証券アナリストらしく、、、



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From;西村剛
東京の自宅より、、、

 

何ですか、これ・・・

「期待外れでした。」

「証券アナリストらしく、もっと難しいことを話してほしかった。」

「私が考えていることと変わらなくて、つまらなかった。」

 

証券アナリストらしく~~~~っ(怒)

あ~~~ん、期待外れ~っ!

ふざけるな~~~~っ!

 

こっちはな~、カンタンに説明してやってるんだぞ!
そのありがたみを知れ!

と・・・

かつて思ったことがありました。

 

あっ、もちろん本心ではないですよ(笑)
売り言葉に買い言葉というやつです。

 

昨日から昔話になってしまいますが、
もう5年くらい前になりますか、
一度だけ、社員研修をしたことがあったのです。
外部講師として。

 

そのときのお題が

「グループワークしながら、財務諸表を読めるようにしてほしい」

というものでした。

対象は、某製造業の入社2年目の人たちです。

そんなお題でしたので、ちょうどそのとき人気のあった
ファーストリテイリング、そう「ユニクロ」を取り上げて
色々と、解説をしていきました。

詳細は、覚えていませんが、
確か、ホームページを見て、

「社外取締役」の内容を見ると、次の戦略が見えてくる話や、

アナリストの中でも、私や平山は
地べたを這いつくばって確かな情報を取るタイプですので、
店舗で買い物をして、着用して、投資判断をするというような話をしました。

 

なのに・・・

研修後のアンケートに書かれたものは、

「期待外れでした。」

「証券アナリストらしく、もっと難しいことを話してほしかった。」

「私が考えていることと変わらなくて、つまらなかった。」

ですよ!

 

私からすると、「え~~~っ」という感じです。

 

でも、あなたは大丈夫ですよね。

平山のファンダメンタルズ分析の姿を知りましたので、
私や平山がやっているような「当たり前のこと」がどれだけ重要か気がついているでしょう。

せっかくですので、
この話の流れで、今回はシステムトレードではなく
ファンダメンタルズ分析の話をしましょう。

 

これは、案外聞かれます。

「西村さんは、ファンダで銘柄を選ぶとき、何を重視して選んでいるのですか?」

 

やはり、システムトレードの以前は、
ファンダメンタルズ投資をしていた方も多いので、
ときおり気になるようですね。

だから、今回は、
その方法についてお話しします。

 

と言いながら、さっそく結論から言いますが、

重視しているのは

「収益を上げる仕組みが強固にできあがっているか」です。

 

ちなみに、専門用語では

「ビジネスモデル」と言います。

 

これが、私の選択基準です。

この言葉だけを見ると、
当たり前のことに見えるでしょう。

そうです。

当たり前です。

でも、だからと言って、それが見極められないのが企業です。

 

あなたも、今お勤めの企業を考えればそうだと思いますが、
中にいても、自分のところが、どれだけどうか分からないのですから、
外から探すのは容易ではありません。

 

もし、これが容易に探せるのであれば、
あなたは、もうファンダメンタルズで苦労しないでしょう。

 

では、ここで
そのビジネスモデルがしっかりしている代表例を見てみましょう。

 

やはり、代表は、

「東日本旅客鉄道(9020)」のような、生活に欠かせないインフラ系のビジネスでしょう。

鉄道、ガス、電気、水道のように、
私たちの生活に不可欠なものをビジネスにしている企業です。

 

これは、やはり、相当のことがない限り、
需要がなくなることはありませんし、
新規参入も難しいので、競合にやられてしまう心配もありません。

だから、このような企業は
しっかりしたビジネスモデルを持っているのです。

これがあれば、

東京電力を例に挙げるは適切か分かりせんが、
何が起きても、いわゆる普通の企業のように、
一気に倒産などはないのです。

しかし、もしあれにしっかりしたビジネスモデルがなかったり、
そこに強固な需要がなければ、パタッといってしまっていたでしょう。

やはり、パタッといかないには、
それなりの理由があるのです。

 

だから、これがあると、

その企業は、長期間に渡って、安定した収益を上げることができます

だから、投資先としては良いのです。

 

でも・・・

疑問なのが、じゃ~、それをどうやって見極めるか?ですよね。

 

これが一番難しいところです。

 

では、最後にせっかくですので、
私が見極めに使っている方法をご紹介します。

 

それは、、、

シンプルに考え「社長が寝てても、逃走しても、儲かる企業」です。

過去に、私も色々考えましたが、
これで考えるのが、一番良いです。

 

仮に、自分がその企業の社長になったと想定してください。

現実は、決してそんなことはないと思いますが、

「あっ、この企業だったら、誰が社長をやっても変わらず、利益を上げられそうだな」

と思えば、それはしっかりしたビジネスモデルがあるということです。

 

反対に、、、

「あれっ、この企業は、社長の自分がいなくなったら、がたつくぞ」

と思えば、それはしっかりしたビジネスモデルではないということです。

 

どうですか?

こう考えると、分かりやすいですよね。

 

でも、注意しなければならないのは、
この反対に該当する企業は、分かりそうで、案外分かりせん。

 

例えば、「ジャパネットたかた」

上場していませんが、考えるには良いと思います。

全員が全員そう思うとは限りませんが、パッと見ると
あそこまで色々確率されていれば、たかた社長がいなくても大丈夫そうですよね?

でも、これは一部の人の分析ですが、

たかた社長の声の周波数は、あの美空ひばりさんと同じで、
日本人が一番心地よく聞こえる声のようです。

だから、たかた社長がいれば、その声を活かして、
収益を上げ続けられるが、もしいなくなったら・・・

 

これは本当かどうかは、私も自分の足と目で見ていないので分かりませんが、
もし、これが本当であれば、パッと見ただけでは、分からないのです。

しかし、「社長が寝てても、逃走しても、儲かる企業」かどうかを考えると、
深読みすれば、このような部分も見えてくるのです。

 

いかがでしょうか?

シンプルですが

「社長が寝てても、逃走しても、儲かる企業」

の基準は、思った以上に使えますし、有効です、

 

ぜひ、あなたも機会がありましたら、
この基準を活用してみて下さいね。

 

そうそう、

冒頭の社員研修でも、こんなシンプルなことばかり言っていたのですよね。

シンプルは素晴らしいのですが・・・

どうやら、それが残念な証券アナリストに見られてしまったようですね。

 

いと、悲し。。。

 

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。