時間がない・・・それって本当?



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「時間がない・・・」

というと、、、

もはや伝説の記事となった、私の記事・・・

2013年9年16日に配信された
時間がない?は~?」を思い出す方もいらっしゃるかもしれません。

あれは、物議を醸しました(笑)

ただ、インパクトが強かったようで、
一時は、セミナーなどに仕事の都合で参加できない
システムトレーダーの方から、

「今回のは時間がないという言い訳ではありませんからね(笑)
秋山さんに伝えてください!」

というメッセージをいただくことが多々ありました。

 

いやいや、もちろんですよwww

トレーダーである前に会社員なのですから、
仕事を優先するのは当たり前ですよwww

というところなので、
私も全く言い訳とは思っていませんが・・・

ほんと、あの記事を配信したとき、
システムトレーダーの皆さんの時間に対する意識に
なにか刺激を与えたのか、ピリッとしました。

 

しかも、しばしば話すことですが、
あるシステムトレーダーの方は、
電車の移動時間がもったいないと言い、
セミナー会場に来るまでに検証しています。

私からすれば、この方は超多忙なのですが、
その多忙さをご自身で把握しているのか、
その中で、いかに検証するかを考えています。

ですので、先手先手で日程を組み、
スキマ時間も、しっかりと学習の時間と位置づけているようです。

そのような人がいることを考えれば、
時間は理由にならないな~と思いますし・・・(汗)

 

さて、なぜこんな話をしたかですが、
つい先日、私には外国人のエグゼクティブ・コーチが付いていると
お話ししました。

このコーチには、私だけでなく、
他にも、私の友人も依頼しているのですが、

先日、その友人から大変興味深い話を聞きました。

 

それが、

「そのコーチから言われたことで、一番印象的で
私の価値観が変わった言葉が

『時間を確保するのも課題の一つ』

という言葉。」

でした。

 

私は、この「時間を確保するのも課題の一つ」言葉が、
自分にも身にしみました。

私はよく人から自制心があり、
決して怠惰な人間ではないように見えるようですが、

私は「XY理論」で見れえば、人間は生まれながらに怠惰であるという
Xに当てはまる人間です。

それが、小さい頃、剣道をやっていて、
体の小さく、未熟児で生まれ頭の発育も遅かった私は、

「とにかく人よりも努力する」
「人が嫌がる練習をする」

という、いわば根性論のような自制をすることで、
今のようになりました。

 

ただ、そうはいってもやはりXに当てはまる人間ですので、
気を抜けば、Xに戻ります。

もちろん、人間ですのでそのようなときがあっても良いと思いますが、
完全にXになってはいけないので、そういったコーチを付け、
自制できるようにしています。

だから、私も友人がそのコーチからもらった言葉が
本当に心に刺さりました。

 

コーチから出される課題は、一人一人全く違うのですが、
共通するものとして、「良書を読み、その感想をコーチと共有する」というものがあります。

だから、私も月に最低でも1冊は本を読んでいますが、
友人も、同じように良書を読むことを課題として
出されていたようでした。

 

しかし、、、
彼は、私が知る中でも、国会議員まではいきませんが、
非常に多忙な人です。

移動範囲が全国、場合によっては東南アジア圏に至るので、
毎日、どこにいるか分からない状況です。

ですので、なかなかスキマ時間を見つけることができず、
コーチとのセッションがあるたびに、

「今回も読めませんでした・・・」

が続いてしまったようなのです。

 

すると、コーチから
課題をすること以前の課題として、

「時間を確保するのも課題の一つ」

と言われたようです。

 

これは、あくまでも私にとって印象深かった言葉ですので、
あなたにとってどうかは分かりません。

しかし、よくよく考えて見れば
そう思わないでしょうか?

 

例えば、システムトレーダー…いや個人投資家全般でしょうか?

