箱根駅伝4連覇の裏に隠れた快挙



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From;秋山大介

何から話すのが一番良いのでしょうか…?

久々に迷ってます。この話は取り上げる要素が多すぎて、今回だけで話しきれるかな~というところです。だから、今こうやって話していて思いましたが、2回に分けたほうが良いかもしれませんね。といいつつ、今回だけで上手いこと完結する可能性もありますが…(笑)そのときは、そのときということで(汗)

4連覇の裏に隠れた快挙…

そんな話せる内容が盛りだくさんの中から、今回取り上げるのは「11時間切り」です。この言葉にピンときたあなたは、非常にカンが良いか、私のようにお正月は家にこもり、箱根駅伝をじっと見てしまった人でしょう(笑)そうです、これは、箱根駅伝で青山学院大学が達成した快挙です。

4連覇もスゴイことなので、そちらのほうが注目されていますが、その4連覇と同時に彼らは総合新記録タイムを達成し、「11時間切り」を記録しました。しかも、2位の東洋大学とは5分近い差を付けての圧巻の優勝でした。では、なぜ彼らは4連覇だけでなく、タイムを新記録を達成することができたのでしょうか?

なぜ、11時間切りができた?

もしかするとそれは、始まる前からメディアに出ていましたが、原監督の言う「ハーモニー大作戦」のおかげかもしれません。または、しっかりとデータ管理したトレーニングをしているとのことですので、その賜物かもしれません。でも、私は今回全く違うところに着目しました…

それは「原監督が見ている世界の賜物」だということです。もちろん、ハーモニー大作戦もデータ管理も、この記録を達成するために必要な要素だと思います。ただ、それよりも何よりも、これらの必要な要素の発端は「原監督の見ている世界の賜物」ではないかと、私は考えています。

この原則を思い出そう!

前回の記事で、私はこのようなことをお伝えしました。もし望む結果を得たいなら、このような3つの過程が…いや原則が必須だということです。

【望む結果を得るための原則】

◯望む結果を得られる正しい思考(パラダイム)

◯望む結果を得られる正しい行動・習慣・スキル・手段(正しい思考に沿った行動)

◯望む結果(望む結果を得られる正しい思考に沿った行動から生まれるもの)

では、これに当てはめて考えてみましょう。こうすると分かりやすいのですが、ハーモニー大作戦もデータ管理は「望む結果を得られる正しい行動・習慣・スキル・手段(正しい思考に沿った行動)」だと考えられます。実際、これはそうですよね。どちらも、望む結果を手に入れるための手段に過ぎません。ということは、望む結果を手に入れるには、もっと根本があるということです。

原則に従って考えてみると…

では、この原則に従って、もっと根本の「望む結果を得られる正しい思考(パラダイム)」を考えると…そうです、「原監督の見ている世界」が、まさにこれでしょう。つまり、「原監督の見ている世界」がなければ、ハーモニー大作戦もデータ管理も、どちらもないということです。

ちなみに、「原監督の見ている世界」ですが、これは最近のインタビューや本などをお読みいただくとよく分かります。端的に言えば、陸上をもっと世の中に普及させることを考えています。記録を出すでもなく、肉体を作り上げるでもなく、陸上をもっと普及することを考えています。

ライバルは他大学ではない

常に、ライバルは他大学ではなく、プロチームがある、野球やサッカーだとコメントしていますよね。だから、小競り合いと言ったら失礼かもしれませんが、小さな枠組みの中で小競り合いをしているのではなく、もっと大きな枠組みで考えているということでしょう。

今回の箱根駅伝でも、これはそう言いながら記録の話になってしまいますが、他大学がどうか、何位になるかよりも、「11時間を切る」ということが目標だったと中継で言っていました。青山学院大学は、箱根駅伝まで絶不調とも言える状況でしたので、通常であれば何か違うところにいきそうですが、そこはブレずにタイムが目標だったようです。

他大学は原則中心ではなく、青山学院大学中心に…

でも、これってもはや他の大学の監督と見えているものが違いますよね。極端に言えば、他大学の監督は「いかに青山学院大学に勝つか」の思考が発端になっていたでしょう。タイムどうこうではなく、青山学院大学にどう競り勝つか、彼らはどのようなメンバーで来るのか、などなど、全ての思考の発端が、青山学院大学になっていたでしょう。

