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From;西村剛
昨日(2/8)の日本株市場は上昇しました。
ただし、まだ力強く反発したというほどではなく、ひとまず反発したという印象でしょう。そこで、昨日の日本株市場を数字で振り返りましょう。日経平均株価は、前日比1.1%上昇の21,890円86銭、マザーズ指数は前日比3.5%プラスの1212.93ポイントでした。
まだまだ先行き不透明…
米国株式市場も、やや落ち着きを取り戻しつつあります。ただし、まだまだ波乱がありそうな先行き不透明であることを否めません。日本株も、それに引っ張られるように反発と言っても、やはり数字で確認しても力強い反発ではなく、依然として先行き不透明な状況が続いています。
暴落指数を確認すると…
では、ここで久々に出しますが、もう一つ数字で確認したいと思います。その指標とは、私が暴落の予兆や底打ちを判断するために使用している「暴落指数」です。これは、独自の指標なので、公には全くされていないものですが、過去の暴落時の状況を見る限り、信ぴょう性が高いものです。この指標は、いまこのように動いています。
◯2/6(火):12銘柄
◯2/7(水):6銘柄
◯2/8(木):5銘柄
このように徐々に暴落指数の対象銘柄が減りつつあります。ちなみに、これがいったどのような状況かと言うと、現段階では、2014年10月に起きた暴落と同じような推移になっています。しかも、このときの暴落も「米国経済」が原因でした。日経平均株価は16,300円から14,500円まで下落し、その後2週間程度で暴落前の水準にまで回復しました。
暴落前の回復に6ヶ月かかる可能性も…
それを考えると、今回も楽観的なシナリオとして、この2014年の暴落時と同じような動きになるのではないかと考えれます。しかし…2013年6月のような少し遅れた暴落という場合もあります。このときは、暴落前の水準に回復するのに、6ヶ月かかりました。
現段階ではどちらのスパンになってもおかしくない状況でしょう。だから、この暴落から暴落前の水準に回復するには、数週間程度の場合もあれば、半年から1年ということも十分にあり得るでしょう。だから、決して楽観的に見ることなく、最悪のシナリオも想定して、今後のトレードに挑むのが良いでしょう。
こんなとき私たちシステムトレーダーがすべきこと
では、私たちシステムトレーダーは、このようなときどうすれば良いか?ですが、それはいつも通り「シグナルの奴隷のごとくトレードする」ことです。特に、このような状況のときは、「自信のある売買ルール」で、シグナル通りトレードするのが良いでしょう。
ここからは株価の乱高下が予想される
なぜなら、今のような暴落時は、株式市場が大きく乱高下します。このようなとき自信のない売買ルールを運用していると、何かと不安になってしまうことが多いでしょう。そうすると、その売買ルールに疑問が出てきて、それが不信感に変わるということは十分にあります。
目の前の利益や損失に振り回されないようにすべきこと
そうなってしまうと、仮にその売買ルールが長期的に見て有効な売買ルールであっても、運用をストップしてしまい、損失を抱えてままになってしまうということも考えられます。特に、株価が乱高下すると、目先の利益に気持ちが傾き、このようなことが起きかねません。
それを考えると、やはりこのようなときは、自信のある売買ルールをシグナル通りにトレードすることが重要なのです。そして、それこそが私たちが着実に利益を積み上げる最良の方法のでもあるでしょう。
今回の暴落を決して楽観視してはいけない
今回の暴落は突発的な暴落であっただけに、すぐに反発するだろうという楽観的な見方も多いかと思います。ですが、実際に先ほどの暴落指数の動きを過去の暴落に照らし合わせると、早ければ数週間で回復ですが、長ければ半年を越えることも予想されます。
もちろん早く回復すれば良いですが、長い場合は、それだけ乱高下も続くとも考えられるでしょう。もし、そうなったことも考えると、この自信のある売買ルールをシグナル通りにトレードすることは重要です。ぜひ、このことを忘れずに、周囲が慌てても何も考えることなく、私たちは私たちの信じる道を進みましょう。それが、私たちの望む成功を手にする最短ルートなのですから…。
ー西村剛
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