日本株続伸ここから有効な戦略は?



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From;西村剛
八丁堀の事務所より、、、

 

昨日(6/20)の日本株市場は、続伸しました。

日経平均株価は、6/2(金)以来、
半月ぶりに年初来高値を更新しました。

一部、報道を見ると、この上昇を受け、
2015年に付けた20,952円を超える
可能性も見えてきたとも言われています。

どこまで株価が上がるかは可能性としか言えませんが、
そのような勢いや要因が、
今の株式市場にあるという証拠なのかもしれません。

ですので、今日以降の株式市場も注目でしょう。

 

さて、そのように続伸し、
明るい兆しが見えてきた日本株ですが、
昨日の私の記事で、

「このまま上昇トレンドを継続する可能性が高い」

とお伝えしました。

そして、その理由は、

「株式市場に過熱感がない状態で(日経平均株価)2万円台を回復したから」

とお伝えしました。

そのようなこともあり、
それを想定すると、上昇トレンドに強い「順張り戦略」をご紹介したのですが、
その順張り戦略について、このようなご質問をいただきました。

 

それが、

「順張り戦略は勝率が低いうえ、
保有期間が長いので苦手なのですが、
それでも順張り戦略を取り入れたほうが良いでしょうか?」

というご質問です。

 

その答えなのですが・・・

まずお答えしておいきたのは、
取り入れるか、取り入れないかの部分ですが、
それは、トレードの継続に負荷がかかるようであれば
ムリに取り入れる必要がないということです。

 

ただ、この5つの最強の投資戦略にも掲載されているように、
一つのベーシックな戦略の型ではあります。

ですので、システムトレード上級者は取り入れていることが多いです。

もしくは、最後に利益を上げることを考えると、
そこにたどり着くといったほうが良いかもしれません。

 

しかしながら、そうはいっても
ムリに取り入れる必要はありません。

やはり、順張り戦略のマイナスのように感じる特長である、
「勝率が低く、保有期間が長い」というのは、
思った以上に苦痛を感じると言えば感じますので。

勝率に関しては、これは想像がつきやすいかもしれませんが、
いくらトータルで利益を上げられると分かっていても、
例えば、逆張り戦略で勝敗だけ見て負け越していたら
それは厳しいと感じるでしょう。

それと同じで、厳しい人にとっては厳しいかもしれません。

ただ、この部分はトータルで利益が
でることを体感できるようになれば、
また違うかもしません。

いずれにしても、少々悩ましい部分ということには変わりありません。

 

そして、次がこれよりも悩ましいところかもしれません。

それは「保有期間の長さ」です。

 

やはり、順張り戦略での保有期間の長さは、
逆張り戦略などと比べると全く違います。

逆張り戦略は、暴落などで適正株価よりも下落した銘柄を買い付けます。
そして、その適正株価よりも下落した銘柄が、
適正株価に回復するときに利益を獲得します。

この適正株価よりも下がって、上がるという過程ですので、
暴落が数日経てば落ち着くように、
その数日間で手仕舞いしてしまいます。

また、含み益の感覚としては、
一時的にドローダウンを受けるものの、
利益がある程度出た時点で手仕舞います。

ですので、こまめに利益を確定していきます。

 

一方、順張り戦略は、全くそのような長さとは違います。
順張り戦略は、上昇中の銘柄をつかみ、
その上昇がピークに到達して、上昇トレンドが終わったときに手仕舞いし、
利益を獲得します。

だから、保有期間は、逆張り戦略とは全く違います。

イメージとしては、
もう、これくらい含み益が出ていれば、
もう手仕舞いして利益を確定したいな~と思っても、
全く手仕舞いさせてくれない状態です。

まだ、上がる見込みがあればずっと持ち続けますので、
「もう利益確定したいのだけど、まだ保有するの?えっ、まだ・・・?」という感覚です。

 

でも、たしかにそうですよね。

逆張り戦略は、適正株価を基準にしているので、
そこからずれたものが戻るのを待つので、
すぐに株価が戻りますが、

順張り戦略の場合、上昇トレンドのピークが起点ですので、
株価がどこまで上昇するかは、適正株価よりも分かりません。

そういった比較をしても、
この保有期間というのが厄介な材料であるのは実感できるでしょう。

 

では、このような厄介な材料がある順張り戦略は、
諦めるしか方法はないのか?

いえ、決してそのようなことはないので、
最後に、その重要なヒントをお伝えしましょう。

この勝率の低さや保有期間を厄介に感じている場合、
参考にしていただきたいのが、

「保有期間を短くする改良」

です。

 

具体的には、手仕舞いのルールに、
「○日上経過」の条件式を加え、
比較的短い日数で売買ルールを作成すると良いでしょう。

他にも「株価が○%以上上昇したら手仕舞い」という条件式も効果があります。

こうすると、上昇トレンドのピークが終わったときまで保有せず、
もっと早い段階で手仕舞いすることができます。

イメージとしては、上昇中の銘柄に飛び乗り、
ある程度利益を得たら、次に上昇中の銘柄に飛び乗るようなものです。

そうすると、保有期間が短くなり、
勝率を上げることができるでしょう。

 

これは本来の順張り戦略の方法とは違いますが、
上昇中の銘柄にどんどん飛び乗るという方法は有効です。

このような改良を加えると、
順張り戦略の厄介に感じて部分がなくなり、
非常に運用しやすくなるでしょう。

もし、あなたが順張り戦略で悩んでいるなら、
ぜひ、この方法を一度試してみると良いと思いますよ。

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。