あと何年生きられるのだろう…



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From;秋山大介

アキヤマサーン、オカネハカセグモノデスカ?ソレトモミンナノモノデスカ?

って、全部カタカナは読みにくいですよね(-_-;)変換しましょう。

「秋山さん、お金は稼ぐものですか?それとも、みんなのものですか?」と、つい先日、私の専属コーチであるアメリカ人から質問されました。ぜひ、あなたも考えてみてください。あなたであれば、どう考えるでしょうか?

「お金」と「富」

さて、私は最近「お金」や「富」について非常に興味があります。特にその思いが強くなったのは、息子が生まれてからでしょう。もちろん、結婚したときもそうでしたし、実家の会社を父から継いだときもそうでしたが、やはり息子の誕生は、それをよりいっそう強くしました。ただ、誤解しないでいただきたいのが、この興味は、いわゆる「強欲」ではありません。ですが、もしかすると、受け止め方によっては、そう聞こえてしまうかもしれません。でも、違います。

きっかけは朝5時に送られてきた、一行のメール

もう何年もこのメールマガジンをお読みいただいている方は、ご存じかもしれませんが、私は5年前に父を急死で亡くしました。全くどこも悪くなったので、いわゆる寿命で死にしました。だから、残された家族は、全く心の準備もなく、突然朝5時頃に、父が死んでしまったと聞きました。

特に私はシュールでしたよ…母からメールで一行…「おとうさんは死にました」と届きましたからね。それで父の死を知って、それから私は実家の会社との兼務が始まりました。ちなみに、父の年齢は64歳…厳密に言えば、63歳と86日で急死しました。

正直、私は父がこんな早くに亡くなるとは全く思っていませんでした。それこそ、死にたくても死ねないほど生きているのではないかと思っていたくらいです。奇しくも私が父から会社をバトンタッチされた年齢と同じ33歳で起業し、その後、30年間走り抜けました。最後の年は、過去最高益を達成し、ずっとずっと憧れていたクルマを購入し、他にも未だに語り継がれる逸話があるので、まるで打ち上げ花火のような人生でした。ただ、残念なのが、その憧れのクルマが納車され、1週間で亡くなったことでしょうか…

でも、統計的にみると、やはり…

もちろん、苦労も耐えなかったでしょうけど、好き勝手歩んでいたので、ストレスフリーで、亡くなる要素などなかったと思っていました。ですが、急死しました。しかも、これは秋山家の墓石に彫られた、先祖と同じような年齢で…。つまり、私の家系は先祖代々、平均寿命が伸びるごとに伸びているだけで、比較的短命なのです。

と、、、説明が長くなりましたが、まさか…と思っていたこともありつつ、システムトレードのように統計的に見れば、サンプル数は少ないですが、やはり私の家系は平均寿命から見れば、短命だと実感してしまったのです。

あと30年で何が残せるか?

ですので、私は父が亡くなったときから、こう考えてしまいました。

「あと何年生きられるのだろう」と。

こんな話をすると、諸先輩方からおしかりを受けてしまいそうですが(実際、先輩から激怒されたこともありましたが(-_-;))私の家系の統計として受け止めていただければと思います。そして、次にこう考えました。

「父と同じ年齢で考えれば、残りは約30年。父は、世の中と家族に事業を残してくれた。では、自分はあと30年で、世の中と家族に何を残せるだろうか?」と。

死から逆算すると行動が変わる

実は、これ『7つの習慣』にも書かれている「自分が死んだときを想像する」という、まさにその話でした。『7つの習慣』では、もう少し柔らかく、もし自分が亡くなったとき、どのように送ってもらいたいかということを想像するという話が書かれています。

これが言わんとすることは、例えば、葬儀にたくさんの人に参加していただきたいのであれば、「今の自分はそういう振る舞いをしているか?」と自問自答することが目的です。死から逆算すると、今の行動が変わるということです。

つまり、私はそれを父の死をきっかけに自然にしていたということです。そして、そんな中、父の死から5年経ち、私は、父と同じように、息子が誕生しました。すると、世の中と家族に何を残せるかということが、よりいっそう強くなったのです。

質問の答え

そして、興味を持った一つが「お金」や「富」でした。そんな中、質問されたのが、あの言葉でした。あなたは、もし同じ質問をされたら、何と答えるでしょうか?

