日本株反発…このまま上昇は続く?



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From;西村剛
八丁堀の事務所より、、、

 

昨日(4/24)の日本株市場は、
大きく上昇しました。

日経平均株価は、
前日比1.3%プラスの18,875円88銭、

東証マザーズ指数は、
前日比2.0%マイナスの988.29ポイント

でした。

 

これまで暴落のリスクを抱えたまま
くすぶっていただけに、この大幅な反発は、
明るい材料でしょう。

ただ、この反発ですが、
手放しで喜んで良いのでしょうか?

そして、この反発が続き、
このまま上昇が続くのでしょうか?

そこで、、、

今日は、単刀直入に私の見解を述べましょう。

 

まず、昨日の反発の要因を確認すると、
それは「フランスのEU離脱の低下」が大きな要因でした。

フランス大統領選挙の1回目の投票は、
EU残留派のマクロン氏が得票数トップだったことで、
EU離脱のリスクは低下したと投資家は考えました。

そして、その影響を受け、
日経平均株価が大きく上昇しました。

ただし、新興市場に限っては、
連休を控え売買代金が低調していることや、
大型株に資金が流入していることもあり下落しました。

しかしながら、日経平均株価が
大きく上昇しているので、
現時点では、日本株全体が上昇していると考えられるでしょう。

 

ただ・・・

このまま、日本株は息を吹き返したように
再び上昇していくのでしょうか?

そこで振り返りたいのが、
今、日本株が抱える2つのリスクです。

昨日までの日本株は、
2つのリスクを抱えていました。

 

1つ目は、まだ本格的なことではないので、
これまであまりお話してきませんでしたが、
「フランス大統領選挙」のリスクがありました。

場合によっては、これで英国のEU離脱の再来のように、
今度はフランスが離脱することが予測され、
一つのリスク要因としてありました。

しかし、第1回目の投票で、
EU残留派の候補がトップだったことで、
そのリスクは低下したと考えられるでしょう。

 

もちろん、決選投票があるので
まだ完全にリスクがなくなったとは言えませんが、
リスクが後退したのではないでしょうか。

また、同じヨーロッパで、
9月にドイツの選挙がありますが、
フランスの動きをふまえると、
英国のEU離脱のようなリスクは後退したと言えるでしょう。

 

そして、、、
2つ目のリスクが

北朝鮮問題による「地政学」リスクです。

これは依然として解消されません。
昨日もメディアが騒がしい状態が続きました。

このリスクも1つ目のリスクのように、
選挙の期日があり、それでスパッと終われば良いのですが、
全くいつ何がどうなるか?が分かりません。

まさに「先行き不透明」です。

今の日本株は、フランスの動きよりも、
この北朝鮮問題による「地政学」リスクで左右しているといったほうが良いでしょう。

 

つまり、この2つをふまえると、
昨日の反発は、フランス大統領選挙の話題で一時的に
反発したと考えるのが妥当でしょう。

やはり、この後は地政学リスクが影響し、
上値が思い展開が予想されます。

また、ここから非常に注意したいのが、
今の時期は、連休を控えて株式市場の売買代金が
低迷しやすいときだということです。

ということは・・・

それだけ株式市場の流動性が低いので、
ちょっとした悪材料が出ると、想定以上に下落しやすい時期とも言えます。

 

しかも、そのような時期に地政学リスクを
依然として、日本株は抱えています。

そう考えた場合、
昨日の反発に安心することなく、
今後も変わらず「暴落」のリスクを念頭に起きながら
トレードするのが良いでしょう。

しかし、私たちシステムトレーダーにとっては、
この暴落は利益を着実に積み上げられる最高のタイミングです。

おそらく、このタイミングで暴落が起きれば、
私たち以外の周囲の個人投資家はパニックになります。

そうなれば、売りが売りを呼び、
私たちにとっては、よりチャンスになると同時に、
「システムトレーダーで良かった」と実感できるでしょう。

ですので、その最高のタイミングで
利益を積み上げられるように準備を怠らないようにしましょう。

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。