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From；西村剛
八丁堀の事務所より、、、
あれは、もう1年前以上前のことでしょうか？
場所は、東京駅の近くのセミナー会場。
時間はお昼頃だったと記憶しています。
そのとき、あの人が言ったあの言葉が、
いまだに脳裏に焼き付いています。
その言葉とは、、、
「今日の話を聞いて、斉藤正章さんの凄さを改めて実感しまた。
自分のは、まだまだシグナルの発生が少ないなと思いました。
何で、こんなに多くできるのか不思議です。。。」
というものでした。
これは、あの斉藤さんも絶賛するデイトレ戦略の
スペシャリスト「korosuke」さんの言葉でした。
korosukeさんは、
デイトレ戦略で有名なシステムトレーダーです。
彼の作成した売買ルールは、
あるサイトで、数十万単位で販売されるほど、
価値のあるものです。
また、あの斉藤さんもkorosukeさんの手法には驚いていて、
デイトレ戦略では、自分はかなわないかもしれないと言わせるほどです。
だから、十分にkorosukeさんは
私たちシステムトレーダーの中でも、
トップの中のトップとも言える存在なのですが・・・
あんな言葉が出てきたのです。
そのときは、何の話をしていたときか詳細は忘れましたが、
トップ1％を目指すシステムトレーダーが集結したプログラムを行っていたときでした。
ですので、彼らにとっては、
システムトレードで利益を上げるのは当たり前の話です。
この売買ルールで利益が上がるか？上がらないか？
という心配よりも、この売買ルールでもっと売買できれば、
もっと利益が上がるのに・・・売買する回数が少ない・・・
そんな悩みをもったシステムトレーダーが集まっていました。
だから、質問の多くは、
「いかに売買ルールを動かし続けるか？」
ということでした。
それはつまり、言い換えれば・・・
「以下に常に売買し続けられるか？」＝「常にフルポジションでいられるか？」
ということです。
もちろん、本当に常にフルポジションでは、
余力がなくなってしまうので、あくまでも例えですが、
何にも売買しないときをなくしたいというのが実際のところです。
そんなとき、斉藤さんはいったい日々どうなっているのか？
という質問がでました。
そうしたところ、、、
korosukeさんを含め会場にいた全員が、
「えっ・・・、そんなこと実現可能なの？」
と思うくらいの売買回数を重ねていたのです。
通常であれば、売買自体がなさそうなときでも、
何かしらポジションがある状況で、
常に売買ルールが動いているので、常に利益を上げている状況でした。
デイトレ戦略のスペシャリストkorosukeさんが
驚くくらいですから、その内容はものすごいことが想像できるでしょう。
ちなみに、これは余談ですが・・・
先日、斉藤さんが運用する空売り戦略の話を聞きました。
その戦略ですが、私も含め普通のシステムトレーダーであれば、
ほぼ間違いなくドローダウンを受ける期間で、
斉藤さんのものは全く無傷で、むしろ右肩上がりに利益を上げる検証結果でした。
きっと、このあたりも
そのポジションの取り方に影響しているのかもしれません。
という具合に、
このポジションの取り方というのは、
あなたの成績を大きく左右する一つの要因です。
だから、レベルが上のシステムトレーダーほど、
理想を言えば、常にフルポジションの状況を描きます。
もしくは、「ポジションなし」という状況がないのを望みます。
しかしながら、なかなかこれは難しいものです。
あのkorosukeさんも斉藤さんの状況に驚くくらいですから、
いかに難しいかが分かるでしょう。
だから、そこまでとはいけなくても、
やはり重要なので、あなたにも考えてほしいのが
「いつ、フルポジションになるか？」
ということです。
やはり、資金量が多くなればなるほど、
フルポジションにするのは難しくなってきます。
ですが、例えばマルチストラテジーで売買ルールを組み合わせるとき、
「このような相場であれば、フルポジションになるだろう」と想定して
組み合わせるのも方法です。
例えば、あなたが逆張り戦略を得意としているなら、
暴落時にフルポジションになるように組み合わせると良いでしょう。
または、順張り戦略を得意にしているなら、
上昇相場のとき、フルポジションになるように組み合わせると良いでしょう。
このように、得意な相場でフルポジションが持てるようになると、
マルチストラテジーで運用するとき効果的です。
また、これはもう一つの効果なのですが、
得意な相場でフルポジションになれると、
気持ちとしても安心することができるので精神的にも良いでしょう。
得意な相場で、つぎ込むとことには、つぎ込み、
苦手なところにはつぎ込まないという強弱がつけられ、
アクセルとブレーキを上手く使い分けられると思います。
さすがに、斉藤さんのように常に…というのはかなり難しいですが、
こういった部分からであれば、今すぐ始められます。
「いつ、フルポジションになるか？」
これを意識してみると、思わぬ効果があるでしょう。
ぜひ、連休などを活用して、ぜひ取り組んでみましょう。
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西村 剛
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