勉強しすぎているあなたへ、、、



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From:西村剛

「あっ、懐かしい!」

先日、たまたま入ったお店で、
学生時代に聞いていた曲が流れていました。

まだその頃は、
CDが売れに売れ、ミリオンセラーなどと
言われていた頃でしょうか。

 

と言っても、それは半世紀前などではなく、
20年くらいの前か、それ以前の頃です。

その頃は、今のような音楽配信サービスはありませんし、
アップル社からアイポッドが出てきたり、
Youtubeなどの動画配信サービスが出現してから、
想像もつかないスピードで、今の世の中は変化したでしょう。

 

ミリオンセラーなどという言葉が
何度もメディアに登場していた頃は、
誰も、こんなにCDが売れない世の中が来るとは
思っていませんでしたよね。

でも、昭和の名曲が
いつまでも色あせないように、
私の感覚では、今よりもかつてのほうが、
名曲が多かったように思います。

 

というより、、、
記憶に残る曲でしょうか。

いずれにしても、
今聞いても素晴らしい、
あの頃聞いても素晴らしいというものでしょう。

つまり、名曲は、
いつの時代も左右されることなく名曲だということでしょう。

 

さて、そんな話に掛けてになってしまいますが・・・

先日、私は過去に自分が作成した
売買ルールを引っ張り出し、再検証をしてみました。

 

実は、これ曲の話と同じで、
有効な売買ルールは、いつでも有効だということなのですが、
この話には、一つポイントがあります。

それは、過去に作成した売買ルールと言っても、
ここ1年などではなく、5年以上前に作成したものです。

つまり、言い換えれば、
最新でも2012年までしか検証が行えなかった売買ルールです。

 

これはあくまでも私の場合なのですが、
そこまでさかのぼると、
「シンプル」な売買ルールが多くありました。

そして、再検証してみると、
案外、直近・・・つまり2012年以降の成績が良かったということが多々ありました。

 

おそらく、この直近3~5年の成績に悩んでいる
システムトレーダーは多いと思います。

実際、ここ数年私に届く質問の多くが、
この直近の成績だけが上手くいかないというものです。

そのようなこともあり、
非常に苦悩し、何とか直近の成績を良くしようと、
頑張って改良しているのが、ここ最近作成している売買ルールでしょう。

こっちを取れば、あっちが凹むという
トレードオフの関係にやられ、

直近を優先すれば、それ以前の成績が崩れ・・・
それ以前を優先すれば、直近が崩れ・・・

と、まさに行ったり来たりを繰り返す、
検証の迷路に迷い込みそうなのが、ここ数年の検証ではないでしょうか。

 

しかし・・・

不思議ですが、私が取り出した5年以上前に作成した売買ルールは、
この直近の相場を知らないときに作成したからなのか、再検証すると、

「中身がシンプルで、直近も有効な売買ルール」

であることが多かったのです。

 

いったい、これはなぜなのでしょうか?

これは、言葉は悪いかもしれませんが、
そして、あなたを含めて良いか分かりませんが・・・

「私たちは勉強しすぎて、バカになっている」

というのが理由の大半でしょう。

 

もしくは、言葉を変えれば、

「私たちは勉強しすぎて、複雑に物事を考えるようになっている」
「私たちは勉強しすぎて、わざわざ複雑な方法を使おうとしている」
「私たちは勉強しすぎて、本来必要のない知識を入れてしまい迷いが起きている」

というところかもしれません。

 

冷静に考えてみてください。

5年以上前のあなたと、今のあなたでは
いったい何が違うでしょうか?

もちろん、5年以上前ですと
まだシステムトレードを始めていない方もいると思いますが、
それでも違いは同じです。

 

答えは単純です。

「知識量」もしくは「経験」

です。

人間は、知識や経験が多ければ多いほど良いとされますが、
ただ、それゆえ物事を、わざわざ複雑に考えるということをしてしまいがちです。

特に、ある一線を超えるまで…
つまり超越するまでは、
どうしても人間は、自分の知識をお披露目したくなり、
本来やらなくて良いことをムリにやろうとします。

野球で言えば、某有名元選手が、よくメディアで、

「ピッチャーは、あんなに球種は必要ない」

と言っていますが、これに近い話でしょう。

実際、プロ野球の世界で本当にそうなのか分かりませんが、
でも、著名選手というのは、たしかにやっていることがシンプルだと思います。

 

しかし、、、

彼らのように超越までいかないと、
わざわざ複雑化していることに気が付かず、
どんどん視野が狭くなり、今度はあれを使おう!となり、
余計に分けの分からない世界に飛び込むのでしょう。

つまり、今の私たちは直近の成績に悩めば悩むほど、
多くの知識を入れ、その知識をフル活用して
売買ルールを作成しているのかもしれません。

だから、かえって以前の何も知らない自分が作成したもののほうが、
今よりも有効な売買ルールだということがあるのでしょう。

そして、それをふまえてこの再検証した売買ルールに、今の知識を添えてみましょう。

そうすると、今では考えられないほど改善されたり、
今、がんばって作成しているものよりも
はるかに良かったりします。

 

ただ、こんな話をしていますが、
絶対に忘れてはならないのが

「直近の成績の改良にとらわれない」

ということです。

斉藤正章さんも何度かセミナーなどでお話ししていますが、
直近の相場は、異例の相場とボックス相場なので、
利益を上げようとしても、システムトレードでは限界があります。

異例の相場は、統計をベースにするシステムトレードでは
過去に例がないので難しいですし、
ボックス相場は、そもそも、ほぼ全員のトレーダーが難しいでしょう。

 

そう考えると、それを何とかしようとして
ムリに加えてしまった知識は、

まさに「私たちは勉強しすぎて、バカになっている」
もしくは、「私たちは勉強しすぎて、複雑に物事を考えるようになっている」

といったところなのでしょう。

だから、その証拠に勉強しすぎていなく、
その売買ルールの内容が示すように複雑に考えていないときは、
かつても今も長期にわたり有効な売買ルールを自然に作成していたのでしょう。

 

もちろん、私たちシステムトレーダーにとって、
勉強し続けることは重要です。

常に、新しいことをアップデートしないと、
現状維持もできなくなり、退化してしまいます。

ですが、そのアップデートする中で、
自分は、この知識を得ることで

「わざわざ」複雑なことをしようとしていないか?

これを自問自答することが重要なのでしょう。

いかがですか、あなたは勉強しすぎて、
わざわざこんな状態に陥ってしませんか?

 

 

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西村剛 著 斉藤正章 監修

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。