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「JASDAQや東証2部指数は絶好調」
今、日本株式市場は、
そのような状況にあります。
ただ、先日から、私は
「日本株市場が上昇トレンドに突入している」
とお伝えしていますが、
日経平均株価だけで見ると、
そのようには見えないでしょう。
ですので、この2つの株式市場が
絶好調と言われても、なかなかピンとこないかもしれません。
これまでの上昇トレンドでは、
日経平均株価を中心に上昇いることが多かったので、
このような現象は珍しいといえば、珍しいかもしれません。
ただ、ここで一つ注目したいのは、
ここから新しい投資戦略の発想が生まれるということです。
例えば、今の株式市場をふまえると、
「強い上昇トレンドの市場だけでトレードする」
という発想が生まれます。
繰り返しになりますが、
JASDAQや東証2部指数は絶好調だが、
日経平均株価はボックス圏を推移しています。
しかも、JASDAQや東証2部指数を確認してもらうと分かりますが、
きれいな右肩上がりの強い上昇トレンドが発生しています。
そこで、
「強い上昇トレンドが続いているJASDAQや東証2部の銘柄だけでトレードする」
ということを考えてみました。
もし、これが可能であると、
資金を調子の良いところに配分することができ、
良い結果をえられるのではないかと考えています。
また、これは私が以前より研究していることですが、
動的資金管理を利用して、もっと柔軟な資金管理ができないかと考えています。
まさに、それがこの考えているものにつながることなのですが、
スイッチング・モデルのように、
戦略を状況に応じてスイッチするようなことを、
資金管理でできれば、従来の売買ルールのままでも
より利益が期待できるのではないかと思っています。
そして、この戦略ができれば、
日経平均株価やTOPIX、東証2部、JASDAQ、
東証マザーズなどの各市場の中で、
強い上昇トレンドが出ている市場に資金を
集中的に投下できるようになるのではと考えています。
そうすると、より私が描いているものに
近い戦略ができるのではないかと思います。
ちなみに、今日偶然に資金管理の話が出てきましたが、
この資金管理の方法でも利益を左右します。
私たちシステムトレーダーは、
売買ルールを作成するときに、
どうしても買いルールなどの条件に集中しがちですが、
同じ売買ルールでも、資金管理を変えることで利益は変わります。
イメージとしては、その売買ルールが得意なときに
資金が集中できるようになっていたり、
銘柄分散などでリスクを分散するようになっていたりすると、
それだけで全く違います。
ここは案外見落としがちなので、
改めて、資金管理に注目するのも良いでしょう。
やれることは、条件式の組み合わせなどよりも
あまり多くない資金管理ですが、見落とすのはもったいないです。
ですので、ぜひあなたの資金管理を見直してみましょう。
そして、今から違う資金管理法でも検証してみることを
オススメします。
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西村 剛
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