AIの誤解…



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From;秋山大介
宇都宮の自宅より、、、

 

連休中の話ですが、
特に何冊と決めたわけではないものの…

集中して何冊が本を一気読みしてみました。

その中に、私が以前から気になっている
「AI」に関する本がありました。

ただ、AIと言っても、
私はAIを開発する側ではなく、
活用する側になると思うので、
自分が活用するなるどのような分野があるのかな~
と、それくらいの気持ちで読んでいました。

 

ちなみに、読んだ本は、この本です。

 

『AI経営で会社は甦る』です。

この本の書いた人は、
私が日本人で尊敬する経営コンサルタントの一人です。

といっても、、、

私が尊敬するコンサルタントは二名しかいないので、
そのうちの一人ではありますが(笑)

 

この著書は、10年以上前になりますが、
何度かお会いしたことがあり、
その頃の私は全く今のような感じではなかったので、
5名くらいの食事の席で、直立不動の如く全く離せませんでした・・・

先輩から、後日
「あそこで話せないくらい緊張しているのが、お前の甘さだよ。
あとは、話せるくらいのレベルになっていない証拠。」
と厳しい言葉をもらったことを今でも強く覚えています。

あの経験があったから、
今、このように話をできるようになったのかもしれませんが・・・

 

この経営コンサルタントは、
はっきり言って、エリートです(笑)

自分では「溝水を飲んできた」と言いますが、
世間から見れば、全くもってエリートです。

学生時代に司法試験に受かり、
外資系トップ企業のコンサルティングファームに入り、
先輩たちと独立して、ブイブイ行かせていた人でした。

 

ですが・・・
私は何かの話でよく出すのですが、

「コンサルタントが自分の会社のコンサルテイングをできないくどうする?」

ということを、この著者は言っていて、
独立した会社が倒産しかけたようです。

そして、その倒産しかけた会社を立て直すのに、
溝水を飲んだようです。

その後、日本産業再生機構のCOOになり、
私も何度かテレビで見たことがある人だったので、
目の前にいたときは、緊張で心臓の音が聞こえる
どころの話ではなかったです。

実際、話を聞いても惹き込まれるような内容が多く、
私にとってはやはり生まれ故郷である栃木県の企業再生に
携わったのが著者ということもあり、
いの間にか、尊敬する人になっていました。

 

さて、その著者が書いたAIの話ですが、
私もAI関連の情報をそんなに沢山知っているわけではないですが、
この本は、全く新しい切り口で書かれていました。

そして、それの本を読み終えて終わったこと。

 

それが・・・

「AIに自分は過度な期待をしていたかもしれない・・・」

 

まさに「AIの誤解」です。

正直、私はAIを魔法の杖のように、
最高の代物に思っていました。

(でも、トレードではAIは勝てないと思っていましたが(笑)
その理由は後ほど)

だから、今世間で騒がれているように、
AIに人間の仕事は奪われてしまうのではないかと思っていました。

 

ですが・・・
この本を読んで、私は

「いや、そんなことないな。」

と思いました。

これ、分かる人は少ないかもしれませんが、
10年位前に、業界の人は、もう口を開けばこの言葉というものだったのですが、

「セカンドライフ」

に似ていると思いました。

セカンドライフをインターネットで調べると、
おそらく、退職後の人生のような話が出るかもしれませんが、
これは、違います。。。

「仮想世界」のことです。

バーチャルの世界で、自分が生活し生きていくような
何だか分かるような分からないような話でした。

でも、これは世界を変えると言われ、
大企業がこぞってそこに参入しました。

確か、日産自動車が、車が買える自動販売機を作り、
話題になっていた記憶があります。

他にも、サイバーエージェントのような
IT関連の広告代理店も、そこで広告代理店をする準備をしたり、
とにかく期待がすごかったのです。

 

でも・・・

今、どうですか?

セカンドライフといえば、退職後の人生ですよね(笑)

という具合に全くもって消えてしまったのです。

だから、今あっちのセカンドライフを知っているあなたは、
クスッと笑っていることでしょう・・・

もちろん、AIとセカンドライフは性質が違いますが、
私は、もしかすると、これに近い現象が起きるのではないかと
この本を読んで考えました。

期待が高すぎて、
いざ、運用状態になったら「えっ・・・」ということになり、
思った以上に活躍しないのではないかと思います。

 

ちなみに、似たところで言うと、「ビッグデータ」です。

地方創生の話に関連して、
私は、この1年間で4~5回ビッグデータの活用について聞きました。

ただ、聞いたと言っても、
「活用しなさい」と言われるだけで、
「活用方法」は教えてもらっていません。

こういう情報があるから、上手く活用するように…とそれだけです。

でも、このビッグデータですが、
私の中では活用方法が、今のところ見つかりません。

おそらく、観光地などであれば活用方法があるかもしれませんが、
私のような立場では難しいです。

 

