自宅より、、、
今日は、ちょっと意地悪な情報を・・・（笑）
ただ、意地悪と言っても、
あなたに被害があるなど、そういうことではありません。
単に、私が明確な答えは言わず、
試してみてからのお楽しみ…というだけです。
さて、その情報をお話するうえで、
この話を、まず聞いてください。
それは、私が売買ルールを作成するときに、
一番重要しているとこです。
もしくは、自分のデータを蓄積するために
ということでしょうか。
いずれにしても、
売買ルールを作成する基礎になるようなもので、
スポーツで言えば、基礎体力を上げるための、
ウエイトトレーニングみたいなものでしょう。
この基礎があるかないかで、
出来上がる売買ルールが全く変わります。
例えば、斉藤正章に何かを質問すると、
「えっと、それは統計的に見て…」
という答えが返ってきます。
まさに、それのことです。
では、そのシステムトレーダーとしての
基礎体力を上げるものは何か？
それは、、、
「たくさんの傾向をつかむこと」
です。
おそらく、システムトレード上級者のあなたは、
「あ～、それね」という話かもしれません。
ですが、、、
それ以外のシステムトレーダーにとっては、
少々珍しい話かもしれませんね。
では、その傾向とは何かですが、
例えば、こんなものがあります。
◯1月から5月までは株が上がりやすい
◯指値を深くすればするほど、合計損益は下がるが平均損益は上がる
◯終値と移動平均線との乖離率が小さくなればなるほどトレード回数は増えるが平均損益は下がる
◯暴落時にはエントリー時の優先順位は○○が良い
すでにあなたも知っていて、
売買ルールに取り入れているものもあれば、
まだ、全く知らないものもあるかもしれません。
もちろん、傾向は無数にあるので、
これだけが株式市場の傾向ではありません。
だから、私はこの傾向のデータを増やすべく
たくさんの検証を行っています。
でも、この蓄積が基礎体力のアップにつながり、
結果として、利益を生む売買ルールを作りやすくします。
また、このような傾向をつかんだうえで作成した売買ルールは、
偶然性の高い…つまりカーブフィッティングの
売買ルールになることを回避します。
というように、メリットが大きいのです。
だから、これは質の高い筋力トレーニングのようなものでしょうか。
もしくは、今で言えば、体幹トレーニングのように、
システムトレーダーとしての軸を作り、
安定させるものと言っても良いかもしれません。
箱根駅伝で優勝した青山学院大学の駅伝チームや
イタリアで活躍するサッカーの長友佑都選手は、
この体幹トレーニングを重視し、体の安定性を高め、
自分の能力を最大に発揮できるようにしているようですよね。
やはり、体の軸が強くなると、
それだけ効率よく体を動かすことができるようです。
つまり、システムトレードも同じです。
傾向をつかむことは、体幹を鍛えるのと同じなので、
いっけん、売買ルールを作成するには遠回りに見えるものですが、
実は、良い結果を出すためには、重要なのです。
だから、実際に私が1年間個別指導する特別プログラムでは、
この傾向をつかむことを、たくさんやります。
そして、その傾向をつかみ、データが自分の中に蓄積された段階で、
始めて売買ルールを作成し始めます。
そうすることで、
普通に売買ルールを作成するよりも
遥かに効率良く、質の高いものが作成できるのです。
もし、あなたがこの傾向をつかむことをしていなければ、
今すぐ始めたほうが良いでしょう。
ただ、これはその体幹トレーニングと同じで、
やらなくても、がんばることはできます。
ですので、やるかやらないかは
あなたの選択次第です・・・
と、言っておけば、あなたは実行しますよね（笑）
そうそう、冒頭で言ったことですが、
それは、この話です。
その傾向をつかむことで一つやっていただきたいことがあります。
それは、
「米国ダウ指数の傾向」です。
実際に検証して傾向を調べてみると分かるのですが、
この米国ダウ指数にも、日本株と同じように傾向があります。
ぜひ、それをあなたが調べてみてください。
答えを言ってしまうと、
あなたのデータと蓄積されませんので、
今日は、ちょっと意地悪をします（笑）
ぜひ、一度チャレンジしてみてくださいね。
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西村 剛
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