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From;西村剛
今日の配信は、ちょっと遅くなってしまいましたが・・・
昨日(9/11)の日本株市場は、大きく上昇しました。日経平均株価は、前日比1.4%プラスの19,545円77銭、マザーズ指数は、前日比1.6%プラスの1030.15ポイントでした。先週の段階では、この記事のようにXデーも言える北朝鮮の建国記念日を控え、暴落の心配がありました。それにより、リスク回避の動きが強まり、大きく下落しました。
ですが、フタを開けてみれば何事もなく、建国記念日を通過しました。それが大きな要因となり、安心感から日本株も買い戻され、大きく上昇しました。この動きを見て、安心している個人投資家の皆さんも多いでしょう。
昨日の上昇、安心していい?
でも、本当にこれで安心して良いのでしょうか?あくまでも、今は一つの山を越えたに過ぎません。もしくは、これを越えたことで、ここから日本株が再び上昇することが想像できるでしょうか?そこで、今日はこれからの株式市場の動向について、私の見解をお伝えしたいと思います。
まず、結論から言いましょう。結論は「まだ安心してはいけない」ということです。今日も、いまのところ株式市場は上昇傾向にあります。仮に、このまま続伸になっても、私はそれを楽観視してはいけないと考えています。
今日本株は下落トレンド継続中
その理由の大きな部分は「日本株は、今下落トレンドを継続している」という点です。ある意味、日本株を表すものである日経平均株価を見ると、依然として、25日移動平均線を下回っています。また、日経平均株価を構成する大型株だけでなく、新興株のマザーズ指数も25日移動平均線を下回っています。つまり、大型株、新興株ともに、下落トレンドを継続しています。
つまり、ここで考えなければならないのは、このように下落トレンドの中では、投資家心理が冷え込んでいるので、何か一つの悪材料で、もう一段下落する可能性が高いということです。しかも、今は、建国記念日は通過したものの、まだまだ北朝鮮問題は継続しています。それをふまえると、再び不穏な動きがあれば、どうなるかは全く分からないでしょう。同時に、その動きにより、もう一段の下落は十分に考えられるでしょう。
今は耐え時
やはり、このような状況ですと、投資家たちは日本株を積極的に買うのは、依然として難しいでしょう。また、北朝鮮問題のような地政学リスクがあるうえ、下落トレンドでは、何も基準を持たずに、ただ自分の気持が赴くままにトレードをする方法で、利益を上げることが非常に難しいでしょう。
そうなると、やはりこのような難しい相場で、着実に利益を積み上げることができるのは、私たちシステムトレーダーだけかもしれません。ただ、今はシグナルがなかなか出ない状況かと思います。もしくは、シグナルが出ても約定しない状況かと思います。だから、なかなかの耐え時かもしれません。
シグナルが出ない意味は?
とはいえ、シグナルが出ないことや約定しないということは「今トレードしても利益になる確率が低い」=「今トレードしても損失になりやすい」という、知らせです。だから、それも一つのシグナルだと思って、しっかりと、私たちシステムトレーダーは、この状況を受け入れましょう。
私たち以外の個人投資家の悲しい末路…
ちなみに、私たち以外の個人投資家は、このような難しいとき動かないことを我慢することができなくなり、動きます。ですが、私たちのシグナルが示すように、「今トレードしても利益になる確率が低い」=「今トレードしても損失になりやすい」状況です。
だから、彼らは、ムリにトレードすることで、高い確率で損失を積み上げていってしまうでしょう。または、これまで積み上げてきた利益を、この損失で一気に吹き飛ばすか、徐々に損失が膨らみ、これまで積み上げた利益を失ってしまうでしょう。
私たちシステムトレーダーの利点
でも、私たちシステムトレーダーは決してそのようなことはありません。シグナルが、そうならないように事前に知らせてくれます。だから、私たちはこれまで積み上げた利益を失うことなく、着実に利益を積み上げることができるのです。
ちなみに、このような沈黙とも言える状況が続くと、次にくるトレンドは、沈黙が長いほど大きく上にも下にも変化します。そうなると、一気にシグナルが出ることもありますので、そのときに備えて準備は怠らないようにしましょう。
ー西村剛
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西村 剛
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