日経平均株価が…NYダウが…



【お知らせ】
下記リンクのメルマガを中心に情報を更新していく予定です。
無料ですのでぜひご登録いただけるとありがたいです

西村剛の投資戦略メルマガ【無料】




 

From;西村剛
八丁堀の事務所より、、、

 

ここ数日間、

やはり、日本株=日経平均株価という意味合いや、
大台の2万円を回復したということもあり、

「日経平均株価が2万円の大台を回復」

という見出しがメディアには一斉に流れました。

 

ただ、その中で、実は・・・
と影を潜めている情報があります。

それが、東証マザーズ指数の
「連日の年初来高値更新」です。

 

日経平均株価は、昨日(6/21)に下落したものの、
東証マザーズ指数は、昨日も年初来高値を更新しました。

昨日の東証マザーズ指数は、
前日比2.3%上昇の1194.39ポイントでした。

 

では、なぜ東証マザーズが好調なのか?

ここ最近、日経平均株価ばかり注目されているので、
これは案外見落としな情報でしょう。

そこで、この話を詳しく説明したいのですが、
まず、その好調の要因からです。

これは、上昇している銘柄を見てみると分かるのですが、

◯2342トランスジェニック「+14%」
◯4563アンジェスMG「+15.6%」
◯2160ジーエヌアイグループ「+11%」

とバイオ関連銘柄の大幅上昇が目立ちます。

これが一つの要因だと考えられるでしょう。

 

バイオ関連銘柄が好きな人はご存じかもしれませんが、
このような銘柄の多くはベンチャー企業です。

そして、業績も赤字であることが多く、
黒字であっても小さいことが多いです。

 

ですが、、、
バイオは、研究開発に非常に時間がかかり、
また、一発当たると大きい分野ですので、
将来性が非常に期待される企業です。

よく大企業でも研究開発に足掛け何年、
何十年という話がありますが、
やはりその分、技術革新のようなことが起きるので、
当たれば大きく成長する分野と言えるでしょう。

ですので、このようなバイオ関連銘柄は、
今が赤字であったり、黒字でも小さいという業績には関係なく、
将来性で買われる銘柄です。

 

つまり、バイオ関連銘柄の株価は、

「株価=投資家の将来への期待」

とも言えるでしょう。

そして、このようにバイオ関連銘柄は、
その企業の実態で買われるのではないので、

「投資家の期待で株価が変動しやすい」

とも言えるでしょう。

 

では、投資家の期待は、どのようなときに変動するのでしょうか?

正直、バイオの分野は、まずその技術が普及するかも分かりませんし、
そもそも技術が完成するかも分かりません。

また、新しい技術だけに、
その専門の人は他には皆無に等しいので、
投資家がその内容を知っても、将来性は正直なところ分かりません。

それこそ、直感に近い部分は否めないでしょう。

そのような背景がある中、
投資家たちは、どのように期待が変わるかですが・・・

 

これは案外単純です。

やはり、海のものか山のものか分からないようなものですので、
市場全体が好調なときは、景気が良いときは財布の紐が緩むのと同じで、
期待感が高まり、株価が急騰しやすいものです。

反対に、市場全体が低迷しているときは、
景気が悪いときは財布の紐が固いのと同じで、
期待感だけでは資金を投入できないので、
株価が割安に放置されやすいものです。

 

このように、実はこの期待感の変化は、
根拠があるようで、全くないようなものなのです。

ただ、人間の普遍的な心理として、

市場全体が好調であれば、期待が高まり株価急騰・・・
市場全体が低迷であれば、期待が低くなり株価が割安・・・

と、ある意味分かりやすい動きをしています。

ということは、、、

今の日本株市場は、
このバイオ関連銘柄の動きを見ても分かるように、
好調であると考えられるでしょう。

そういった意味でも、今の上昇トレンドは、
まだ続くと考えて良いと思います。

ただ、これだけで終わってしまっては、
私たちシステムトレーダーとしては、不完全燃焼ですよね?

バイオ関連銘柄は「そんな動きをするんだ~」で終わってしまっては意味がありません。

 

私たちシステムトレーダーがすべきことは、
この人間の普遍的な心理を、どう利益に活かすかです。

ある意味、この動きは投資家心理のバロメーターとして使えます。

 

だから、例えば、、、

◯バイオ関連銘柄が上昇トレンドにあれば、市場全体も上昇トレンドと判断する
◯バイオ関連銘柄が下落トレンドにあれば、市場全体も下落トレンドと判断する

という銘柄フィルターを使って、市場のトレンドを判断し、
あなたの売買ルールに取り入れるのも一つ面白いでしょう。

日経平均株価が…NYダウが…新興市場が…
という、これらの一般的な指標をフィルターに使用してトレンドを判定することは
よくあることかもしれませんが、

こういった「バイオ関連銘柄」の動向でトレンド判定することは、
おそらく、これまであまりなかったアイデアだと思います。

実際に、株式市場にこのような動きがあることを考慮すると、
これは有効である可能性が高いでしょう。

 

こいった日々の株価の動きと、そこの裏側にある
私たち以外の個人投資家たちの投資家心理は、
私たちシステムトレーダーにとって利益の厳選でもあります。

ですので、研究材料として、日々の株価の動きを見るときは、
これはどのような投資家心理が働いて動いているのかと考えるのも
大きなアイデアの一つになるでしょう。

ぜひ、あなたも今回の情報を参考にして、
たくさんある投資家心理を逆手に取って利益を上げる戦略を練ってみましょう。

hls-tsuishin4

 

 

 

<ロングセラー>【送料無料!】ストラテジー・テンプレート[eブック(電子書籍)]
stt

 

 

 

 

 

 

 

 

西村剛 著 斉藤正章 監修

価格700円(税抜)※配送無料

・このレポートはパソコン・スマートフォン等でご覧いただけるPDF形式の電子書籍(eブック)です。iPad等の電子書籍用端末がなくてもお読みいただけます(プリントアウト可能)。

・クレジットカード、銀行振り込みでの決済完了後、すぐに発送いたします。
詳細はこちらをクリック

 

 

 

■追伸

【<大好評の「5つ星」評価のロングセラー!>西村剛著『株2年生の教科書』】

株1年生とは、
相場が良いときは利益を上げ、
悪いときは利益を上げられない人。

株2年生とは、その状態を脱却できて、
「相場が良いときも、悪いときも利益を上げる人」

1年生から脱却して、2年生になる方法とは?


『株2年生の教科書』の詳細はこちらをクリック

 

【無料】システムトレードの検証ができる株式投資ソフトのフリー版を無料プレゼントします。こちらをクリックください!


The following two tabs change content below.

西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。