私たちシステムトレーダー、いえ・・・

私たち以外の個人投資家で言えば

「20年分くらいのの株価データを見ているだけ」

の状態だからです。

もし、あなたがシステムトレーダーではないと過程すると、
この大量のデータをどうやって扱えばいいんだ!となってしまうでしょう。

単に数字が羅列しているだけで、
非常に厳しいでしょう。

 

というように、、、

ビッグデータといえば、聞こえがいいですが、
実際活用できる人たちはごく一握りなのです。

ということは・・・

私たちシステムトレーダーはいかがでしょうか?

 

株式の世界のビッグデータを活用できているごく一握りが、実は・・・
私たちシステムトレーダーだと思いませんか?

最近AIの出現により、
トレードをAIにさせるものが流行ってきています。

でも、実態を見ると、
私たちシステムトレーダーからすると、残念な内容です。

きっと、その理由は、
AIを活用はできるが、株に関しての知識が少ないので、
AIを活用しきれていないのでしょう。

私が見る限り、トレードをAIに活用している人の背景は、
「統計学者」や「ロボットの開発者」が多いと思います。

だから、「トレードの専門家」はそこにはいないのですよね。

 

しかし、私たちシステムトレーダーは彼らとは違います。

世間から見れば、トレードの専門家であり、
株の世界のビッグデータを扱うトレーダーです。

前者と後者、どちらが勝つのかは目に見えていますよね。

だから、私はこの本を読んでこう思いました。
「継続しきれたほうが勝つだろう・・・」

と。

 

おそらく、AIを使ったトレードや投資をする人は、
今のところ、株が専門ではない人が多いでしょう。
もしくは、株が好きな人は少ないでしょう。

 

どちらかと言うと、

アナリストのような人や金融機関が
「これをやれば最高だ!」と理屈でものを考え、
AIの専門家に頼んで、ロボットを開発しているだけでしょう。

で、開発者は、自分の技術を是が非でも世の中で目立たせたいのが性ですので、
統計の知識やロボットの知識の視点で開発を進めるでしょう。

おそらく、その過程でアナリストや金融機関の助言はあると思います。

でも、その助言よりも、私の予測では、
開発者の意地が優先され、もやは自己顕示欲のAIになってしまうのではないかと考えています。

 

ちなみに。。。

私たちは検証ソフト「システムトレードの達人」の開発で、一度失敗しています。
それがまさにこの理由でした。

でも、今私たちがこうあるのは、

「株が好き!」という気持ちと
「システムトレードこそが、個人投資家を救うトレード法だ!」

という確信と使命を感じ、他の人が諦めるところを諦めずに
その火を消さないように継続したからです。

でも、今のところ、AIを使ったトレード内容を見ると、
その愛情や使命感は感じられません。

しかも、内容は私たちシステムトレーダーからすると、
「えっ、これでどうやって利益出すの?」というレベルです。

ということは、AIが学習している間に資金が破綻するか、
開発者が継続するのが嫌になるか、彼らの開発資金が破綻するか、
そんなことが起きるのではないかと思います。

 

結局、AIも学習する人工知能ですので、
継続して学習できなければいけません。

ですが、トレードには、資金という現実問題があります。
また、運用側の感情があります。

それを考慮すると、私はこれまで、AIに過度な期待をしているのではないか・・・

と、この本を読んで思いました。

 

ちなみに、、、この本では、ざっくり言うと、

「感情ない世界ではAIが有効」

と書かれていました。

ということは、チャート=感情のこの世界は・・・?

なまえ

 

 

 

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西村剛 著 斉藤正章 監修

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夢幻

平均年利100%以上を叩き出し、今なお資産を増加し続ける現役の専業システムトレーダー。 会社員時代は投資教育会社の統括マネージャーとして、成果を挙げた個人投資家やプロトレーダー、ファンドマネージャーなどに数多く会い、様々な実践トレードの手法を学ぶ。 斉藤正章氏や西村とも古くから交流があり、「システムトレードの達人」を開発当初から愛用している。 退職後は、当時の資金500万円のうち100万円を設備投資に使い、資金400万円で専業トレーダーに転身。 トレードの利益から生活費を捻出するため、当初は、資産がなかなか増えていかない状況が続くも、「システムトレードの達人」を使い独自の投資手法を構築することで、本格的にトレードを開始した2013年以降は年利回りが50%下回ることがないという安定した実績を残している。