ちょっと深い話をすれば、原則を中心に回るのではなく、青山学院大学を中心に物事を考える思考(パラダイム)に陥ってしまっているということでしょう。彼らがこうくれば、自分たちはこうする。彼らが、あのようなトレーニングをしているときけば、自分たちはこうする。

行動も感情も青山学院大学に依存して動く

もっと深い話をすると、もはや自分たちの触覚を失い、青山学院大学が触覚になり、主体性がなくなった状態と言えるでしょう。言い換えれば、青山学院大学に「依存」して、全ての行動や感情が動かされている状態です。

しかも、原監督は一部批判はあるものの、そんなのは見えている世界が違うのでもろともせず、陸上の普及を目的にメディアへの露出を高めていっていました。ということは、他大学の監督は自然とそこに目がいき、嫌でもその情報を聞いてしまいますから、またそこで原監督や青山学院大学に依存して、行動や感情が動かされてしまっていたのでしょう。

実は、走る前に勝負は決まっていた

だから、こう考えるとよく分かるのですが、この原則で考えれば、もう走る前から勝負あったということなのかもしれません。原監督率いる青山学院大学は、優勝ももちろん目標だがタイムにこだわり、他大学がどうよりも、自分たちのデータを見て、今自分は走れる状態か?と常に自分に問いかけながらトレーニングをしています。

一方、他大学は彼らに依存して行動や感情が動くので、優勝ではないところに結果を求めてしまっていたのでしょう。こうなってしまっては、もはや箱根駅伝で「望む結果を得られる正しい思考(パラダイム)」ではなく、青山学院大学とどう戦うかというパラダイムに陥っているので、そこから出てくる結果は自然です。

ただ、これは後付の話と言えば、後付なのかもしれませんが、でもこうやって見ると、原則通り動いていたのが青山学院大学で、原則を知らずに右往左往してしまったのが、他大学というところでしょう。そういった意味では、望む結果を得るには、いかに「望む結果を得られる正しい思考(パラダイム)」が重要かが、実感いただけるのではないでしょうか。

原則はここでも使われた…

ちなみに…原監督は、以前、箱根駅伝の関東学生選抜のチームの監督をしたことがあったようです。そして、その順位は「4位」でという快挙でした。関東学生選抜と言えば、下位になるのが定番のようなものですが、このときだけは全く違い、チームとして機能し、このような成績を残したようです。

原監督の本に書かれていましたが、このときも「望む結果を得られる正しい思考(パラダイム)」から始まっていたようですね。ただ、このときはどちらかと言うと、学生主体で、トレーニングや作戦よりも、「共通の目標」を全員で作り上げたようです。そして、それには何が必要かを考え、その結果が4位だったようです。

まだまだ、話すことはありますが(汗)

つまり、いつでもやることは変わらないということですね。ということで、今回の箱根駅伝は、非常に勉強になりました。まだまだ、お伝えしたい内容はありますが、今回はここで留めておきましょう。

あっ…そうそうトレードの話を全くしませんでしたが、この話は原則ですので、あなたの考え方次第で、ものすごくトレードに直結する話だと思います。だから、ぜひあなたなりに、この話をふまえて考えてみると良いと思います。あれ…このセリフ…前回の記事でも同じことを言っていましたね(汗)

追伸

ぼくのしんねんのあいさつがまだなので…
ことしもよろしくおねがいします^^また、セミナーにさんかしてにっきをかくのでよろしくおねがいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

大智(たいち)…お年玉は食べ物ではありませんよ…(汗)父より。

ー秋山大介

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夢幻

平均年利100%以上を叩き出し、今なお資産を増加し続ける現役の専業システムトレーダー。 会社員時代は投資教育会社の統括マネージャーとして、成果を挙げた個人投資家やプロトレーダー、ファンドマネージャーなどに数多く会い、様々な実践トレードの手法を学ぶ。 斉藤正章氏や西村とも古くから交流があり、「システムトレードの達人」を開発当初から愛用している。 退職後は、当時の資金500万円のうち100万円を設備投資に使い、資金400万円で専業トレーダーに転身。 トレードの利益から生活費を捻出するため、当初は、資産がなかなか増えていかない状況が続くも、「システムトレードの達人」を使い独自の投資手法を構築することで、本格的にトレードを開始した2013年以降は年利回りが50%下回ることがないという安定した実績を残している。