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From;西村剛
八丁堀の事務所より、、、

 

上り坂…
下り坂…
まさか(ま坂)…

結婚式のスピーチの定番
「3つの袋」「3つの坂」の話ではありませんが(笑)

株式市場にも、3つの坂があります。

上り坂=上昇トレンド
下り坂=下落トレンド

そして、まさか(ま坂)=暴落

これが、株式市場での3つの坂です。

改めて確認すると、

上り坂とは、
「心躍るような楽しいこと嬉しいこと」を指し、
まさに、上昇トレンドのごとく、ドンドン株価が上がるように
順風満帆な状況です。

下り坂とは、
「何をやっても上手くいかない時期」を指し、
まさに、下落トレンドのごとく、株価が軟調に推移し、
いつ目の前の闇が明けるか不安な状況です。

そして、まさか(ま坂)とは、
「思いもよらなかったことが起きること」を指し、
まさに、暴落のように突然襲ってきます。

しかも、そのまさかが起きたとき、
どのような行動を取るかによって、
その後の人生が大きく変わることがあります。

突然の病気や事故…まさか自分が…
ある意味、自分自身が最も試されるときかもしれません。

 

システムトレーダーの私たちに置き換えても、
確かに、その通りでしょう。

上り坂である上昇トレンドでは、
経験やカンでトレードする方法で獲得する利益には負けてしまいますが、
株価の勢いに乗って、いつも以上に利益を積み上げることができるでしょう。

下り坂である下落トレンドでは、
経験やカンでトレードする方法では、
ほぼ負けが続きマイナスになってしまいますが
軟調、低調する株価の中でも、少しずつコツコツと利益を積み重ねていくでしょう。

ただ、そうはいってもあの重苦しい雰囲気の中で
トレードを継続するのはツラいものがあります。

そういった意味では、上手くいかない時期とまではいきませんが、
忍耐の時期とも言えるでしょう。

 

そして、、、

まさか…ここは、全くその通りで、
私たちシステムトレーダーの腕の見せどころです。

あなたのそのとき取る行動、つまりシグナルが発生したときの行動や、
それまで売買ルールを作成するまでの行動が問われるときでしょう。

私たち以外の周囲の個人投資家のように、
「暴落だ!どうしよう!」と慌てて投げ売りしかできないか、
「よし、チャンスだ!」と気持ちを落ち着かせて買い付けし、
適正株価に戻る瞬間に利益確定ができるかは、
あなた自身が一番問われるところでしょう。

 

しかし、そうは言っても、
日々熱心に勉強しているあなたであれば、
周囲ではピンチですが、それをしっかりとチャンスにかえ
着実に利益を積み上げることができるでしょう。

 

そして、この「まさか」の話には続きがあります。

実は、これが今回の話の中で一番重要な話です。

 

やはり、ここ数年でシステムトレーダーが急増したこともあり、
様々なシステムトレーダーがいます。

◯イケイケドンドンなシステムトレーダー
◯堅実なシステムトレーダー

など、様々です。

ちなみに、システムトレーダーになりたての方は、
「イケイケドンドン」なタイプが多いです。

その理由の多くは、
「以前のトレード法よりも、カンタンに利益を上げられるようになったから」です。

 

以前のトレード法では、必死に利益を獲得していましたが、
今は、株価を見なければ、チャートも見ませんので、
こんなにラクに利益を上げられるのかと不思議になるくらいです。

だから、その快感を味わってしまうと、

「よしっ、これならいける!」

と気持ちが大きくなってしまうのです。

そうなってくると、私が一番心配しているのが、

「まさかへの備えがおろそかになる」

ということです。

 

例えば、ドローダウンが検証上では10%だったとしましょう。

ですが、もっとリスクを取れば利益が上がります。
そのとき、あなたはどう動くでしょうか?

このとき、2つの考え方があるでしょう。

1つは、堅実に10%のまま運用する。
1つは、利益が上がるのだから、リスクを取りに行く。

この2つです。

もし、あなたが「まさかへの備えがおろそか」になっていると、
選択するのは後者でしょう。

 

もし、そう思ったなら、
それは、「まさかへの備えがおろそか」になっていると思い、
もう一度、売買ルールを見直しましょう。

検証結果は、あくまでも検証上の話です。

高い確率で現実でも同じようになりますが、
100%ではないので、まさかのことはあります。

ドローダウンが検証上では10%でも、
20%、30%と更新してしまうことも十分に考えられます。

ですので、そのような最悪の事態を想定して、
「まさか」への備えを怠らないようにしましょう。

例えば、

◯株価がストップ安を付けた場合、翌日成行で決済する
◯上場銘柄全体の○%が10%以上値下がりした場合、翌日成行で決済する

など、このような条件式を入れて
売買ルールを作成する方法もあります。

このような条件式を入れると、
多くの売買ルールは、成績が悪化します。

しかし、その悪化状況を見ることで、
「まさか」への備えができるでしょう。

仮に、そのような状況になっても運用できる売買ルールであれば、
非常に高い安定性があるでしょう。

そうすれば、実運用でより着実に利益を積み上げることができるでしょう。

 

「まさかへの備え」・・・

まさかなだけに、忘れがちなことです。

あなたの売買ルールは、まさかへの備えができていますか?

ぜひ、これを自問自答してみましょう・・・

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。