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From;西村剛
12月の日本株は、株価が上昇しやすい傾向があります。
しかも、年間を通じて、最も上昇しやすいのが、この12月です。特に今は、昨日お届けした『日本株再上昇のタイミングは?』にあるように、ここか再び日本株が上昇する可能性があります。
注意!12月の傾向
ただ、この株価が上がりやすいと言われる12月の株式市場ですが、1つ十分に注意しなければならないことがあります。それは、、、
「月の後半から、そのような傾向が見られる」
ということです。
いくら12月の株価が上がりやすいと言っても、1ヶ月間ずっと上がり続けているわけではありません。実は、「月の前半は株が売られやすく、後半は買い戻しが起きやすい」という傾向が、この傾向の裏側の傾向としてあるからです。
なぜ、前半は株が売られやすいのか?
なぜ、そのような傾向の裏側の傾向があるかというと、それは「12月は節税対策の売り出し」が出やすいからです。12月の前半は、個人投資家が課税される税金を少しでも減らそうと、含み損を抱えている銘柄を手仕舞いし、損失を確定させる傾向があります。ですが、反対に含み益を抱えた銘柄は、翌年まで持ち越そうという傾向があります。
これがまさに個人投資家の動き…
まさに、これが人間心理であり、個人投資家の動きなのです。ただ、もちろんあなたは、日々熱心に勉強するシステムトレーダーですので、そんなことはないと思いますが、しばしば、この個人投資家の動きを軽く見ている投資家が存在します。例えば、「個人投資家は資金がそれほどないから、市場を動かすほどの何かはないだろう…」と。
ですが、日本株市場を構成する二大投資家は、外国人投資家と個人投資家です。外国人投資家は、確かに資金量が大きいと思われるので、二大投資家の一人として挙げても違和感はないでしょう。しかし、個人投資家はどうか?というところですが、やはり数が多いので、ちりも積もればの世界で、侮れないのです。
この戦略も、個人投資家の心理を逆手に…
だから、私たちシステムトレーダーは、外国人投資家も良いですが、個人投資家の投資家心理の反対を付き、利益を上げていく戦略を考えます。例えば、その代表が逆張り戦略でしょう。というように、実は今実戦している戦略や、この5つの最強の投資戦略に掲載されているものは、個人投資家の心理を逆手に撮った戦略と見ることもできるのです。
ですので、個人投資家の動きが株式市場に影響がないかと言えば、決してそのようなことはないのです。つまり、それをふまえると、12月は、個人投資家の節税対策が株式市場を動かす大きな材料になります。そして、その材料が前半は売られやすく、後半は買い戻しが起き、株価が上昇しやすいという傾向があるのです。ちなみに、12月は年末年始に特有の傾向もあります。それを利用した戦略もあります。ですので、この12月は、色々特長が出やすい月なのでしょう。
利益を蓄積するには、傾向の蓄積も必須
もちろん、この傾向が必ずしも来月に起きるとは限りません。ですが、このような傾向をたくさん抑えておくことで、あなたの売買ルールを、より洗練させたり、パワーアップするきっかけになるでしょう。私も最近気が付きましたが、着実に利益を積み上げているシステムトレーダーほど、このような傾向をたくさん知っています。そして、その傾向を利用して戦略を組み立てています。
それを考えると、今日の話は小さなことに見えるかもしれませんが、活用次第であなたに大きな利益をもたらす可能性が十分にあると考えられるでしょう。傾向は、12月に限らず、またこのような月ごとに限らず、様々なところに眠っています。ぜひ、そのような傾向を蓄積して、更に着実に利益を積み上げられるようにしましょう。
ー西村剛
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