ちなみに、私は教科書通り、こんな答えをしました(笑)

「日本には、金は天下の廻りものという言葉や、松下幸之助さんの言葉に影響を受けてきているので、そういった意味では、稼ぐものではなく、みんなのものと言いますか…お金に好かれる人にお金が行くのではないでしょうか?
ただ、結局はみんなのものですよね。しかし、まだ私はその考えの領域に到達しきれていませんけど(-_-;)」

すると、

「アキヤマサーン、スバラシイデスネー。ソノトオリデース。」とコーチは言いました。

そして、話は続きました。(ここからはひらがなと漢字で書きます(笑))

お金は稼ぐものではなく…

「そうです、お金はみんなのものです。もちろん共産圏を意味することではありませんが、お金は、そのとき必要な人のところにいくのです。だから、自分で稼いでいるというのではなく、自分のところに偶然回ってきていると考えるのが良いのです。

だから、例えば、毎月自分の所得の何%を寄付に回すなど、そういったことをすることが、重要なのです。また、高い買い物をするときも、それはお金を失うのではなく、必要な人のところに移動しただけだと思うと良いでしょう。そして、それは自分が必要になったとき、自分に返ってくると。」

と、こんな話が続きました。おそらく、これは考え方の違いでしょう。でも、コーチいわく、いわゆる人格者と言われ、富を築く人たちは、こういった考えを持っているとのことでした。実は、この話、『7つの習慣』が概念の本と捉えると、その具体的行動を書いたジェームス・スキナーさんの本にも同じことが書かれていました。
ちなみに、このコーチとジェームス・スキナーは友人であり、仕事仲間です。だから、同じことを話しているのです。

と、、、なかなか、この話はしっくりくる人と、こない人に別れると思います。ただ、少なくとも私は、父の死をきっかけに考えたことと、約半年間このコーチと接していることで、このような考えにシフトしつつあったので、非常にしっくりきました。実際、松下幸之助さんも、『道をひらく』の中で、同じようなことを述べていますからね。

トレードに置き換えると?

ちなみに、これトレードで話を置き換えたらいかがでしょうか?

「利益は、稼ぐものか?それともみんなのものか?」

もしかすると、ここのマインドセット次第で、利益という次元ではなく「富」を築くか、それとも単なる利益にとどまってしまうかが別れてしまうのかもしれません。この話、現時点では上手く考えられなくても、きっと後々役立ってくると思います。ぜひ、あなたの心の中に、この問いを残し、自問自答し続けていただければと思います。コーチいわく、本当にこの考えにいたり、行動したとき、富があなたに近寄ってくるそうです…。

ー秋山大介

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夢幻

平均年利100%以上を叩き出し、今なお資産を増加し続ける現役の専業システムトレーダー。 会社員時代は投資教育会社の統括マネージャーとして、成果を挙げた個人投資家やプロトレーダー、ファンドマネージャーなどに数多く会い、様々な実践トレードの手法を学ぶ。 斉藤正章氏や西村とも古くから交流があり、「システムトレードの達人」を開発当初から愛用している。 退職後は、当時の資金500万円のうち100万円を設備投資に使い、資金400万円で専業トレーダーに転身。 トレードの利益から生活費を捻出するため、当初は、資産がなかなか増えていかない状況が続くも、「システムトレードの達人」を使い独自の投資手法を構築することで、本格的にトレードを開始した2013年以降は年利回りが50%下回ることがないという安定した実績を残している。