撤退します



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From;秋山大介
宇都宮の自宅より、、、

 

「それどこのソースッスか~~~?
やっぱりソースが重要ですよね~~~~~」

これ、以前毎日にように一緒にいた…
というか、居候していた後輩がよく言っていた言葉です。

 

あっ、、、

ソースといっても、
調味料のソースではありませんよ(笑)

「情報源」の意味のソースです。

私はその業界にいないので・・・
もしくは、むやみにカタカナ言葉を使いたくないので
使わないのですが、彼のいた業界では、
よく使うと言っていました。

思い返せば、それはもう7年くらい前の話なのですが、
今になって再びこの「ソース」という言葉を鮮明に思い出しました。

 

以前から、私は父の急死に伴い、
家業の建設業にも携わっているという話をしていますが、
実は、今その建設業界を、根底から揺るがす!?業界問題があります。

 

その問題とは、、、

「社会保険未加入問題」

です。

確か3年くらい前から、
そのような流れはあったのですが、
いよいよ今年度から本格化するということで、
この建設業界では、てんやわんやの大騒ぎになっています。

(もしかすると、私の周囲だけかもしれませんが…)

そんなこともあり、
半年前くらいから、どこに行っても、
この話題ばかりです。

「秋山さんのところはどうする?」と
何度も何度も聞かれました。

ま~、私の回答は決まって、

「もし、それが本当なら、今抱えている仕事を最後に会社を清算して、
みんなでお金を分けて、撤退します(笑)」

です。

 

もしかすると、業界に関係のない方も、
徐々に一般紙でも取り上げられてきていますので、
この問題をご覧になっているかもしれません。

これは、これまでことを大きく覆す話ですので、
本当に大問題なのです。

下手をすると、これにより倒産する企業や
経営が非常に悪化する企業も出てくるかもしれません。

そうなると、これは社会問題にも発展しかねない
本当に大事なのです。

 

だから、今年度になり、
この話題が周囲で持ちきりで、お互いに

「どうしてる?どうしてる?」

の繰り返しです。

とにかく大慌てです。
最低でも2日に1回は出てきます。

でも・・・自分を棚に上げて申し訳ありませんが、
私はまった~~~~~~~~~~く慌てていません。

「あっ、そうですか」

くらいの話です。

 

それはなぜか?

「一番確実なソースから情報を得ているから」です。

 

実は、周囲が大慌てしている話…
全く大きな問題ではありません。

私も、当初話を聞いたとき、

「国がそんなこと言うか?」

と不思議に思ったのです。

だから、私は国交省か厚労省か忘れましたが、
電話して、担当者に確認しました。

「私は、そんなことあり得ないと思っているのですが、
周囲がこう言うのです。これって、本当に国がそうするように言っているのですか?」

と。

すると、こんな回答が・・・

「えっ?失礼ですが・・・秋山さんは、その話をどこから聞いたのですか?
全くそんなことは言っていませんよ。秋山さんの理解で正しいです。」

と。

その後は、「ですよね~。そうでないと…」「もちろん、そうですよ~」と、
話が進み、私の周囲が思っていることは、本当の情報とは
全く違うことが分かりました。

だから、私は特に何も慌てることなく、
いつもと変わらず今年度もいます。

 

というように・・・

この話は、結局のところ、
話している本人が、実は問題を理解していなく、
話し相手も問題を理解していないので、理解していない人同士が話すことで、
誤った解釈の情報が、正しい情報のようになっていました。

でも、私がそのまさに「ソース(情報源)」に確認したところ、
私の周囲が誤った解釈をしていることが明確になりました。

 

つまり、この話のポイントは、2つです。

◯仕組みを理解していること
◯ソースをしっかり抑えること

 

そもそも、私はその仕組みと周囲で話していることが
全く合わないのでおかしいと思いました。

しかし、周囲では案外この仕組を知っている人が少なく、
来る情報は全て正しいと思っているのです。

でも、私は「その情報、本当に正しいの?ソースどこ?」と思い、
ソースに確認を取りました。

そして、今は通常運行しています。

ですが・・・
私の周囲は、今年度に入り、てんやわんやです・・・

 

ちなみに、この話、非常にトレードの話に似ていると思いませんか?

例えば暴落のときを思い浮かべてください。

私たちシステムトレーダーは、
暴落が起きれば、逆張り戦略を使って、
周囲が慌てる中、シグナルという正しい情報に従って、
着実に利益を積み上げていきます。

 

しかし、、、
私たち以外の個人投資家は、
暴落という目の前の株価の情報だけに惑わされ
方向感覚を失うがごとく、慌てに慌てます。

それこそ、その暴落が、一時的なものとは思えず
まるで日本の終わりのように感じ、投げ売りに入ります。

暴落は過去にもあり、そのたびに株価が回復しているにも関わらず・・・

でも、正しいソースから正しい情報を得ていない彼らは、
その仕組みも知りませんし、周囲の憶測とも言える情報に塗られ
全く何が何だか分からなくなってしまうものです。

 

ただ、そんな中、私たちシステムトレーダーは、
暴落の仕組みを理解し、シグナルという正しいソースから
情報を得ていますので、全くそのようなことはありません。

というように、「ソース」をしっかりと抑え、
正しい情報をつかむかが、
このようにあなたの利益を左右してしまうということなのでしょう。

 

「ソース」

以前聞いていたときは、またカタカナか~と思って聞いていましたが、
こうやって考えると、確かに重要なのは改めて実感します。

なまえ

 

 

 

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夢幻

平均年利100%以上を叩き出し、今なお資産を増加し続ける現役の専業システムトレーダー。 会社員時代は投資教育会社の統括マネージャーとして、成果を挙げた個人投資家やプロトレーダー、ファンドマネージャーなどに数多く会い、様々な実践トレードの手法を学ぶ。 斉藤正章氏や西村とも古くから交流があり、「システムトレードの達人」を開発当初から愛用している。 退職後は、当時の資金500万円のうち100万円を設備投資に使い、資金400万円で専業トレーダーに転身。 トレードの利益から生活費を捻出するため、当初は、資産がなかなか増えていかない状況が続くも、「システムトレードの達人」を使い独自の投資手法を構築することで、本格的にトレードを開始した2013年以降は年利回りが50%下回ることがないという安定した実績を残している。