今さら聞けない…売買ルールの重要な2つのポイント



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From;西村剛
八丁堀の事務所より、、、

 

「企業分析をするなら、外食企業から始めるのがよい」

私は、かつてアナリストの見習いだったとき、
先輩アナリストから、このようなことを言われました。

もしかすると、今はシステムトレーダーのあなたも、
以前は、企業分析などをして、
投資対象の銘柄を探していた時期もあったかもしれません。

もし、そうであれば、
以前のことを思い出し、気になるところかもしれませんね。

 

さて、なぜ「外食産業」が良いか?

理由は、様々なのですが、
中でも、ほぼ全員が共通する理由があります。

そして、この理由は、
私たちシステムトレーダーにもつながる話です。

 

その理由は、、、

「企業の成長が予測しやすい」

ということです。

 

システムトレーダーのあなたには、
この理由がなぜつながるのか不思議かもしれませんよね?
ですが、私の話を最後まで聞いてください。

この企業の成長が予測しやすいという裏には、
このような背景があります。

 

それは、

「外食産業の売上は、出店計画で決まる」

からです。

 

確かにそうですよね。

企業のIR情報などを見ると、
1店舗当たりの売上の情報や出店計画が書かれています。

それ見れば、単純計算で、
これからどれくらいの売上が伸びるかが見えます。

また、もっと細かく言えば、
出店計画の地域の人口や同業他社の売上がわかれば、
その何%がこのお店に来るので、いくらの売上が見込めると
案外細かく分析することもできます。

やはり、これは外食産業の特長なのでしょう。
他にも、小売業などもそれに近いかもしれません。

もしくは、店舗を中心にサービス提供する業界は、
こういった数字の予測がしやすいでしょう。

しかし、このように予測がしやすいからと言って、
これだけで外食産業が良いわけではありません。

 

もう一つ、重要な背景があります。

それは、、、

「外食産業は、実際に食べてサービスを受けて良し悪しを判断できる」

ということです。

 

特に外食産業は、私たちの生活にとって不可欠な「食」です。

これは厳密に言うと外食産業の区分ではない企業ですが、
食品を扱う企業のトップはこう言っていました。

「私たちは、どんなに不況の世の中でも、人間が絶対に必要な食を扱っている。
だから、不況と言われても悲観的になる必要はない。
ただ、それだけ重要だから、常にお客様に良いサービスを提供し続けなければならない。」と。

このような不可欠な食ですから、
私たちもサービスに対しては敏感です。

鮮魚などであれば、それが新鮮かどうかでサービスの変化を感じるでしょうし、
または、何度も食べていれば、量の変化に気が付くかもしれません。

もしくは、同じメニューでも添え物が変わるなど、
そういった小さな変化を感じることができます。

他にも、接客や店舗の雰囲気など、
どの業界よりも、実際に自分がその企業が提供するサービスを
受け止めやすいという利点が、この業界にはあります。

 

そして、結果として、

「実際に良いサービスを受けると、自分の中で心の底からこの企業を愛し、期待できる」

ようになります。

 

つまり、まとめると、

〇直接目で見て、体験することを通じて、サービスを理解しやすい
〇良いサービスを受けることで、成長の確信を持てる

この2点が背景となり、
外食産業の企業分析が入りやすいということなのです。

 

そして、これはシステムトレードでも同じことが言えます。

システムトレードで重要なのは、
もちろん、良い売買ルールを持つことなのですが、
それとは違う視点で、、、

〇自分が理解している売買ルールで運用する
〇理解を通じて自信を持てる売買ルールで運用する

この2点が重要だと言えるでしょう。

 

どうしても、システムトレードでは
検証というパソコン上の話のせいか、
成績を上げることに集中しすぎて、

「なぜ、そのような成績になるのか?」
「自分はどのような方法を使って、この成績を出しているか?」

ということが分からなくなってしまう場合があります。

そうなると、成績の要因を理解しないまま運用することになりますので、
そこに愛着があるようで、実はなかったということもあります。

外食産業で言えば、実際に食べずに「美味しい」「サービスが良い」という
言葉だけを耳にして、愛着がわくかどうかということです。

おそらく、実際に食べてみて、サービスを受けたほうが、
愛着はわくでしょう。

 

売買ルールもこれと同じです。

この成績の要因を知るか?知らないか?で、
今度は、自信を持って、その売買ルールを運用できるかが決まります。

まさに、これは外食産業でいう
「成長の確信を持てる」かどうかというところでしょう。

確信を持てれば、一時的に業績が悪くても耐えられるでしょうが、
確信がなければ、不安になり、その銘柄を手放すかもしれません。

 

システムトレードでも全く同じです。

確信があれば、一時的に成績が悪くても耐えることができます。
しかし、確信がなければ、運用をストップしてしまうでしょう。

運用をストップしたら、システムトレードは本末転倒です。

頑張って作成した売買ルールが
将来まで利益を上げてくれるはずなのに、志半ばでそれが止まってしまいます。

仮に、それほど利益の上がらない売買ルールでも、
5年、10年と継続できれば、想定通りの利益が着実に積み上がるでしょう。

反対に、素晴らしい利益を上げる売買ルールでも、
1年で運用をストップしてしまえば、もう一方の売買ルールよりも
利益を積み上げることができないでしょう。

だから、売買ルールの良し悪しも重要ですが、
長期的に見ると、継続できるかできないかが、
あなたの利益を左右するということです。

 

トレードの成功には、必ず「継続」が必要です。
しかし、この継続は想像以上に見落とされてしまう部分でもあります。

そういった意味でも、この2つのポイントを
改めてあなたの売買ルールで確認するとよいでしょう。

ですので、ぜひこの視点を忘れずに売買ルールを作成しましょう。

 

 

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。