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From;秋山大介
おめでとうございます!
本当は、他にも色々書きたいことがあったのですが…今日はこの記事のリンクが消えてしまう前にお伝えしないといけないので、この話を優先的にしましょう。
阿部選手2000本安打達成!
巨人の阿部選手が2000本安打を達成しました!約一週間前の話であるうえに、この時期は甲子園の話題が日々もちきりなので、ちょっと記憶に薄い話かもしれません。でも、これは本当に素晴らしいことですよね。
あっ、ちなみに言い忘れていましたが…私そこそこ巨人ファンです。そこそこというのは、身内の理由がありますが、ある人が生まれたときから巨人ファンなので、あまり大きく私はファンとは言えません。しかも私の場合、小さい頃は、西武が大好きだったので、ま~渡り鳥のようにファンになった経緯もありますね。
2000本安打を達成した選手の傾向
それはそれで良いとして、過去に2000本安打を達成した人って、どのような人がいるのかなと思い、ちょっと調べてみました。
↓
http://tsurezure-baseball.com/2000hits-achievement/
(『2000本安打の歴代達成者まとめ!最速と最年少は誰でいつ?【プロ野球】 – つれづれベースボール。』より引用)
お~、有名な選手ばかりですね。しかも、傾向としてやはり2000本という道のりを達成するには、長い年月がかかるということでしょう。パッと見た限り、30代半ば以降に達成している選手が多いように見えます。
ということは、それだけ選手寿命が長い選手が達成しているとも言えるでしょう。阿部選手も、気がつけば、もう38歳ですもんね。
阿部選手の意外な事実
さて、その阿部選手ですが、2000本安打を達成後、こんな意外な記事が掲載されていました。
↓
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170814-00000123-sph-base
(『【巨人】阿部慎之助はイップスだった…担当記者が秘話明かす (スポーツ報知) – Yahoo!ニュース』より引用)
実は、阿部選手はイップスだったということです。これは驚きでした。スポーツ選手は、イップスになると、それまでどれだけ素晴らしい活躍をしていても、引退まで追い込まれる場合があると言いますよね。
イップスというと、プロゴルファーがなると、私の中ではあります。だから、野球選手にあったことが意外だったのですが、でも、そのイップスを乗り越えて2000本安打を達成したのは、すごい話ですよね。
おそらく、イップスとまでもいかないまでも、スポーツは肉体だけでなく、もちろん精神も必要なので、その精神的な原因で良いプレーができなくなった経験のある人は、共感できる部分があるでしょう。
私の「最悪な」過去の話
かくいう私もイップスではないですが、長年続けているバスケで、精神的な部分が大きくて、思うようにプレーできないことが、大学時代にありました。足首を捻挫はするし、試合に出れば、ミスばかりするし、最悪な時期がありました。
しかも、その原因の大部分は、監督をしていた先輩から「お前は使いにくい。だから、もう試合に出さない。」とはっきり言われたことでした。
きつかったですね~。あの一言は。だって、これプロであれば「戦力外通告」ですからね。厳しかったですよ~、今でも鮮明にあのときは覚えています。場所も、試合会場で、試合の前のアップの時間でしたからね。
最悪です。
で、結局、私はその後全く試合に出してもらえることはなく、単なる練習に参加するだけの人のなりました。代わりに、私のポジションには、違う人が入りました。でも、結局それも上手くいかず、そのときは永遠に、私のポジションは人がぐるぐる変わっていたきがします。
そんな感じで、本当に、私にとっては精神的な苦痛を受け、結局、その先輩が引退するまで、私は1年間試合に出ることができませんでした。今思えば、悲しいですね・・・。
試合会場は大宮だったので、毎週日曜日に当時練馬区に住んでいたので、練馬区から大宮に行ったり、クルマが足りないからクルマを出してくれといわれ、宇都宮の実家に帰って、親のクルマをかりて、大宮に行ったりと…これって、ホント思うと、最悪な状況でしたね。
しかも、試合には絶対出してもらえないのですから・・・。
と、その後、私は何がきっかけで精神的苦痛を抜けたか忘れましたが、そのときはこの状況を受け入れて、ひとまず自分が努力して、もう一度信頼を勝ち取るしかないと思って練習しました。
加えて、そのときに中学生にバスケを教えに行っていたので、教える楽しさもあり、苦痛を受け入れつつ、楽しみもあったのかなと思います。ちなみに、余談ですが、私のその中学生にバスケを教えていた経験の話が決め手で、就職の内定をいただきましたからね。
「受け入れること」の難しさ
もちろん、私の経験は阿部選手のイップスに比べれば小さい出来事です。だから、比較しようとか、そのような気持ちはありません。
でも、阿部選手の話で驚くと言いますか、それが重要なのかと感銘を受けたことがありました。それが、
「イップスを受け入れる」
ということです。
この記事を読む限り、多くの選手はイップス受け入れないとありました。だから、イップスを抜け出すことができず、そのまま迷路に迷い込むようです。
しかし、阿部選手は、イップスを受け入れ、その治療には様々な方法を使ったようです。そして、「10年」かけて、抜け出したようです。
これってすごいことですよね。立場が高くなればなるほど「マイナスを認める」というのは、なかなかできないものです。でも、やはりこうやって大きな記録を残す選手は、「今の自分を受け入れる」ということができるのですね。
トレードもほんと、これと同じですよね。損失を受けたとき、見ないふりをするか、受け入れるかで結果は大きく変わるでしょう。でも、その受け入れるというのは、口で言うほどカンタンではないものです。
「受け入れる」
言葉ではカンタンですが、これをするのは、本当に難しいですよね。
ー秋山大介
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