不安…不安…不安…



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From;西村剛
八丁堀の事務所より、、、

 

「自信を持て!君には、こんなにデータが揃っていいるんだ!」
「彼女も同じ人間なんだから、自分もできる!」

ちょうど昨日、スケート選手の、
高木美帆選手が特集されたニュースがありました。

彼女は、10代の頃に注目を集め、
将来を有望された選手でした。

そして、順調に記録を上げ、
日体大に進学…

ですが、その後、調子を落とし、
ソチオリンピック代表選考会では、
落選し、オリンピックに出られまでせんでした。

そんな彼女が、再び調子を取り戻し、
今、メダルを量産しています。

 

その復調の要因が、
ニュース番組で特集され、
そのときに出たのが、あの言葉です。

新しいコーチは、徹底的にデータ管理し、
トップの成績を残す選手と、
高木選手のデータの差を示し、
量と質を兼ね備えた練習を重ねさせました。

そのデータ管理はすごもので、
例えば、バーベルを上がるもので、
どのような動きをして、どのような部分に力を入れているかなど、
恐ろしいほど徹底的に管理されていました。

そのデータがトップ選手と近づくように、
改善、また改善と、これも徹底的に改善していきました。

 

そして、試合の日がきました。

高木選手は、これまでの不調があったせいか、
「自分に自信が持てない」状態でした。

不安…不安…不安…

そんなときコーチがこう言ったそうです。

「自信を持て!君には、こんなにデータが揃っていいるんだ!」

と。

データというのは、もちろん単なるデータではなく、
高木選手が、トップ選手と同じデータになっているという証明のデータです。

極端に言えば、同じ人間なのだから、
同じデータが揃っていれば、
最低でも同じ結果が残せるということです。

そんなことを自信の裏付けとして、
コーチは言い放ったようです。

また、同時に高木選手は、

「彼女も同じ人間なんだから、自分もできる!」

と思い、自信が出て復調したようです。

 

でも、この話、何だかシステムトレードにそっくりですよね。

とくに、データ管理して、
同じデータになっているかた結果が出るという発想です。

まさに、システムトレードの最重要ポイントの
「再現性」の話ですよね。

だから、この話は私たちシステムトレーダーにとって、
非常に参考になる話でしょう。

 

例えば、私たちシステムトレーダーの中には、
もしくは、これから実運用をするシステムトレーダーの中には、

「売買ルールはできた!
でも、実運用するのは怖い・・・」

という人が案外多いものです。

システムトレーダーズ・ミーティングなどでお話ししても、
すでに実運用しているのかなと思ったら、
実はまだ…という方がいます。

もちろん、まだ売買ルールが完成していないから
というシステムトレーダーもいますが、
そのような理由ではなく、

純粋に怖いという場合は、いったいどうすれば実運用に踏み切れるのでしょうか?

 

実は、このヒントが高木選手の話に隠れています。

まさに、コーチの

「自信を持て!君には、こんなにデータが揃っていいるんだ!」

という言葉の部分です。

 

高木選手は、きっと復調を目指し、
とにかく目の前のトレーニングに打ち込んだのでしょう。

だからきっと、数値を上げることは考えても、
それほど重視しなかったのではないかと思います。

もしくは、それが結果にどうつながるのかが、
イメージしにくかったのではないかと思います。

私たちシステムトレーダーで言えば、
こういうことでしょう。

良い成績を上げる売買ルールを作成するために、
とにかく目の前の検証に打ち込んだ。

だから、成績を上げることを考えても、
それほど意味を考えず、条件式を加えたり数値をいじった。

もしくは、加えた条件式がどう影響して、
どのような結果をもたらすかがイメージしにくかった。

ほぼ、同じように置き換えられるでしょう。

 

つまり、一言で言えば、

「売買ルールが、どのような理屈で利益を上げるかイメージしにくい」

ということです。

もし、これが例えば、「ボラティリティ(標準偏差)」を加える際、

この数値は「値動きが荒い銘柄を捉える」「穏やかな銘柄を捉える」と、
意味を理解しながら、加えていれば、どのような理屈で利益を上げるか
イメージできるでしょう。

しかし、目の前の成績を上げることだけに集中してしまうと、
そのようなことをイメージせず、
単に成績を伸ばすということでしか捉えられません。

 

この差は、大きいでしょう。

前者は今の高木選手の状態。
後者は、以前の高木選手の状態。

ということは、その差は「自信」です。

だから、私たちシステムトレーダーも同じで、
自分の売買ルールが、どのような理屈で利益を上げるのかを
イメージしにくいと、人によっては、それが不安になり、
実運用が怖いという感情につながってしまうのです。

その感情につながらせないためにも、
今出ている成績の意味や、なぜこのような利益を上げるのかという理屈を
把握しなければいけないということです。

 

もちろん、気にせず実運用に入る人もいますので、
何とも言えない部分もあります。

しかし、もしあなたが同じような思いをしているなら、
一度、売買ルールの中身を確認すると良いでしょう。

なぜ、そのような成績が出るのか?
それを掴むだけでも、大きな一歩になり、自信につながると思いますよ。

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。