複数の売買ルール作成のコツ



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From;西村剛
東京の自宅より、、、

 

「ここ最近、複数の売買ルールを作成する話が出ていますが、
どのようにしたら、売買ルールをいくつも作成することができるのでしょうか?」

「システムトレードの上級者はいくつもの売買ルールを組み合わせて運用していると聞きます。
でも私はまだたくさん作ることができません。
どのようにして売買ルールを増やせば良いでしょうか?」

 

このようなご質問をいただきました。

きっと、あなたは一般的な個人投資家というより、
この日刊メールマガジン【システムトレードの達人】で
毎日勉強しているので、平均的なシステムトレーダーよりも
上を行っているでしょう。

平均的なシステムトレーダーというのは、
私たち以外の人たちですが、
まだまだ、私たち以外のシステムトレーダーは、
一つの売買ルールで、どんな相場でも利益を上げられると信じています。

 

だから、こう言います。

◯逆張りって、利益が上がるといっても上昇相場はダメじゃないか!
◯順張りって、利益が上がるといっても下落相場はダメじゃないか!

と、このような典型的な勘違いをしています。

でも、私たちは違いますよね?

私たちは、戦略には得意不得意があり、
複数の戦略を同時に運用することで、
お互いの得意相場を伸ばし、不得意相場を補うことで
利益が上げられると分かっています。

 

だから、この複数の売買ルールを作成したいという願望は、
周囲のシステムトレーダーから見たら、非常にレベルの高い話です。

そういった意味でも、
私はこのようなご質問をいただける機会を嬉しく思います。

 

さて、ではその質問の答えですが、
2種類の方法があります。

一つ目は、少々面倒な方法です。

それは、例えば、この「5つの最強の投資戦略」に
掲載されているような、今も昔も変わらず有効な投資戦略を
一つずつ取り入れていく方法です。

ただ、これは表裏一体の部分があります。

最終的には、ここに掲載されているものを運用できるのがベストですが、
それぞれの戦略を習得するのは時間がかかるということです。

 

また、難しいのが、自分が不得意な戦略も入れなければならないということです。

例えば、比較的勝率が低く、保有期間が長い順張りが苦手であれば、
いくら成績のためと言っても、実運用のとき苦痛でしょう。

というように、確かにこのような典型的な投資戦略を全て組み込むのは、
最強の戦略なのですが、自分が耐えられるかという部分では、
表裏一体と言えるでしょう。

 

では、二つ目ですが。。。

こちは、一つ目と違って、面倒ではなく比較的即効性がある方法です。

 

それは・・・

「一つの売買ルールを分ける」

という方法です。

 

例えば、押し目買いの売買ルールがあるとしましょう。

それを、

◯東証1部
◯東証2部
◯それ以外の市場

というように、投資対象の相場を分けて作成します。

これだけで、3つの売買ルールを作れます。
また、市場ごとに分けた売買ルールを、今度は、

◯上昇トレンド用
◯下落トレンド用

の2つのトレンドに合わせて改良します。

そうすると、合計「6つ」の売買ルールができてしまいます。

この「分ける」という作業をするだけで、
すぐに売買ルールを、複数作成できるようになります。

 

実は、、、

システムトレード上級者は、
同じタイプの売買ルールで、このようなことをして
複数の売買ルールを持っていることが多いです。

例えば、逆張り戦略の買い付けのタイミングをずらしたり、
保有期間で分けたりと、同じタイプの売買ルールを
分けて複数の売買ルールを持ち合わせています。

ですので、もしあなたが複数の売買ルールを作りたいけど、
どうすれば良いか分からない場合は、
この「分ける」という作業をしてみると良いでしょう。

シンプルな発想ですが、非常に有効です。

ぜひ、あなたも挑戦してみましょう。

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。