理想の売買ルールとは?



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From;西村剛
八丁堀の事務所より、、、

 

ここ数ヶ月間、システムトレードの研究と同時に
あるグループの始動に向け着々と準備を進めています。

その準備の中で、

「理想の売買ルールとは何か?」

を改めて考えるようになりました。

 

理想の売買ルールと聞くと、
もしかすると「どのようなときでも利益を上げられる売買ルール」と
連想する人もいるかもしれません。

先日、斉藤正章さんは、

「売買ルールがほぼ完成形に近づいている」

と話していたので、
確かに、そのレベルまで到達すれば、
それが理想の売買ルールなのでしょう。

しかし、私はこの理想の売買ルールについて、
違う角度で考えています。

 

それが、、、

「自分に合った売買ルール」を運用しているか?

ということです。

 

一昨日の記事でもお伝えしましたが、
結局のところ、どれだけ素晴らしい売買ルールを持っていても、

「継続」

ができなければ利益を積み上げることはできません。

 

むしろ、素晴らしいものでなくても、
継続ができれば、着実に利益は積み上がり、
誰もが羨む成功を手にすることができるでしょう。

途中で運用を止めれば、その時点で利益はストップし
決して増えることはありません。

しかし、継続して運用することができれば、
そこから利益は増えていきます。

だから、「継続」が、理想の売買ルールの
キーワードなのではないかと考えています。

 

では、継続するには、何が必要か?

結論を言えば、それが・・・

「運用する売買ルールが自分に合っている」

ということです。

 

では、自分に合っている売買ルールとは何か?

それは、あなたのトレードだけでなく
ライフスタイルも見てみると分かるでしょう。

例えば、毎日発注することが難しいライフスタイルの人が、
デイトレ型の売買ルールばかり運用していたら、これは大変でしょう。

それは容易に想像がつくと思います。

例えば、仕事での所得が十分にある人が、
レバレッジを3倍など、少し大きめに掛けていたらどうでしょうか?

せっかく安定的に十分な収入があるのに、
トレードで、その収入を減らしてしまうかもしれません。

利益が上がるときは、良いですが、
レバレッジが効きすぎると、やられたときは一発です。

どれだけ、それまでに着実に利益を積み上げても、
ボカンと一気にやられてしまいます。

このように、並べてみると分かりやすいですし、
「そんなことする人いるの?」と思うかもしれませんが、
案外、このようにライフスタイルに合っていない
売買ルールを運用している人が多いのです。

 

このライフスタイルは、もう少し詳しくいけば、

金融資産のうち、株はどれくらいの割合か?
株の中でシステムトレードで運用しているのはどれくらいの割合か?
システムトレードで上げている利益の割合はどれくらいか?

などなど、こういった部分も改めて調べてみると、
今運用している売買ルールが、あなたに本当に合っているか、
それとも違うのかが分かるでしょう。

また、このライフスタイルだけでなく、
リスクを取ることが苦手なのに、逆張り戦略を中心に運用していたり、
勝率が低いのが苦手なのに、順張り戦略を中心に運用していたりと、
このようなリスク許容度などでも、あなたに合っているか、
それとも違うかが分かるでしょう。

ですので、このようなライフスタイルや、
リスク許容度など、あなたのトレードに対する考えなどを考慮して、
自分に合っているものが、あなたにとって
理想の売買ルールになるのではないでしょうか。

 

もう少し、メンタル的な部分を掘り下げると、
このような話があります。

https://news.yahoo.co.jp/byline/nakaharajun/20140201-00032202/
(『「背伸びすること」と「能力を伸ばすこと」: あなたがいるのは快適空間、背伸び空間、混乱空間!?(中原淳) – 個人 – Yahoo!ニュース』より引用)

 

ここには、この3つの空間について書かれています。

◯コンフォートゾーン(快適空間)
◯ストレッチゾーン(背伸び空間)
◯パニックゾーン(混乱空間)

もし、あなたの売買ルールが自分に合っているものであれば、
運用中に違和感はないので、「コンフォートゾーン(快適空間)」に
メンタルがとどまるでしょう。

 

もしくは、複数の売買ルールを運用していて、
自分に合っているものをメインに運用していれば、
同じく「コンフォートゾーン(快適空間)」に
メンタルがとどまるでしょう。

ただ、このときは複数の売買ルールですので、
一部の売買ルールは、「ストレッチゾーン(挑戦空間)」に該当し、
多少、あなた自信がメンタルを鍛え、成長しながら順応する必要があるかもしれません。

でも、それは不快感ではなく、
一歩成長するための努力ですので、
心地よいプレッシャーとなり、意欲が湧くでしょう。

同時に、多少のプレッシャーはあるものの、
ここでは未知なるものに出会うので、
新しいことを学び、習得して、レベルアップにつながります。

だから、この2つの空間にいるのが、
メンタル的には、理想の売買ルールと言えるのでしょう。

 

ただし、注意しなければならないのは、
「ストレッチゾーン(背伸び空間)」がなく、
「コンフォートゾーン(快適空間)」だけにとどまることです。

それでは、あなたの成長がなくなり、
学習も止まってしまうので、現状維持というより
退化につながってしまいます。

ですので、複数の売買ルールで考えると、
メインの売買ルールは「コンフォートゾーン(快適空間)」のもので、
それを補う他の売買ルールは、コンフォートゾーンと、
あなたをレベルアップする「ストレッチゾーン(背伸び空間)」が
上手いバランスで混ざっているのが良いのではないでしょうか。

 

しかし・・・

もし、あなたが全く自分に合っていない売買ルールを運用していれば・・・
それは、「パニックゾーン(混乱空間)」に陥り、
運用中の一つ一つの出来事に、精神的苦痛や混乱を感じるでしょう。

そうです、そこにあるのは「恐怖」です。

例えば、逆張り戦略は、ハイリスク・ハイリターンの戦略で
勝率が高いのが特長です。

ですが、いくら勝率が高いとはいえ、
リスクを取ることが比較的苦手な人にとっては、
ドローダウンが起きている最中などは、恐怖以外の何物でもないでしょう。

こうなってしまうと、当然のことながら、これはこれまでの2つの空間にあったような
成長のための心地よく必要なプレッシャーではなく、単なるプレッシャーか、
もしくは、「ストレス」になってしまいます。
やはり人間は、苦痛や混乱を受け続けることはできないので、
「運用停止」という結果を招いてしまうでしょう。

 

だから、理想の売買ルールとは、

あなたのライフスタイルやトレードに対する考えなどが合い、
運用しているときの精神状態が、「コンフォートゾーン(快適空間)」や
「ストレッチゾーン(挑戦空間)」の中にいられるものでしょう。

そして、そのような売買ルールであれば、
精神的な負荷がかからないので「継続」を生みます。

継続は、結果として「長期的に安定した利益」を生みます。

そうなれば、着実に利益は積み上がり、
あなたの望む成功を手にすることができるでしょう。

 

ですので、、、

利益を求めて、売買ルールを改良するのも良いですが、
あなたの売買ルールに、

「あなたのライフスタイルに合っていますか?」
「あなたのトレードへの考えに合っていますか?」

と自問自答し、

「コンフォートゾーン(快適空間)やストレッチゾーン(挑戦空間)にとどまっていますか?」

と問いかけてみましょう。

このような質問をすることで、
きっと、あなたに合った理想の売買ルールが手に入ることでしょう。

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西村剛 著 斉藤正章 監修

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。