【お知らせ】
下記リンクのメルマガを中心に情報を更新していく予定です。
無料ですのでぜひご登録いただけるとありがたいです
↓
西村剛の投資戦略メルマガ【無料】
From;西村剛
あの暴落があって以来、ずいぶんとキリキリとした内容が続いてしまいました。
それだけ株式市場の動向が読めず、難しい局面に来ているということなのでしょう。まだまだ、株価に方向感がなく、再び上昇トレンドに入るのか、それとも下落トレンドに入るのか、分からない状況が続いています。ただ、そのような展開もずいぶん長いので、少々疲れてしまった人もいるのではないでしょうか?そこで、今回はインスタントに利益が上げられそうな最新の戦略をお届けしたいと思います。
明日仕込んで明後日利益が見込める超ホット戦略
実は、これもし最短でいけば、明日仕込んで明後日利益が見込めるという超ホットな戦略です。しかも、この戦略は、おそらく、それほどトレンドに左右されずに安定して機能する戦略なのではないかと考えられます。なぜなら、その戦略は「積立型の金融商品の普及」を逆手に取った戦略だからです。
積立◯◯の金融商品の特長
積立型の金融商品とは、主に株や投資信託で毎月一定額を買い付ける金融商品です。最近は、政府が貯蓄ではなく運用することを積極的に進めていることもあり、「積立◯◯」という言葉を耳にする機会が非常に増えたのではないでしょうか?まさに、あれが積立型の金融商品です。
例えば貯蓄をメインにした本などを見ると、月◯千円で何年預ければ、貯蓄がこんなに増えるなどの表現をしているものもあります。特に、この積立型は、資金が比較的少ない方や、少額からはじめたい方向けに紹介されていることが多いように見えます。
または、投資をはじめたい人や、半ば強制的に銀行口座などから引き落とされることで、貯蓄をしていきたいという人に紹介されているように感じます。つまり、いずれの場合も毎月コンスタントに買い付けを行っているのが、この積立型の金融商品なのです。
トレンドに関係なく、半ば強制買い付け…
ということは、株式市場のトレンドに関係なく、毎月半ば強制的に自分が設定した日付に、買い付けが行われるということです。そして、この設定した日付を、ある金融関係の企業が調査しました。そうしたところ、大変興味深い結果が掲載されていました。それが…
「毎月1日に積み立てる人が最も多い」
というデータです。次に月末、10日、25日と続くのですが、この調査によれば、口座への入金のタイミング忘れないようにしたり、購入したファンドの基準価格の計算をカンタンにするためではないかと予想されています。もちろん、この理由はどちらでも良いのですが…事実としてあるのは「毎月1日に積み立てる人が最も多い」ということです。
このアイデアの有効性は?
つまり、これは毎月1日に買い付けをする人が多いということですので、私はこのようなアイデアを考えました。
「月末の引けに買って、月初の寄り付きに売ると利益になりやすい」
そこで、この考えが正しいか、以下のような売買ルールを作成し、検証しました。
////////////////////////////////////////////
◯検証対象:全銘柄
◯買いルール:31日の引けで買い
◯売りルール:1日の寄り付きで売り
////////////////////////////////////////////
この結果はどうでしょうか?検証結果は以下の通りです。
======================
◯勝率: 55.06 %
◯勝ち数: 113,706 回
◯負け数: 92,796 回
◯引き分け数: 57,038 回
◯平均損益(円): 202 円 平均損益(率): 0.10 %
◯平均利益(円): 2,935 円 平均利益(率): 1.47 %
◯平均損失(円): -3,022 円 平均損失(率): -1.51 %
◯プロフィットファクター: 1.190
======================
勝率が55%、平均損益がプラスです。この結果を見る限り、このアイデアは統計的に見て有効な戦略であることが分かりました。もちろん、この売買ルールは、まだコンセプト段階ですので、ここからあなたに合わせて改良が必要です。
明日にでも使えそうな新戦略
ただし、このアイデアを使えば、ちょうど月末ですので、明日にでも使える新戦略が手に入ったと言っても過言ではありません。しかも、これは積立型の金融商品の特長を活かし、毎月起きることが想定されます。また、その積立を一気にやめる人がいない限り、トレンドに左右されることなく継続いします。それを考えると一つの戦略として組み込むのも良い方法でしょう。
私たちシステムトレーダーだからできること
このように、システムトレードは、株価の傾向から戦略を考えるだけでなく、私たちシステムトレーダー以外の個人投資家の動きを逆手に取って戦略を考えることができます。しかも、このような動きは、独特なうえ、なかなか実践しようとしてもできません。
私たちシステムトレーダーは、検証をすれば、このように分があることが分かりますが、検証をできない私たち以外の個人投資家たちは、「もしかしたら有効かもしれない…」っと思うだけで、実践するには非常に勇気がいるでしょう。
ですが、私たちシステムトレーダーは、そのようなことは関係なく検証で上手くいけば、現実の利益につなげることができます。ある種これも、私たちシステムトレーダーの特権です。ぜひ、この特権を活かして、さらに利益を積み上げていきましょう。
ー西村剛
【無料】システムトレードの検証ができる株式投資ソフトのフリー版を無料プレゼントします。こちらをクリックください!西村 剛
最新記事 by 西村 剛 (全て見る)
- 決算発表でねらい目な銘柄、避けるべき銘柄の特長【西村剛】 - 2025年1月23日
- 寒波到来でねらい目な銘柄【西村剛】 - 2025年1月9日
- 売り出し、公募増資に対する考え方【西村剛】 - 2025年1月8日