う~~~~ん、シグナルが出ない…



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From;西村剛
八丁堀の事務所より、、、

 

「シグナルが思ったように出ない…」

もしかすると、一時的に
そんな思いを、あなたもしているかもしれません。

暴落のリスクを抱えながら、
ダラダラと下落を続けていましたが、
今のところ、大きく株式市場が動く気配がありません。

ただ、もし暴落が起きるなら、
それは突然なので、気配も何もないかもしれませんが、
そのような中、シグナルがなかなか出ないので、
もどかしい気分のシステムトレーダーも多いでしょう。

 

そして、昨日(4/19)の日本株市場は、
そのような背景を抱えながら、
小幅ながら、上昇しました。

日経平均株価は、
前日比0.1%プラスの18,432円20銭、

東証マザーズ指数は、
前日比0.6%プラスの1009.54ポイント

でした。

前日の米国株式市場の下落を受け、
日経平均株価は、前場マイナスで終了しましたが、

後場に入り、買い戻しの動きが見られ、
小幅上昇しました。

ただ、上昇したと言っても、
依然として、地政学シスクを抱えた状況です。

それもあり、
今の日本株市場の動きは、
ゴールデンウィークを控え様子見状態と言えるでしょう。

また、ここからも分かるように、
株式市場全体は様子見状態なので、
株価のボラティリティも低下しています。

 

やはり、そのようなこともあって、
私たちシステムトレーダーにとっては、
なかなかシグナルが出ない、もどかしい状況に陥っているのでしょう。

買いシグナルも売りシグナルも
なかなか出にくい状況だと思われます。

しかし、、、

ここで忘れてならないのは、

「シグナルが出ない」=「悪いことではない」

ということです。

 

繰り返しになりますが、
地政学リスクを抱えつつ、ゴールデンウィークを控え
様子見になり、ボラティリティが低下しているということは・・・

通常で考えれば「利益を上げにくい状況」です。

ですので、この場面でシグナルが出ないということは、
「あなたの売買ルールがしっかり機能している」
という証でしょう。

 

仮に、今の状況で裁量トレードをしたら、
利益を上げるのは至難の技です。

それこそ、ごく一握りの神がかった才能をもった個人投資家しか
利益を上げることはできないでしょう。

大げさかもしれませんが、
それくらい難しい状況です。

ですので、あえてこの利益になりにくい状況に飛び込み
負ける確率の高いトレードに挑むのは損だということです。

だから、この場面でシグナルが出ないのは、
あなたの売買ルールがしっかりと機能している証なのです。

 

そして、シグナルが出ないということは、

「シグナルなしというシグナル」

ですので、これも繰り返しになりますが、
今トレードしても利益になるのではなく、
損をする確率が高いというサインです。

だから、そのサインをしっかり受け止めるようにしましょう。

しかしながら、地政学リスクを抱えている
今の日本株市場は、そのリスクが露呈したとき、
いつ急変するか分かりません。

ですので、シグナルが発生したときに
確実にトレードができるように、準備は怠らないようにしましょう。

そして、もし動き始めた場合は、
シグナルの奴隷のごとく売買し、
着実に利益を積み上げましょう。

それが、私たちの望む成功への
最短ルートなのですから・・・

 

 

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。