*注目* 1年に一度…来週だけ有効な戦略



【お知らせ】
下記リンクのメルマガを中心に情報を更新していく予定です。
無料ですのでぜひご登録いただけるとありがたいです

西村剛の投資戦略メルマガ【無料】




 

From;西村剛
八丁堀の事務所より、、、

 

明日から4月です。

今日は、単刀直入に、年に一度しか有効ではない戦略を
あなたに特別にお伝えしましょう。

 

だから、これからお話しする戦略は、

毎月有効な戦略ではありません。
毎週有効な戦略ではありません。
毎日有効な戦略ではありません。

 

これは、
「今年で唯一来週だけ有効な戦略」です。

年に1度だけ、週明けの4月第1週だけ、
有効な戦略があります。

 

だから、これからお話しする戦略は、

4月の2週目は有効ではありません。
3週目も有効ではありません。
4週目も有効ではありません。

有効なのは、
「4月の第1週だけ」です。

 

では、なぜ「4月の第1週だけ」有効な戦略が存在するのか?

それは、

「4月第1週は、株価が上がりやすい」

というアノマリーがあるからです。

 

実は、この4月の第1週というのは、
「機関投資家の買いが期待できる週」です。

4月は新年度ということもあり、
多くの機関投資家は、このタイミングで、
ポートフォリオの再調整を行います。

具体的には、利回りを上げるために、
リスク資産である株式の割合を増やす傾向があります。

だから、このような資金が4月の第1週には
株式市場に一気に流入し、株価が上がりやすいのです。

 

ちなみに、なぜこのタイミングに集中するかですが、
よく考えてみると分かります。

私も機関投資家の一人でしたのでよく分かりますが、
機関投資家とはいえ、その多くはサラリーマンです。

だから、どうしても評価が気になります。

そうなると、起こるのが、
「減点法」に引っかからない行動を右にならえでとってしまうという現象です。

仮に、失敗しても、常識や普通はと言われる行動を
必ずと言って良いほど取ります。

例えば、これは採用の世界の話になってしまいますが、
未だに、一流大学の学生の就職内容が良いのは否めません。
もちろん、そのような大学には優秀な生徒が揃っているでしょう。

ただ、この裏にはこのような事情があるとも言われています。

この就職の世界には、就職活動と言えばの某企業が
「学歴と昇進の相関性」というものを調べ、
その結果で、「一流大学の人ほど出世する=優秀=採用する」
という常識とも言えるものが存在しているようです。

だから、採用担当者は、のちのち採用した人に何かあっても、
「あの大学の人を採用してこれなんだから仕方がない」と言ってもらえるように、
加点ではなく、減点にならない方法を選択します。

だって、もしあの相関性を無視して採用した人に何かあったら、
「何であの人を採用したのだ!」となってしまいますから・・・

というように、機関投資家も流れに逆らうことはできるが、
後々のことを考えると、機関投資家にとって、
常識とも言える行動をしておいたほうが無難ということです。

だから、4月の第1週は株価が上がりやすいという
アノマリーがあるのでしょう。

 

では、本当に4月の第1週は、株価が上がりやすいのか検証してみましょう。

3月末に株を買い、
5営業日後に手仕舞いした場合の検証結果は以下の通りです。

=================================

◯勝率: 53.27 %
◯平均損益(円): 2,255 円  平均損益(率): 1.13 %
◯平均利益(円): 10,897 円  平均利益(率): 5.45 %
◯平均損失(円): -7,345 円  平均損失(率): -3.67 %

=================================

 

いかがでしょうか?

確かに株価が上がりやすい傾向があります。
ですので、この週を狙った戦略は有効だと考えられます。

しかし・・・

絶対に忘れてはならないのが、
4月の2週目は株価が下がりやすいということです。

こちらの検証結果を見てください。

=================================

◯勝率: 49.90 %
◯平均損益(円): 1,999 円  平均損益(率): 1.00 %
◯平均利益(円): 13,690 円  平均利益(率): 6.85 %
◯平均損失(円): -9,499 円  平均損失(率): -4.75 %

=================================

これは、3月末に株を買い、
10営業日後に手仕舞いした場合の検証結果です。

このように、2週目まで持ち越すと、
成績は悪くなります。

勝率が50%を切ってしまっています。
また、平均損益率も約0.1%下落しています。

だから、2週目には株価が上がりやすいという傾向はなくなってしまうのです。

 

こうやって見ると、
1週目だけ有効だということがお分かりいただけたのではないでしょうか。

非常に期間も限定されたアノマリーですが、
活用できるものではあるでしょう。

株式市場には、年末年始だけ有効な戦略など、
こういったものを含め、限られた期間だけ有効な戦略があります。

ぜひ、あなたもこのような傾向や戦略を見つけてみると面白いでしょう。

hls-tsuishin4

 

 

 

 

<ロングセラー>【送料無料!】ストラテジー・テンプレート[eブック(電子書籍)]
stt

 

 

 

 

 

 

 

 

西村剛 著 斉藤正章 監修

価格700円(税抜)※配送無料

・このレポートはパソコン・スマートフォン等でご覧いただけるPDF形式の電子書籍(eブック)です。iPad等の電子書籍用端末がなくてもお読みいただけます(プリントアウト可能)。

・クレジットカード、銀行振り込みでの決済完了後、すぐに発送いたします。
詳細はこちらをクリック

 

 

 

■追伸

【<大好評の「5つ星」評価のロングセラー!>西村剛著『株2年生の教科書』】

株1年生とは、
相場が良いときは利益を上げ、
悪いときは利益を上げられない人。

株2年生とは、その状態を脱却できて、
「相場が良いときも、悪いときも利益を上げる人」

1年生から脱却して、2年生になる方法とは?


『株2年生の教科書』の詳細はこちらをクリック

 

【無料】システムトレードの検証ができる株式投資ソフトのフリー版を無料プレゼントします。こちらをクリックください!


The following two tabs change content below.

西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。