利益の法則というより…



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From;秋山大介

利益の法則というより…お金の法則の話。

私にしては珍しく、このような話をします。おそらく、これは利益の法則というよりお金の法則の話です。何と言えばいいでしょう。カンタンに言えば、「金は天下の回り物」などと言いますが、そのような話です。

ここ最近、私は世の中の原理原則を知るために、大量インプットを心掛けて、久々に勉強に励んでいます。正直、今まさに子育て奮闘中なので、時間がないと言い訳してしまえば、それまでなのですが…子どもの将来のことを考えると、ここで勉強しなければと思うことがたくさんあり、新しい分野も含め勉強に励んでいます。

子どもの成長の原則

ちなみに、子どものためにというのは、色々な意味合いがあるのですが…一つは『7つの習慣』という本に、子どもは、「寝返りを覚えてから、歩き出す」という話があったからです。これは何の話かと言うと、原理原則の話です。人間は寝返りを覚える前に歩かないということが書かれていました。

ま~、言われて見れば当然だよな~という話なのですが、よくよく考えて見れば、本当にそうなんですよね。だから、この本には「原則に逆らってはいけない」ということが書かれています。それで、うちの息子が、先日から寝返りを始めたこともあり、余計にこの原理原則を考えるようになったのです。

ちなみに、ようやくここまで成長しました。

「歩け!」というのは原則に反する…

原理原則に従えば、ここから歩くことになるのでしょう。そうそう、だから『7つの習慣』の中では、子どもに寝返りをしてハイハイする前に、「歩け!」とは言わないでしょ?と書かれています。その「歩け!」の一言が、原則に従わないことであり、それが負の結果をもたらすという話です。

さてさて、こんな原理原則を勉強していると、とある原理原則に当りました。それが、言わば「お金の法則」です。

世の中のお金は…

これはなかなか興味深いものでした。このお金の法則は、私が今勉強している陰陽五行論と、松下幸之助さんの『道をひらく』という本の中に出てきました。二人とも表現は違うのですが、全く同じことを言っていました。それが、、、

世の中のお金の量は同じである。だから、自分のところにくるか来ないかはあなたの生き方次第

ということです。

おそらく、あなたに「お金は好きですか?」と質問したら、「いやいや…」と答えるでしょう。でも、実際のところは、好きか嫌いかと聞かれると、そう答えてしまうだけではないでしょうか。やはり、日本人の感覚からすれば、「好き」と言ったら、強欲なイメージがして嫌われてしまうかもしれませんもんね。

だから、私も聞かれれば…ま~、性格上「好き」と言って、相手から引かれたら「資本主義経済なんだから仕方ないでしょ!」とでも言うかもしれませんね(笑)まっ、それは冗談としても、やはりお金はないよりあったほうが良いと私は考えますので、このお金の法則は正直気になりました。

陰陽五行論では…

そしたら、ちょうど同時期に勉強していた、陰陽五行論と松下幸之助さんの言葉に、同じようなものがあったのです。例えば、陰陽五行論では、こんなことを言っていました。

「世の中のお金の量は決まっている。だから、お金が持っている持っていないというのは、その人がお金に好かれているか、好かれていないかの話なだけ。世の中の原理原則を知り、『素直さ』や『感謝の気持ち』を持てるようになれば、人間的に成長し、お金が自然とその人に集まってくる。だから、ムリに追うほど離れていくし、原理原則に従っていれば、そこに世の中のお金が集まってくる。」

松下幸之助さんは…

と。そして、松下幸之助さんは、本の中でこのように述べていました。

「お金を浪費してしまうのは、国家のお金、つまり国家の財宝をムダに使っているのと同じである。稼いだお金は、国家のものであり、それが特定に人に集まったと思えば、そから違う人に移動し、また誰かに移りを繰り返している。だから、もしあなたがムダ遣いをしたら、それは国家のお金を減らすことで世の中のためにならない。だから、お金は考えて使わなければならない。」

雨が降れば、自然と…

と。こちらは、本の言葉とは違いますが、おおよそこのような話です。そして、松下幸之助さんの話では、もう一つだけあります。それが原理原則の話です。

「人は、雨が降れば自然と傘をさす。これは自然のことであろう。しかし、人はなぜか、雨が降れば傘をさすのは良いのだが、『自分だけは濡れてはならない』と考え、自分のことだけしか考えないときがある。」

「人は雨が降れば自然と傘をさす。雨が降れば濡れるというのは自然の摂理である。それを傘という知恵を使って、濡れないようにしたのは、その摂理に上手く順応した例である。だが、その摂理に順応しないものを作っても、それは長くは続かない。『素直な心』を持って、取り組みたいものだ。」

こちらも、本の言葉とは違いますが、おおよそこのような話です。いかがでしょうか?この原理原則の話深いと思いませんか?

お金の法則とは?

つまり、お金の法則を考えると、その法則に順応したことをしなければ、お金は私たちから離れ、違う人に行ってしまうということなのでしょう。ただし、これは陰と陽で考えれば、陰陽は必ず隣り合わせで、表裏一体なので、私たちの行動次第で、いつでもお金が近づいてきますし、離れることもあるということです。

ちょっと、これだけでは説明が足りないかもしれませんが、なんとな~く、お金の法則が見えてきたでしょうか?

よく、トレードや投資では、最終的に「マインドを鍛える」ような話がでてきます。でも、そのマインドは、トレードや投資に対してです。ただ、このような話を知ると、実はそのマインドとは「人間的成長」の部分なのかな?と思いました。

だって、あれなんですよね。斉藤正章さんとじっくり話してみるとわかりますが、斉藤さんのマインドと言いますか、人柄って、やっぱりあのようなことを話す人たちと近いのですよね。う~ん、考えると深いです。

ちなみに、この話ですが、もっと深い話を知りたい方は、10/1(日)のシステムトレーダーズ・ミーティングに私もいますので、そのときにお声掛けください。こんな話をしておきながらなんですが…けっこう文章では伝えにくいもので(笑)

ー秋山大介

 

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夢幻

平均年利100%以上を叩き出し、今なお資産を増加し続ける現役の専業システムトレーダー。 会社員時代は投資教育会社の統括マネージャーとして、成果を挙げた個人投資家やプロトレーダー、ファンドマネージャーなどに数多く会い、様々な実践トレードの手法を学ぶ。 斉藤正章氏や西村とも古くから交流があり、「システムトレードの達人」を開発当初から愛用している。 退職後は、当時の資金500万円のうち100万円を設備投資に使い、資金400万円で専業トレーダーに転身。 トレードの利益から生活費を捻出するため、当初は、資産がなかなか増えていかない状況が続くも、「システムトレードの達人」を使い独自の投資手法を構築することで、本格的にトレードを開始した2013年以降は年利回りが50%下回ることがないという安定した実績を残している。