私たちは多くの個人投資家と触れ合っていますので、
様々な会話があります。

そのような中で、なぜかここ最近増えているのが

「時間がないから、システムトレーダーになりたくてもなれない」

という内容です。

 

これは、これからシステムトレードを始めようとしている
個人投資家からの相談ですが、今の自分を考慮すると、
システムトレードの勉強時間がないということなのです。

でも、視点を変えてみてください。

確かに時間がないのは分かります。
しかも、年齢を重ねるごとに、仕事だけでなく、
家族のことで大きなことが付いてきます。

実際、私のコーチも約70歳ですが、
お孫さんが20人いて、毎日が誰かの課題が勃発して、
毎日大変だと言っていました。

そして、私のセッションが、
その課題によって、すっぽかされるという事態が過去にありました(笑)

と、、、コーチも人間ですので、
そんなことがあるのですから、

このようなことは誰に起きてもおかしくありません。

私だって、父が急死したときは、
仕事は丸2日間止まりましたし、
そのあともふわふわした状態で、今思えばというところです。

 

ただ、人間そこをずっと理由にしてしまうと、
いつになっても時間の確保ができません。

そう考えると、時間の確保は「スキル」の一つではないでしょうか?

 

例えば、プロスポーツ選手で著名な人は、
あまり練習している姿を見せませんよね。

正確に言えば、「特訓」している姿でしょうか。

メディアの情報をみると、
他の人と同じようなメニューをこなし、
その中で成果を上げているように見えます。

でも、実際は、チームとして動きつつ、
しっかりと個人の時間を確保して、特訓をしていると耳にします。

つまり、チームで行動しながらも、
結果を出す人は、時間確保のスキルを持ち、
その時間を有効活用して、素晴らしい成果を上げているのでしょう。

 

というように、時間の確保は「スキル」といっても良いのではないでしょうか?

もっと、言えば、私たち個人投資家にとって時間の確保は、

「利益を上げるために必須のスキル」

と言っても良いのではないでしょうか?

 

では、どうやったらそのスキルが習得できるかは、
また別の機会にお話ししますが、

でも、時間がないと言っている限り、
トレードで利益を上げるのは難しいということが
実感いただけたのではないでしょうか・・・

 

でも、あれですよね。

私たちもシステムトレーダーのポートフォリオの一貫として、
シグナルの配信サービスを行っていますが、

こういった話をシステムトレーダーではない個人投資家にすると、
「だったら、銘柄レポート買うからいいよ!」と言われてしまいそうですよね。

 

まっ、それはそれで良いですが…

私は、利益を上げるスキルの一つである時間確保を捨て、
そこに走るのはどうかな~と思います。

だって、、、

システムトレーダーであれば、一生もののスキルとして持ち、
人に頼らず自分で利益を上げ続けることができますが、

銘柄レポートですと、その配信先が配信を中止したら、
もうその先はお先真っ暗ですからね。。。

それを考えると、この時間確保のスキルはしっかり習得したほうが良いと思いますよね・・・

まっ、賛否両論あると思いますが、
あくまでも一つの考えですので、ぜひあなたなりに考えてみてください。

なまえ

 

 

 

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西村剛 著 斉藤正章 監修

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夢幻

平均年利100%以上を叩き出し、今なお資産を増加し続ける現役の専業システムトレーダー。 会社員時代は投資教育会社の統括マネージャーとして、成果を挙げた個人投資家やプロトレーダー、ファンドマネージャーなどに数多く会い、様々な実践トレードの手法を学ぶ。 斉藤正章氏や西村とも古くから交流があり、「システムトレードの達人」を開発当初から愛用している。 退職後は、当時の資金500万円のうち100万円を設備投資に使い、資金400万円で専業トレーダーに転身。 トレードの利益から生活費を捻出するため、当初は、資産がなかなか増えていかない状況が続くも、「システムトレードの達人」を使い独自の投資手法を構築することで、本格的にトレードを開始した2013年以降は年利回りが50%下回ることがないという安定した実績を残している。