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From;西村剛
株式市場の傾向…
最近気がついたのですが、着実に利益を積み上げている人ほど、この傾向を多くしていると思われます。私も何万人という個人投資家などを対象に調べたわけではないのですが、少なくともシステムトレーダーの中では、そう言えるでしょう。
利益を上げる人は知っている
システムトレードとは、そもそも株式市場の傾向などを利用して利益を上げていくものなので、それは当然と言えば当然です。また、システムトレーダー以外の個人投資家でも、利益を上げている人は、明確に分かっているか、もし分かっていなくても、感覚的に理解しているでしょう。
例えば、それはお馴染みのJACKさん、横山利香さん、夕凪さんなども変わりありません。思い返していただきたいのですが、得意分野は違うものの、各々「◯月は、こういう傾向がある」「こういう動きをした銘柄は、こうなる傾向がある」など、何らかの傾向をつかんでいます。
あなたは、どれくい知ってる?
では、あなたはどれくらい傾向をつかんでいるでしょうか?例えば、有名どころの傾向は「月ごとの傾向」でしょう。または、「曜日の傾向」などもあるでしょう。もしくは、ある一定の時期、例えば年末年始や年度末など、そういった株式市場が動きやすい時期の傾向もあるでしょう。
ただ、これですが案外、しっかりと把握している人は少ないものです。その例として挙げたいのが
「年末から3月末にかけて株価が上がりやすい」
という傾向です。
なぜ、12月~3月は株価が上がりやすいのか?
12月は、毎年節税対策の売りが出やすい月でで、その売りが終わると、株価が反転しやすい傾向があります。特に、3月末に掛けては年度初めの機関投資家による日本株買い期待や企業決算の好調さが確認されやすい時期で、株価が上がりやすい傾向があります。
これはある種のフォワードテスト
ただ、問題なのが、この傾向を知っているからといって、何をどうするか?です。そこで私から一つ提案したいのが「運用中の売買ルールの12月~3月の成績を確認する」ということです。ある種、これはフォワードテストの一種になりますが、この期間でどのような成績になるか確認すると良いでしょう。
もちろん、あくまでも傾向なので、今年も同じ動きをするかは分かりません。ただし、過去の株価の動きを見る限り、そのような動きをすることが多いのです。それであれば、しっかりと、このような時期に利益を積み上げているか確認しておく必要があるでしょう。
もし、この期間も長期間と同じような結果であれば…
特に、この方法はある種フォワードテストと言いましたが、全体の検証結果も、この時期だけの検証結果も同じような推移であれば、その売買ルールは、強固な売買ルールだと考えられるでしょう。もちろん、この期間だけでなく、あらゆる期間で同じようなことをする必要はあるのですが、このような短期間と長期間の検証結果に乖離がないほど、その売買ルールは利益を上げやすい売買ルールだと言えるでしょう。
ですので、そういった意味も含めて、この12月~3月の成績を確認することは必須でしょう。特に、今年は需給面で見た場合、これから株価が買われやすい時期に入っていくと考えられます。それであれば、この期間を念頭におきながら売買ルールを改良することで、この期間により効率良く利益を積み上げることができるでしょう。
傾向を知ることの重要性
ちょっとしたことに聞こえるかもしれませんが、このように傾向を知っておくことで、売買ルールの改良に活きてきます。また、売買ルールの改良に活かすことで、利益になって返ってきます。だから、傾向を知っているだけでなく、こうやって活かすと、成績はずいぶんと変わるということです。そして、この傾向をたくさん知り、それを引き出しとして持っておけば、それも利益につながるということです。
傾向…ほんと、ちょっとした一言ですが、これを知っていて「活用」することで全く変わります。ぜひ、あなたもこの傾向を活かして、今よりももっと着実に利益を積み上げていきましょう。
ー西村剛
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