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From；西村剛
東京の自宅より、、、
単刀直入に言いましょう。
「嵐の前の静けさ」
まさに、これが今の日本株の状況でしょう。
日本株が続落しています。
日経平均株価は、
前日比0.6％下落の18,426円84銭、
東証マザーズ指数は、
前日比1.4％プラスの992.50ポイント
でした。
日経平均株価に採用される銘柄のような
大型株が売られています。
ただし、値動きの良い新興株は買われ、
東証マザーズ指数はプラスになっています。
しかしながら、、、
いくら東証マザーズがプラスと言っても、
日本の株価＝日経平均株価のような部分がありますので、
市場全体として、この重苦しいは変わりません。
そして、その要因は、依然として不透明感の強い
「地政学リスク」
です。
この要因が解決されるには、
北朝鮮問題が改善することしかありません。
ただ、不透明感が強いくらいですから、
短期間で解決するとは考えにくいでしょう。
今、日本株はこの地政学リスクが重石になり、
仮に好調な材料があったとしても、
株価の上値が抑えられてしまう状況と言えます。
また、なぜこのタイミングにぶつかるのか分かりませんが、
昨年11月からのトランプ相場が終焉を迎えています。
そして、その終焉は
同時に短期的な「下落トレンド」へ突入を意味しています。
ですので、私たち個人投資家にとっては、
非常に厳しい、下落トレンドの中での暴落のリスクが迫っているということです。
まだ、大きな下落はありませんが、
まさにこれが嵐の前の静けさで、暴落の前兆とも言えるかもしれません。
ただ、このような続落がある中でも、
なぜか、多くの個人投資家は、暴落の直前まで、
「暴落は起こらない」
と信じています。
例えば、昨年何度も起きた暴落がそれに当たるでしょう。
もし、そうでなければ、
投げ売り状態にはなりません。
そして、その投げ売りは、さらに他の投資家の投げ売りを生み、
止まることを知らないのではないかというほど、急落するのです。
これはよく言われることですが、
「株価が上昇するスピードの2～3倍のスピートで急落する」
この動きが、まさに暴落なのです。
しかし・・・
これはあくまでも、
私たちシステムトレーダー以外の個人投資家の話です。
私たちシステムトレーダーは、
例えば、この5つの最強の投資戦略にあるような、
「逆張り戦略」を使って、私たち以外の個人投資家の動きを
逆手に取って、暴落の中で利益を着実に上げていきます。
暴落は、「投げ売り」状態ですので、
適切な売り方ではありません。
私たち以外の投資家たちが、
「あ～～～、も～～～～、分からない！！！！！」
と、触覚を失ったように、
どの方向に行って良いか分からず、
意味もなく売ってしまう状態です。
だから、このときの株価は、
その銘柄の適正株価よりも、一時的に下がります。
そして、ほとんどの銘柄は、
そのほとぼりがさめると、元の適正株価に戻ります。
私たちシステムトレーダーは、
暴落のときには、逆張り戦略を使って、
この適正株価よりも必要以上に下がった銘柄を買い付け、
適正株価に戻るときに利益確定し、利益を積み上げます。
しかも、ほとんどの銘柄が
下がりすぎた状態ですので、適正株価に戻ります。
その確率は、80％程度です。
ですので、この逆張り戦略を使う私たちシステムトレーダーは、
もし暴落が起きれれば利益を着実に積み上げるチャンスでしょう。
今は、嵐の前の静けさのようですが、
来るべきときに備えて起きましょう。
当然ですが、暴落が起きてからでは間に合いません。
起きたときには、私たち以外の個人投資家と同じ道を歩んでしまいます。
もちろん、そのような道を歩むのは嫌ですよね？
それであれば、周囲はまだ気がついないうちに、
虎視眈々と暴落への備えをして、
いざ暴落が起きたら、一気に仕掛け、利益を着実に積み上げましょう。
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西村 剛
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